化石の街・美祢に岩の大海があった!(2002.05.12 update)


「♪」マークが怪しい・・・
って、ゆうか わしにはお地蔵様がウォークマンを楽しんでいるように見えるが?


山口県美祢市・・・・レーシングが好きな人には「MINEサーキット」が有名なくらいで 他県の人にはあまり聞きなれない名前の街ではなかろうか? 観光地と言っても特に有名なものも無く まわりを取り囲む秋吉台、山口市、長門市、下関市、宇部市のほうが知名度は高いんで仕方のないことかもしれないな。
しかしながらこの街は地下資源が豊富に産出され セメントの材料である石灰石の生産量は全国屈指であり、山口県を代表する企業「宇部興産」の基礎を支えている街である。そしてまた大理石、化石などでも有名なのだ。(県下では)

とある調査によると「住みやすさ・暮らしやすさ県下ナンバー1」と言われているらしいが、交通の要所に位置するので私も頻繁に訪れる街にもかかわらず特に目立ったスポットもないので コンビニに立ち寄る以外は車で通り過ぎるだけで 37年間生きてきて今までじっくり散策したことなど一度も無いぞ。地元民や宇部興産関連企業で働く人以外では あまり行く必要の感じない街である印象は否めないな・・・・。
むぅ!こんなことでは美祢市民の皆様に対して申し訳が立たんし なにより山口県民として許されまいっ!!

私が横浜から下関市に転勤になったことを受けて今回の「たんけん」は そんな美祢市の調査に乗り出すことにしたのだった。 ま、所詮我々の調査なんで当然「MINEサーキット」とか「ニュージーランド村」などの(まあまあ)メジャーなスポットは対象外だがな。ふふふっ。


02年のGWの某日、美祢市を探検すべく探検隊が待ち合わせの場所に選んだのは、「道の駅・おふく」だった。美祢市そのものは隊長たろうの拠点である萩市と ばら隊員の拠点である下関市とのちょうど中間点に位置するのだが、なんでそのような町外れの場所を選んだからというと 我々たんけん隊のメンバーは誰も「美祢市で気軽に待ち合わせのできる場所」というのを知らなかったからなのだ。それに道の駅では簡単な地域観光情報なんかも入手しやすいし、腹ごしらえもできるからな。

道の駅 おふく余談だが この「道の駅・おふく」のある付近は「おふく温泉」というひなびたスポットで 後半で紹介するが この道の駅でも「隠し味にホルマ・・・いや、トルマリンを使った」という露天風呂が楽しめるぞ。もっとも待ち合わせで我々がココを訪れたときは真っ昼間だったんで そんなものを堪能する時間は無かったんだが・・・。手作りシャーベット

右はこの道の駅自慢の「手作りシャーベット」。イチゴとかバナナとかいろいろあって美味いぞっ!

ちなみに私はこのとき「栗シャーベット」(220円)を試食。
非常に素朴な味でベリグッ♪
あとゴマとかも美味そうだったが、ゴマアイスを食した たーし隊員に感想を聞くと、
「・・・味は・・・ゴマだったな・・・」と、何の参考にもならない回答が返って来たぞ。
幸せを呼ぶカエル・ケロくん
「こんな何も無いところでは ロクに時間も潰せんぞっ(-_-#)」
と たろう隊長も痺れを切らしたころに現場に到着したばら隊員。
「道の駅おふく」では入り口に謎のカエル「ケロくん」がお出迎えだ。
・・・周りは山で自然たっぷりなんで きっと夜になるとカエルがうるさいんだろうな。

何故マイクを握っているのか不明だが・・・カジカガエルみたいにきれいな鳴き声をするカエルでも生息しているのかな?
単なるトノサマガエルやガマガエル、ウシガエルの類なら こんなに嬉しそうに生き生きと唄われても迷惑なんだろうが・・・

