ミレニアムな潮吹きに男のロマンを見た!(2000.01.22 update)

「竜宮の潮吹き」にて。
キャプテンホークもビックリだ!


あれはもう10年も前になるだろうか。ひまを持て余していたはんと隊員ばら隊員は国道191号を野郎二人で虚しくドライブをしていた。
そして長門を越え、日置(へき)町に差し掛かった頃、道路わきの一枚の立て看板が彼等の目に飛び込んで来た。

「名勝・千畳敷 ・ 竜宮の潮吹き」


はんと隊員 「・・・おい、見たか?今の看板・・・。」
ばら隊員  「むう、興味深い内容だったな。」
はんと    「確かめてみるか?」
ばら     「うむ、潮吹きと聞いては 男として黙っちゃおれまい(意味不明)。」

・・・思えば我々が帰省の度にこの地を訪れるのは、このとき目にした当地の絶景にいたく感動したからである。

千畳敷・・・・・北長門国定公園に面した日置町にある標高333メートルの高台にある草原である。なんといっても360度のパノラマから見下ろす日本海が素晴らしい。まさに名勝というにふさわしい場所である。

今回、2000年の記念すべき初日の出はぜひここで見ようと、たろう隊長の指揮のもと またもや探検隊が召集されたのだ!そのミレニアムな瞬間をその目に焼き付けるために!!!


2000年元旦。まだ紅白のモーニング娘の「ラブマシーン」が頭に鳴り響くなか、続々とたろう隊長の家に集合する隊員たち。
年明け早々、2000年の運勢とこれからの探検隊の命運を占うため、早速インターネットの「WEB神社」でおみくじを引くたろう隊長。そこに出た神聖な神のお告げは・・・

「凶」!!!

さすが隊長、新年早々ナイスである。狙ってもなかなか出せるもんじゃないぞ!
落ち込む隊長に車を運転させ、目的地に向かう探検隊一同。


程なく目的地に着いた一行。いくら名勝といっても真冬の日本海に面した標高333メートルの千畳敷は海風がビュービューと吹きつけ、さぶいぞ。しかも夜だし。
しかし、続々と地元民が車で登ってくる。やはりみんな思いは一緒なのだ!
しばらくして、ようよう白くなりゆく山際 少し明かりて  人々がどよめき始めた。ご来光である。

日本の夜明け ミレニアム!
←2000年の夜明けである。
もっと大きい画像が
見たい人はここをクリックしてね。

昼間の千畳敷。
後ろは霞んでいるが日本海である。→

隠しアイテム(つっかえ捧)
千畳敷と私

宗教心はないが神頼みが好きな我々はここぞとばかり手を合わせ、それぞれに欲望のあらん限りを太陽にぶちまけた! 決してここでは言えないような切羽詰った願いや鬼畜な欲望を。 太陽は賽銭を取らないしな。


さて、とりあえず初日の出を拝んだが、ここにきた目的はもう一つある。 それが冒頭に話が出た「竜宮の潮吹き」である。


「竜宮の潮吹き」・・・千畳敷のすぐそばにある海岸で、玄武岩の岩肌に打ち寄せる波が圧縮され、30メートルから100メートルもの高さで潮を吹き上げるという、国指定天然記念物であり、景勝地である。その割に我々は10年前までその存在を知らなかったが。

その竜宮の潮吹きのすぐそばに小さなお稲荷さんがある。それが元乃隅稲成神社(全景はこちら)である。とりあえずここで今年の運勢を占うべく、おみくじを引くことになった。

「なんとしても末吉以上を引くんじゃあ!」 血走った目で絶叫する たろう隊長。 よほどインターネット神社の「凶」が心の傷になっていたようだ。リベンジに燃えているのがひしひしと伝わってくる。

元の隅稲成神社 元の隅稲成神社
これがそのお稲荷さん。昭和30年(最近じゃん!)に
白狐のお告げによって建てられたと書いてあった。
津和野の稲成神社の分霊で 「稲荷」ではなく「稲成」である。
竜宮の潮吹きに続く参道。
ちなみにこの鳥居は一本2万5千円で奉納できるらしい。
2万5千円で鳥居に名前が残せるんなら安いと思うぞ。

