ひみつの本州最西端!!2001.02.12update

うわさの本州最西端
本州最西端・毘沙の鼻


「ここが本州の最西端・毘沙の鼻かぁっ!!!」

2001年正月早々、我々探検隊は何故か下関市の端っこ、「毘沙の鼻」にいた。
前回 豊北町の「角島」を探検した際に たろう隊長ご自慢のナビゲーションシステムが豊北町の隣の豊浦町に「大吼谷蝙蝠洞」という謎のスポットを表示した。我々は早速その調査のため豊浦町に向かったんだが そのついでに立ち寄ったというわけだ。

清掃局の敷地 上)清掃工場

北緯34度6分27秒、東経130度51分45秒に位置する本州の最西端の地。それが「毘沙の鼻」だ。
でも真の西北端の地の石碑は清掃工場の敷地内にあるらしいので なかなか見ることが出来ないのだ。・・・いかにも秘密っぽいな。


下)展望広場駐車場

平成10年10月に整備されて展望公園までは気軽に立ち寄ることができるようになった。しかし山の中に忽然と出現した公園には整備はされているが設備らしきものは何も無いぞ。
まあ景色が最大の売り物だからしょうがないけど。


展望台より 蓋井島
↑展望台よりの風景。

曇ってはいたが ここで見る夕日が本州で見れる最後の夕日というわけだ。
↑展望台より響灘6km沖に浮かぶ蓋井島(ふたおいじま)を望む。

なんか秘密めいているな・・・
(♪なーみを じゃぶじゃぶ じゃぶじゃぶ かきわけて ぇ〜♪)
毘沙の鼻公園

我々が訪れたときは1ツガイのアベックしか訪問客がいなかったが・・・まあ正月早々こんな寒空の下 わざわざココに来る奴もそうそうおらんわなあ・・・。
下関市としても もうちょっと「本州最西端の地」としてアピールしたいんだろうが なにせ立地条件がこれでは難しいんだろうな。場所が売り物だけに「もう少し良い場所に」というわけにもいかないし。

記念撮影 ←ぶつぶつ言いながらもにこやかな笑顔で記念撮影をする探検隊員たち。左からたろう隊長、たーし隊員、ばら隊員。(顔を隠しては意味無いだろうが・・・)

川尻岬に続いてまたしても先端を制覇したぞ!(これ以上は無いが)

これで少しは「本州最北端のおなご」様に顔向けもできよう、というものだ。
良かった良かった。

さて アベックも帰ったし、そのあと怪しい2人連れの中年おっさん(正体不明)も入れ替わりで来たんで 我々も次なる目的地に向かうことにしよう。ここでは景色さえ堪能すれば後は時間のつぶしようがないからな。


さて、いよいよ豊浦町を探検するわけだが そのまえに何か目ぼしいスポットがないかどうか事前に地図で確認する必要があろう。今回の探検の目的はあくまでも「大吼谷蝙蝠洞」なんだが 名前を聞くだけでいかにも怪しそうだし、万が一にも我々の期待を著しく下回る内容のスポットだったら 豊浦くんだりまでやって来た意味が無いからな。
ちなみに普通この街を紹介するときに必ず話題になるのが「川棚温泉」と名物「瓦そば」。あと「西長門リゾート」というシーサイドホテルもあるぞ。しかしそういうまっとうな観光案内は我々の望むところではないんで今回はパス。

ちょっと一口メモ
川棚温泉・・・800年の歴史と俳人・種田山頭火でおなじみの「下関・九州の奥座敷」といわれる温泉地。
瓦そばは川棚温泉をメインとした豊浦町の名物料理。
熱した瓦の上に盛り付けられた茶そばをだしに付けて頂く、という変わったものだ。
ちなみに「そば粉アレルギー」の私は食べたことが無いんで味は知らないが「妙に美味いらしい」という話はよく聞くぞ。

「おい、豊浦には『小野小町の墓』があるらしいぞ!!」 ばら隊員が地図で怪しそうなスポットを発見するが 本の写真(これ)をみただけで大体内容が判ったしまったんで満場一致でパス。
その他、狗留孫山や岩屋十三仏、鬼ヶ城、大河内温泉なんかのスポットがあるんだが 今回は海岸線がメインということ、さらに正月なんでお参りをしなければならない、などの理由で海岸線沿いにある「福徳稲荷神社」の参拝でお茶を濁すことにしたのだ。