思わずジャイアンのリサイタルの光景が頭をよぎってしまう石像だな・・・。

では今回の「たんけん」として調査すべき美祢市のスポットを拾い出してみよう。 さっそく地図を開いて我々好みの怪しげなスポットが無いかどうか確認する一行。
山口県民として我々が「美祢」と聞いて思いつくのは やはり石、岩、化石・・・地下資源や化石が街のトレードマークだし 周りが山に囲まれていてコレといった大きな川も無い土地柄、結局のところ山登りがどうしてもメインになるのは間違いあるまい・・・。
観光案内を見てもサーキット場とニュージーランド村以外は やっぱり山寺や自然公園、化石関連の資料館しかなさそうだし、今回は石にまつわるスポット三昧かな?まあメンバーはみんな石好きだから もしかしたらもってこいのシチュエーションかも・・・。
そんな美祢市をくまなく回れば もしかして「柔らかい石」の一つくらいは発見できるかも知れんな。ほほほ。(笑ってくれぇ〜・・)


まず我々が最初にやってきたのは 集合場所である「道の駅・おふく」から車で少々のところにある「水神公園」だ。なんでもここはソーメン流しで有名な場所らしいぞ。近づくにつれて「ソーメン流し」と書かれた幟があちこちに立てられていたからな。

水神公園 美祢市のはずれの山のふもとにある水神公園。混雑するわけでもなく この季節は新緑いっぱいで 我々のように野郎同志で来てもあまり嬉しくないが デートや家族連れで遊びに来るにはお金もかからない穴場かもしれんな。
我々がやってきたこの日からソーメン流しの営業も開始されたらしいが、まだ肌寒い山の中なんで客は少なかったな・・・。ソーメン流しも一人の客もいなかったぞ。


右がこの公園の上流にある「水神の滝」。小さいながらも風情のある滝だぞ。

水神の滝
流しソーメン 流しソーメン
この日からオープンした流しソーメン場。まだまだ本格的な季節には早いためか はたまた時間が中途半端だったためか人っ子ひとりいなかったぞ。いちおう下流の川(というか「溝」だな・・)には箸からあぶれてしまったと思われるソーメンの残骸が漂っていたんで それなりに楽しんだ人もいたんではないかな?(垂れ流しか?)

ちなみにここは10レーン以上のソーメン場があるらしいが 団体の場合は予約した方がいいらしい。わざわざこんなトコまで来て肝心のソーメンにありつけなかったら淋しいしな・・・・。

ふと気が付くと 丘の上に神社らしい鳥居があるのが目に入ったたんけん隊。神社を発見したからにはお参りせずにはおれまいっ!早速 調査&お参りに向かう一行。

水神宮
「水神宮」と書かれた鳥居。名前からしてここにある滝を祭っているものに相違あるまい。
しかし傍にあるミニチュアのような鳥居が気になるが・・・・・?

乳守様 「『乳守さま』か・・・・『くぐり鳥居』というからにはどうやらコレをくぐって巨乳(正確には乳の出を良くする・・・)を祈願するらしいな。
まあ 女っ気の全く無い我々にとっては意味無い神仏には違いあるまい。

しかしこんなものをくぐってまでチチの悩みを無くそうと思うとは、女心というのは切ないものよのぉ。ほっほっほ。」


そんなことを思いながら この鳥居について書かれた由来を読むばら隊員。
水滴がしたたり落ちる鍾乳石を乳房に例えて その神秘さゆえに信仰の対象になったんだろう。水神様は元来 乳祈願の対象になっているらしいぞ。知らんかったな・・・。

しかし ふと振り返ってみると そこには意外な光景が・・・・・!!
「しゅるるるる〜〜、はひ〜はひ〜・・・!!」

何故かヘビが獲物を狙うときのような怪しげな効果音を立てながら必死に「乳守祈願の鳥居」をくぐろうとする たろう隊長(37)・・・。
一体何が彼をそこまでさせてしまうのか、それは誰にもわからない・・・。

ウネウネと体をくねらせながら見事に目的を達した後、「さ、くぐったくぐった♪」と とても満足そうな顔だったのが印象に残るが・・・・・・。
ヘビ男・・・

さて、適当に涼んだところで 次に我々が向かったのが「石屋形の羅漢山・磨崖仏」だ。私の所有する解説本によると どうやら山の中にある10メートル級の岩肌に 誰が彫ったか知らないが仏様が彫られているものがある、という一品らしい。
地図上では水神公園からもそう遠くないし、いかにも怪しそうなオーラが写真からも感じられるし これはタリバンが目をつけて破壊する前にこの目で確認する必要があるだろう。

てなわけで「こんな道、県道として地図に載せるんじゃない!」というような細い山道を進みながら 目的の羅漢山に向かうたんけん隊一同・・・・。

羅漢山登山口 人里はなれた山の道をぐるぐると探し回った挙句、なにもない田舎の県道の途中に突如現れた「羅漢山入り口」
丁度ツツジが見頃の季節で なおかつゴールデンウィークということもあって やってくる人も・・・・誰も居やしねぇ!