グルメタイム

ちなみにたろう隊長は中吉だか小吉だか忘れたが、大した結果じゃなかった。 しかし凶ではなかったので心の底から安堵していたようだ。
でも、おみくじに「仕切り直し」なんてあるのか?
賽銭をあげ、隊員一同お参りをしていたが、おもむろに たーし隊員がお供えのお神酒に手を伸ばし、ぐいぐいと飲み出した。
「ああ、これは参拝者は勝手に飲んでいいんだぞ。」といいながら美味そうに飲む たーし隊員。 そうなのか?そうだとしてもグビグビ飲むか?
そしておもむろに「美味い!」と叫んだ。

「浜崎(萩市の海側にある集落)の住吉神社のお神酒は水で薄めたような味だが、ここのはコクがあって美味いぞ!」

さすが、探検隊随一のグルメ、たーし隊員だ。そんなものまでチェックしてるとは・・・。恐るべし!

そうこうしているうちに、社の隣の小さな小屋からおばちゃんが出てきた。
「まあ、ようこそいらっしゃいましたの、おしるこでもあがってくださいぃね。」・・・これだ、この言葉を待っていたのだ。
あまり参拝者の来ないこの神社は 三が日は参拝者におしるこを振舞っているのだ。去年もおしるこを振舞ってもらった我々は、今年もこれが目当てでここにやってきたのだ!せこいぞ!

「え〜、いいんですかぁ?」 ワザとらしくびっくりする、たろう ばら たーしの3人。 おしるこGETだぜ!!

おしるこ

これをもらうためにわざわざ・・・


「せっかく来たんだからやはり潮吹きを見ないわけにはいくまい。」 新年早々、睡魔と戦いながらフラフラになりながらも断崖絶壁に向かう探険隊一同だが、何が彼等をこうも熱くさせるのだろう。それほどまで「潮吹き」に執着する意味があるのか? 

竜宮1 ←この断崖に波が打ちつけられ、30メートルほどの水飛沫を空に向かって飛ばす。
本には30M〜100Mと書いてあったが、この日は普通の波で、せいぜい10Mといったとこか。
しかし、荒れた日にはそのくらいマジで上がるらしい。
でも 100Mというのはどう考えても大袈裟だと思う。(台風でもくれば有り得るのか?)
竜宮2
近くで(真横から)見た図。
朝日を浴びて虹がでていた。う〜ん、かっちょいい。
竜宮3 ←真上から見た図。
壁がハングしているので「竜宮」と呼ばれる岩間は写らなかった。

波が吹き上げる様子を大きい写真で見たい人はココをクリック!
ちなみに この写真は、水飛沫と波が人の顔に見えるというので、
「心霊写真っぽい」 と、言われていますが、まあ、そう見えないこともないです。

「ギャバン」になりきる たろう隊長
絶壁に立ち、何やら誇らしげなポーズをとる たろう隊長。

「竜宮の潮吹き」に関する詳しい説明文は
ここをクリック!

さて、竜宮の潮吹きのある ここ油谷町には すぐ近くに油谷半島という日本海に突き出した場所がある。ここの先端、川尻岬こそ本州最西北端である。
当然 我々探険隊には この場所に隠された謎に迫る使命があるのだが、この日は早朝からの探険で体力を使い果たしてしまったのだ。
何と言っても元旦だし、帰って家族と一緒に雑煮でも食わんと、また親に 「あんたら正月早々 朝っぱらから何フラフラ遊んじょるんかね?」と、小言を言われてしまう。
結婚もしないで、怪しい仲間が集まり、妙な行動を取ってると、周りもうるさいのだ。  どうか分かって欲しい。

この続きは 次回 「川尻岬編」にて。 

一言メモ
この「千畳敷・竜宮の潮吹き」という場所は晴れた日にドライブ、ツーリングで訪れるには絶好のスポットだと思う。
千畳敷では夏はキャンプが出来る施設があるが、私のおすすめは春から初夏にかけてです。
実は私が今の愛車「ユーノスロードスター」を購入したのは、GWにここを訪れて、そのすばらしい景色を見たとき「ここはオープンカーで来ないともったいない」と思ったことが理由だったりする。
長門の「青海島」から油谷町を経て、下関に向かう国道191号線(通称「長門ブルーライン」)は ドライブコースとしては ちょっとしたモノです。
男同士でもそれなりにセンチな気分になれますが、アベックなら更にGOODです。特に海岸線に夕日の落ちる様は感動モノです。

2002年の4月、竜宮の潮吹きのある元乃隅稲成神社にHCFMはメンバーで出資して鳥居を寄進いたしました。その様子はこちら


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