「また神社か・・・この正月はそこで何社目なんだ? まあ福徳稲荷は有名だけどな」
 相変わらず博識なたーし隊員だ。すでに彼は福徳稲荷のことは知っているらしいが・・・。
萩から下関に向かう国道191号線の小串海水浴場付近にその神社はあるらしい。で、さっそく向かったんだが・・・
海岸線に車を走らせていると いきなり「臨海絶景の稲荷神社」と書かれた看板を発見。・・・てゆうか無意味に目立ちすぎるぞ。

臨海絶景看板

むう・・・ここが福徳稲荷で間違いあるまい。
ちなみにたーし隊員の言う通り この福徳稲荷は「海岸線に映える朱色の鳥居」が有名で犬鳴のお稲荷さんとも言われているらしい。
まあ歴史とか効能(ご利益だろ?)はともかく、「神社」と聞いただけで喜んでしまう探検隊なので「臨海絶景」などという謳い文句がついてしまっては はやる心を抑えきれないのだ。
嬉々として参拝に向かっていく一同であった。

福徳稲荷 福徳稲荷
青い海に映えまくる朱色の鳥居。これが福徳稲荷神社だ。
(右写真をクリックすると大きい画像が)
旧暦5月23日の「二十三夜祭」が有名(どんな祭りかは知らんぞ)で、1000年もの歴史があるらしい。
ちなみに御利益は「商売繁盛」「航海安全」「学業成就」「交通安全」などなど。どうやらオールマイティに近いらしいぞ。
たーし
とりあえず先ずは かけつけ3杯だな!」

・・・相変わらずお供えしてあるお神酒を一人でぶん取ってゴクゴク飲み始めるたーし隊員。探検隊にとっては正月のおなじみの光景だが、何杯もお替りをしていたところを見るとよほど美味かったんだろうな・・・。

一通りお参りをして ふと横をみると「千本鳥居」と呼ばれる鳥居の群れが下の国道付近まで延びているのが目に入った。この鳥居をくぐって降りていけばそれぞれ専門のご利益を秘めた「プチ神社」数箇所をお参りすることができるのだ。
むう!我々が心から求めている「良縁」の御利益もあるに違いない!さっそく行ってみよう!!
(喪中のまさかず隊員は「鳥居をくぐること」を禁止されているというので来れなかったが・・・)

千本鳥居 これが「千本鳥居」。なんとなく壮観。しかしよく見ると鳥居は塩ビパイプで出来ているぞ。
1000年の歴史って一体・・・?

観光客を呼ぶための目玉として新しく立て直すのもやむを得ないとは思うが こういうものには化学物質は・・・やはり興ざめだな・・・。

ちなみに「恋愛成就」の神社はこの鳥居の最後のほうにあるぞ。
私が財布から500円玉をとりだすと たろう隊長などは目を丸くして「おおっ!」と奇声をあげていたが・・・
普段はみんな「余った10円玉、五円玉、一円玉硬貨」しか投げないからなあ。
(探検隊では「ここぞ」という場合に限り ニッケル合金製の硬貨の賽銭が認められるらしい)

・・・切実なのよ。わしだって・・・。

千本鳥居

さて、いよいよ今回の探検の真の目的地、「大吼谷蝙蝠洞」に向かう事にしよう。地図にも載ってないし、手がかりはたろう隊長のナビシステムの映し出された頼りない地図だけだ。
地図の位置から判断すると どうやら小串海水浴場のそばにある半島がその場所らしい。とりあえず海に向かってみよう。

小串 小串海水浴場の裏手に当たる小さい湾。「もしかして海岸づたいに行った場所に洞穴があるんではないか?」という予感もしたんだが港には無情にも「関係者以外立ち入り禁止」という看板とロープが・・・。

実はこの予感が・・・。

ここは小さな半島っぽくなっていて たろう隊長のナビではまさにこの半島の真ん中辺りにその洞穴はあるらしいのだが、付近にはそのような場所があることを示す案内や看板などは全く見当たらない。天然記念物なのに・・・。

そのとき海岸のそばにある漁業関係らしき小屋で焚き火をしながら作業をしている地元の兄ちゃんを発見。こういうわけのわからない観光地は地元の人に聞くのが一番手っ取り早いからな。「聞くは一時の恥」ともいうし。
「あの〜、ここらへんで『こうもりの住んでいる洞くつ』があるって聞いたんですけど・・・どこらへんですかねぇ?」
35歳の謎の男が4人でそんなものを探しているとは・・・・確かにわしもたろう隊長の問いかけを横で聞いていて恥ずかしかったが その兄ちゃんも丁寧に答えてくれたぞ。
「さあ?この辺にそういうもんがある、いぅ話は確かに聞いたことがあるんじゃけどねぇ。」
むむむ〜、結局この兄ちゃんはこの地域の人じゃないみたいなんだが そこに働いていて知らないとは・・・相当手強そうだな、今度の目的地は・・・。