仏様があるんで おそらく訪れて来るのは 学者とか信仰深いお年よりがメインなのかな?
登り口に親切にも杖代わりの竹棒が置かれていたぞ。
階段を上がってすぐのところにいきなり建てられている「休憩所」
登山はこれからだというのに・・・・
休憩所 懐かしい・・・
その休憩所のトイレにあった 今は懐かしい手洗い装置。
昔の我が家にもあったなあ・・・。
登山ルート
登ってみると意外と急斜面で 老人でなくても登山口に置いてあった竹の棒は必要かも知れないな。
山の標高はそれほど大した事は無いんだが、階段の間隔が大きいのと一段の高低差が思ったよりあるんで 普段 運動不足の我々にはちょっと辛いぞ。

「なんでわざわざこんなところを選んで仏像を彫る? そして何故わざわざそれを見つける?おまけに何故そんなものを これ見よがしに観光案内で紹介する? 勘弁してくれよ、美祢市・・・」

弱ってきた心臓をバクバクさせながら 誰に向かってか意味の無い愚痴を垂れまくる ばら隊員・・・。
がんばれ、頂上はもうすぐだ!!
羅漢山頂上からふもとの集落を望む ヒーコラ言いながら登りつめた羅漢山の頂上で探検隊が見たものは・・・なんの変哲も無い岩がごろごろとしている空間だった。
しかしこの岩に仏様が刻み込まれているに違いない。おそるおそる近づいてみると そこには・・・!
磨崖仏全景
磨崖仏 ちょっと薄くて写真では貧相に見えるかもしれないが うっすらと仏様が彫られているのがおわかりだろうか?
画像をクリックすると拡大した別の仏様が見れるんで そちらもご覧下され。

人間大のものからこじんまりしたモノまで、こんな仏像が岩一面に6体書かれているらしい。ちなみに作者は不明で室町時代初期にかかれたものらしいぞ。


本宮ひろしの「雲にのる」あたりを思い出してノスタルジーに浸るたんけん隊一同・・・(右の写真は「傍から見たら只のジジイと化している たーし隊員」・・・)
磨崖仏を見上げる一行

「むむむ、久しぶりに山登りをして膝が笑っているが 仏像を見たからにはこのような場所に長居は無用じゃ!日が暮れる前に美祢市の反対側にある『長門の国七不思議』の一つ、『なる地蔵』を拝みに行くぞ!!」

****************************************

せっかく美祢市に来たからには やはり「化石」にまつわる見どころも紹介せねばなるまい。てなわけで次に我々がやってきたのは美祢から発掘された化石も多数展示されている「美祢市化石館」だっ!

アンモナイトの前でポーズを取る2人
巨大なアンモナイトのモニュメント(クリックすると大きい画像が・・・)が嫌というほど目立ってしまう「美祢市化石館」。
美祢市で発掘された化石をはじめ 比較のために世界中から集められた化石が沢山展示されているぞ。
美祢市は数億年前から数万年前までという広い時代にまたがって地層が発見されているんで 生き物がどういう移り変わりをしてきたかがわかる世界的にも珍しい地区なんだそうな。

ちなみに開館時間は平日の9時から5時まで。最後の入場は4時半までで我々は滑り込みでセーフだったぞ。
(実はもう閉館準備をしていたんだが 融通を利かせてくれて入れてもらえたのだ♪)
入場料は大人100円。それにしては中身は充実しているんで暇つぶしにはお得かも〜

ではさっそく中を探検してみよう。ジェラシックパークに出てきたような琥珀入りの昆虫の見本や なんだかわかんないウミユリの化石なんかもあって けっこう石好きには堪えられない内容だぞ。

ナウマンゾウ 巨大化石群 左上・・・いきなり展示してあるナウマンゾウらしき骨格標本。

右上・・・シダやウミユリが多数へばりついている巨大な岩がそのまま展示されている「大型化石」のスペース。
ここは「脊椎動物コーナー」とか「昆虫コーナー」とか「鉱物コーナー」など ジャンル別に展示場が分かれているのだ。

左下・・・化石といえばまず最初に連想するであろう「アンモナイト」
♪アンモナイトがよぉ〜おおお、アンモナイトが150トン〜♪

右下・・・「ゴキブリの移り変わり」と名付けられた化石の標本・・・。う〜ん・・・。
昔を思い出している男
熱心に見入る たろう隊長。
ほんとに石好きだなあ・・・
アンモナイト ゴキブリ・・・

「やっぱ石はええのぉ、石はええのぉ・・・」

隊長も石に囲まれたこの街がいたく気に入った様子・・・・そんなわけで「なる地蔵」に向かう前にもう一つ、石にまつわる場所をご紹介しよう。 それがある観光本に「穴場中の穴場」と紹介されていたという謎のスポット、「万倉の大岩郷」だっ!

実は前々から たんけんで美祢市に行った際は「万倉の大岩郷」は押さえておかなければならないだろう、と思っていたのだった。にもかかわらず我々はこの場所にそれほど期待はしてなかった。なんせ誰に聞いても「あそこは岩がゴロゴロしている」という当たり前のような感想しか返って来なかったからな。

しかし 今回はじめて「万倉の大岩郷」を目の当りにした我々は その想像以上のスケールの大きさに度肝を抜かれることになるのだ・・・!

万倉の大岩郷 万倉の大岩郷
これが「美祢の穴場中の穴場」と称される国指定天然記念物、「万倉の大岩郷」だっ!確かに岩がゴロゴロしているぞ。(結局そんな感想かいっ・・)

1メートルから7メートル以上もある大迫力の石英閃緑岩の岩、岩、岩・・・・沢でもない山中のこの場所になぜこんな岩ばかりの場所が出来たのかは ハッキリとはわかっていないそうだ。

「誰かの不法投棄じゃないのか?」とたーし隊員は言っていたが・・・・「誰か」って・・・。
隊長とたーし隊員
ポーズをとるたーし
さっそく岩の海の中に入り込むたんけん隊一行。岩にコケが生えていて足元があぶないんで雨の日は止めた方がいいかも・・・
でも子供なんかは岩の上をアスレチックがわりにして楽しめそうだな。岩から落ちたらどうなるのか知らないが。

二人の大きさから比較して 岩の一つ一つの大きさがわかると思う。ここは本やHPでの写真で見る限りでは全然大したことが無さそうなんだが、実際に現地でこの岩の群れを見ると圧巻だ。まさに穴場中の穴場・・・

岩も凄いが 岩に生えているコケも貴重な学術資料なんだそうな。我々はそんなものには興味を示さず、ここをねぐらにしていると思われるタヌキなんかを発見しては歓喜の声を上げて喜んでいたが・・・


下の写真は ひときわでっかい岩の上でポーズを取るたーし隊員。相変わらずと言えば相変わらずの光景だな・・・。

(じつはこの岩に登るだけでも ちょっと恐かったぞ・・・)


この「万倉の大岩郷」は天然記念物のくせに観光バスも連れて行ってくれない山の中にあるんだが 美祢の中ではマジでオススメだ。
ホントに岩しかないが、「誰がなんと言おうと、石が好きなんじゃあああ!」という石マニアな人は絶対に一見の価値ありだっ!

さて、いろいろ寄り道をしたが いよいよ今回の探検のメイン、なる地蔵の南原寺」に向かう事にしよう。

実は南原寺は今回は時間の兼ね合いと 天候があまりよくなかったんで行かなかった桜山総合公園のすぐ傍にあって、万倉の大岩郷からそんなに遠くない場所にあるぞ。

山道を車でとことこ登っていくと、TOPでも紹介したような怪しげな看板に遭遇する。なる地蔵看板
「夕方になって日も傾いてきたが まあ お寺に行って地蔵様を見るだけなんで、そんなに時間も取られないだろうな・・・・」
・・・なんて思っていたたんけん隊一行だったが、さすが「長門の国の七不思議」の一つだけあって見どころ盛りだくさんだっ!下手をすればココだけで半日潰れてしまいそうなくらい怪しげなアイテムがあちらこちらに転がっているぞ。