「まあ、この山を登ってみたらええんじゃない?」という兄ちゃんの忠告を律儀にしたがって、けものみちを登って山(というより丘だな)を探検することにした探検隊一同であった。

けものみち はたけ
どうみても観光地があるとは思えないケモノみちを歩いて登る探検隊一行。
ところどころ素朴な畑らしきものがあるが、どう考えてもこの場所は地元の人の私有地としか思えないんだが・・・。
いいのかな?勝手に入り込んでも・・。


「♪どこ、どこ、どこにあるのか・・・コウモリだけが知っている♪」

2手に分かれて半島を散策する探検隊だが ついにコウモリの住む洞穴とやらにはお目にかかることが出来なかった・・・。一体どこにあるのだ?「大吼谷蝙蝠洞」よ・・・。
わざわざ豊浦まできて目的地を発見できないとは・・・まあ地元の人も知らないんでは仕方がないか・・・。

後ろ髪を引かれる思いがするが 時間も無情に過ぎていき結局「お願い、コウモリさん」という我々の思いもむなしく大吼谷蝙蝠洞とやらを探検するのは諦めざるを得なかった。
むう、このような屈辱を受けるとは・・・・探検隊もまだまだだな。

失意のうちに豊浦町を後にする探検隊だった・・・。

かめ
その小串の半島の端っこに祭られていた亀。
おそらく航海の安全を祈願して置かれているものなんであろう。
変に心が和んだんで写真に撮っておきました。

ちなみに萩に戻った我々はさっそくたろう隊長のパソコンで「大吼谷蝙蝠洞」を検索してみた。このまま正体がわからないことには後味が悪いからな。
で、検索結果は・・・・

「なんだ、やっぱり船を使って海側から行かないと辿り着けんぞ!! むむむむむ・・・ロ〜ンブローゾォ〜!!(?)

・・・結局この洞窟とやらは半島の真裏の海岸側にぽっかり空いているらしい。「船でないと行けない」らしいぞ。夏なら海を泳いで行けるかもしれないが・・・。
どうやら観光向けにちゃんと整備しよう、という声もあったらしいが「コウモリを守る」という目的から 敢えてそういう開発はしなかったらしい。そういう理由なら仕方が無いなあ・・・。

それでもどんなものか知りたい人は「YOMIURI ON−LINE九州発」というページにこの「大吼谷蝙蝠洞」について詳しく載っています。

ああ、つまんないオチだ・・。


一口メモ
これが噂の「大吼谷蝙蝠洞」だっ!

大吼谷蝙蝠洞

よみうりオンライン「古里のたから」より
無断借用
とようら音頭  作詞)石本 美由紀 (作曲)市川 昭介
  (編曲)佐伯  亮
 (歌)都はるみ
一、春のたよりは 梅から桜
   花が彩る 町景色
   ひと眼 ごらんに おいでませ
   (囃)トントン豊浦 トトンとトンと
      トンと幸せ 呼びながら
      トトンと楽しく みな踊ろ
二、室津 犬鳴 小串の浜は
   波に水着の花模様
   恋の人魚は 誰と誰
三、逢いにくる人 私は好きよ
   お湯は 川棚 大河内
   熱い 熱いで 首ったけ
四、日本一だよ 夕日の眺め
   自慢ばなしは 味なもの
   ふぐの刺身と 活造り 
  (6番まであるらしい・・・)
今回の「毘沙の鼻」は下関市に属するわけだが 下関の商圏から少し離れているんで「豊浦町」と同じスペースでの紹介となります。でもここはどちらかというと豊浦町の一部みたいなもんだと思いますが・・・。
ちなみに毘沙の鼻から見える蓋井島も下関市に属します。「ふぐ」と「海峡」で山口県の市町村では一番有名な街 下関市はまたの機会に探検するとして今回はあくまでも豊浦町がメインです。

正直言って豊浦町を語るには川棚温泉は必須だと思うんですが・・・


豊浦町ホームページ・・・http://www.town.toyoura.yamaguchi.jp/

豊浦町観光協会・・・http://ww5.tiki.ne.jp/~toyouraweb/index.html

豊浦町商工会・・・http://www.joho-yamaguchi.or.jp/toyoura/

豊浦の概要はこちら・・・http://www.urban.ne.jp/home/wakisyo/yamaguti/toyoura/1.htm

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