南原寺これが県内で最も古い真言宗の名刹、「南原寺」の入り口だ。
「南原寺は、33代推古天皇の時、聖徳太子が仏教を広める為、全国に146ヶ寺を建立された内の1ヶ寺で、藩政時代には、長門33ヶ所の17番の札所となり、観音霊場としても有名なお寺・・・」なんだそうだ。
昔は難を払う寺として難払寺、難波羅寺と称していたらしいぞ。どっかのHPにそう書いてあったからな。(知ったかぶり)

観光案内の本を見ても 主に「なる地蔵」のことしか書かれてないんで たいしたことないだろう、と思っていたが、予想を裏切って実に広大な敷地を持つ寺だったぞ。おそらく山ひとつが敷地なんだろうな・・・

「長門の国の七不思議」をパクったような「南原寺の七不思議」という いかにも思いつきで勝手に作ったような看板があちこちにあって それを巡るだけでも結構時間をつぶせるな。
閻魔堂 入り口をくぐるといきなり現れた「閻魔堂」。解説が怪しい・・・ 閻魔堂解説
ボケ封じ観音 中にあった観音様。やっぱりボケ封じがメインでやってくる人も多いらしい。
「これ以上ボケてはたまらんっ!」と 探検隊もさっそくお参りだっ!


ふと見ると おそらくお参りにきた観光客が忘れていったであろう帽子がお香の上に・・・
ボケ封じ観音にきて早速このようなボケをかましてしまうとは・・・
さっそく・・・
カエル観音かえるに乗った「カエル観音」さま。「無事帰る」「お金が返る」などの願いをかなえてくれるんだろうな。
岩屋観音南原寺の本堂から約600メートル、山道を下ったり登ったりしてやっと発見した「岩屋不動様」。こういうふうに岩を霊的なものとしてその下に不動様を祭る、という場所は結構あるとおもうが、山の中なんで 我々のように年老いた肉体には やって来るだけでもけっこう堪えるぞ。

我々が来たときは夕方で もちろん他にお参りにこんなところまで来る人はいなかったな。ここにくるんなら昼間の天気のいい日にすることをおすすめするぞ。

なる地蔵

寺の敷地の奥の方に何故か神社みたいな建物があって、その対面に小さなお堂がある。そう、これが噂の「南原寺・なる観音」だ。

なぜコレが「長門の国の七不思議」の一つに数えられているかといえば、名前のとおり「頭をさわると音が鳴る」という摩訶不思議な一品だからだ。
「なる」には「鳴る」と「成る」を引っかけた意味が込められているんだとか。解説によると「地蔵様の頭をさわった手で患部を触ると病気が直る」という言い伝えがあるらしい。

さっそく拝んで気になるところを触らなければ・・・!!


拝むたんけん隊 いつものように拝み倒す探検隊一同。お地蔵様の頭を触った手で皆が股間をモゾモゾさせる恥ずかしい光景がそこに・・・(何故?)

「しかし『なる地蔵』といっても 音はどうやって鳴らすんだろうな?やっぱドツキ漫才みたいに後ろから後頭部を叩き倒すのかのぉ・・・?」

とんでもない罰当たりの発言をする ばら隊員。
実はそんなことをして鳴らすのではなく、頭を手のひらでさすると「チャララララ・・・♪」という金属の高周波のような音が聞こえるのだ。

わしはてっきり地蔵の中が空洞になっていて、頭をはたくと出来の悪いスイカみたいな間抜けな音がすると思ったんだが・・・。

今回の探検のしめくくりとして最後に我々はふたたび最初の待ち合わせに利用した「道の駅・おふく」に戻ってきた。ここで食事と温泉を堪能して取材を終えようというのだ。

於福温泉 これが「道の駅・おふく」の敷地内にある公衆浴場、「於福温泉」だ。
入浴料は400円。ちゃんとした旅館もあるんだが、この公衆浴場は道の駅にあるんで ドライブ途中や仕事中でも気楽に温泉気分を味わえるぞっ!

泉質はアルカリ性単純泉。神経痛、皮膚病、リューマチに効くらしい。冒頭に述べたようにトルマリンをエッセンスに使った露天風呂、サウナ、マッサージ湯、打たせ湯システムもあってなかなかリフレッシュできるぞ。

下は温泉の休憩所の様子。長湯をした隊長とばら隊員はここで長時間 脱力しまくっていたぞ。


ちなみにここにおいてあった体脂肪計で私が肥満度を測定したところ 脂肪率23.7で「標準」と診断されたぞ。適正脂肪は17〜23パーセントらしいんで ちょっぴりプクプクしていると思うが 想像以上に低い値だったんで なんか意外だったな。(30はゆうに越えると思っていたからなあ・・・)

標準体重と15キロも違うのに「標準」は無いだろうに・・・ あ、もしかして脂肪率ではなくて「死亡率」の間違いかな?それならちょっと納得してしまうぞ。(するな)
於福温泉内部

じゃ、最後に「道の駅」のレストランで 美祢の特産料理でもいただくとするかのぉ♪

グルメタイム
ほうれんそうアイスクリーム飽きずに再び「道の駅・おふく」の手作りアイスクリームにトライだ!

これは たろう隊長の「やめたほうがいいぞ」という忠告を無視して購入した「ほうれん草アイス」で200円。(当然このような怪しげなアイスは たろう隊長は我々が気が付かないうちに既にチェック済みだったらしい・・・)

青汁を薄めて砂糖を混ぜたような青臭い味がマニアに受けているらしいぞ。(ほんとか?)
左) これが「道の駅・おふく」内にあるレストランだ。窓の外に広がる人ンちの田んぼと緑の山々が美しい・・・・
なるほど、カエルがトレードマークになるわけだ。梅雨時になったらさぞかしウルサイんだろうなあ・・・

中) オプションで頼んだ地元・美祢の特産、「美祢牛」を使ったソーセージ。450円也。しっかりとした歯ごたえで美味い。

右) これも追加注文した「フグの唐揚げ」。500円也。 頭から丸ごとかぶりついて召し上がれ♪
断るまでも無いが もちろんトラフグみたいな高級魚ではないぞ。(毒も無いし)

美祢牛ハンバーグ定食
今回のメインディッシュ、
「美祢牛ハンバーグ定食」(1100円)。

本当は美祢牛の真の美味さを味わうために「ステーキ定食」をいただきたかったんだが、3500円という立派な値段がつけられていたんで今回はパス。(野郎同志でそんなもの食ってもなあ・・・)

「たかがハンバーグ定食に1100円も・・・観光地価格じゃのぉ」なんて思っていたが、妙にボリュームがあるし、やたら豪勢なんで なんだか値段にも納得してしまったぞ。味も濃厚でやたら食べ応えがある一品だ。

味は普通のファミレスのものとはやはり違って 満足度は高い。美祢市ならではの味を気軽に味わいたいひとには是非オススメの一品だっ!!

やっぱええのぉ、温泉と郷土料理・・・・。一日中 山道を歩き回ったんで体の芯から休まるぞ。
わしらもええかげん 体の衰えを感じる多感なお年頃なんで、こういうマイナーな温泉めぐりもいいかもしれんな。

むぅっ!これは春〜秋の気候のいいときはマイナーな観光地をめぐってもいいが、冬には山口県内のひなびた温泉地を片っ端から入りまくる「おんせん ぼくのまち」という企画も良いんではなかろうか?

そんな風などうでもいい事を たろう隊長と打ち合わせをしつつ、今回の美祢市たんけんは幕を閉じたのだった・・・・ 


一言メモ

「美祢」と言う町は市でありながら人口も少なく、山に囲まれていて海や大きい川も無い場所だ。あまりメジャーな観光地もないんでハッキリ言って期待はしてなかったんだが、探し回ると実に趣のある場所が多い町だったな。特に「万倉の大岩郷」「美祢市化石館」はオススメ。

若者なら「MINEサーキット」、家族連れなら「桜山総合公園」「ニュージーランド村」「彦山竹林公園」「梶岡牧場」なんかが良いらしいぞっ!
(それのどこにも行ってないやん、わしら・・・)


今回参考にしたHP

山口県美祢市・フォッシルランドみね・・・・http://web.infoweb.ne.jp/minecity/index.html
ショッピングモールきらら市場・・・・http://www.y-kirara.com/html/n01004.html
山城精機製作所・・・・http://www.sanjo.co.jp/sanjo.html
美祢市化石館・・・・http://www.sanjo.co.jp/mfm/
美祢市商工会・・・・http://www.joho-yamaguchi.or.jp/onyx/


戻る 


HOMEへ