山・川・豊かな豊田町に行く!(2002.06.23update)

南無大師
南無大師。偉い人らしい・・・


♪さよならあなた 北へ 北へ 北へ帰ります〜 あなたのぉ〜愛の 裏切りを〜 責めればみじめになるばかりぃぃぃ〜・・・♪

・・・このコーナーは山口県のマル秘スポットを紹介するコーナーなんで 当然 山川豊の「函館本線」は何も関係ないが、その時たんけん隊一行は何故か「ゲンジボタルの発生地」として県内ではちょいと有名な 山口県豊田町にいた。

豊田町・・・山口県の西部に位置し 鎌倉時代の防長三大豪族の一人、豊田氏にゆかりのある山に囲まれた町である。
温泉とホタルと人工湖が有名で、とくにホタルは天然記念物にも指定され シーズンにはホタル舟も運営されるほど町の顔となっているのだ。
今回、ホタルのシーズンでもないのに 何故我々が揃いも揃って豊田町くんだりにまでやってきたかというと・・・・・


ヒマだったからだ。
 
そういうことを書くと身も蓋もないが 野郎が何人も集まってみたものの せっかくのGWにどこも行くところがなかったので 今回はばら隊員が仕事中に発見した菊川町のマイナースポット、「中山渓」に行ってみよう、ということになったのだが ついでに隣町の豊田町に立ち寄ったのだ。
なんせ通り道だったからな。(やっぱり身も蓋もないぞ・・・)

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我々が集合した場所は豊田町の端っこにある「豊田自然公園」だ。ここは人工湖「豊田湖」を中心とした広大な公園で オートキャンプやケビン、野外ステージなんかがあるのだ。ボート遊びやワカサギ釣りなんかもできるのだが 県内でも地味すぎて今ひとつ人気が無いのも確か・・・・
とはいうものの、今まで来ることも無かったし 知らずして「面白くない」と決め付けるのも失礼にあたるからな。
じゃ、さっそく探検だっ!!

豊田湖 冒険城 ボート乗り場
橋とこいのぼり 休憩場 豊田湖
これが「豊田湖」と湖畔公園の全貌だっ!三方を湖面に囲まれて実にのんびりしているぞ。
この日はGWということもあって こいのぼりが飾られていたし アスレチック施設「冒険城」には親子連れがいっぱいだったな。
ちなみに橋の下には「ウォータースベリ」とかのナイスなネーミングの水遊びができる施設があるぞ。

ここの公園の素晴らしいところは「お金をかけて遊ぶような施設がない」ということかな?親子連れは子供を適当に冒険城であそばせておけばいいし、アベックなんかは湖畔をのんびり散歩すれば金をかけずに時間をつぶせるぞ。

・・・どうでもいいが キャンプをするわけでも釣りをするわけでも子供を連れているわけでもない30後半のムサい男が5人、
何が悲しゅうて目的も無く自然公園を散策しなければならないんだ?
しかも体力無いんで みんな歩き回るだけで死にそうな顔になっているんだが・・・・

こんなとこでホケェ〜として虚しく時間を潰すのも悪くは無いんだが、とりあえず今回の探検の目的は「中山渓」なんで 適当にウロウロしたあたりで豊田湖は切り上げて 次に向かう事にしたぞ。
いよいよ本日のメインスポット、「中山渓」を目指し 菊川町にやってきたたんけん隊・・・・

中山渓

「ちゅうざんけい」と読む。

「ゆるやかな雌滝雄滝の流れが清流をつくり清流はまた巨岩にくだけて散る。朱塗りの河童橋、みどりの樹木と涼風、河鹿の声、ピクニックに好適な渓谷」
・・・という解説が一字一句違わずに複数のHPで載っていたぞ。(使いまわすなよ・・・)

ここは仕事中に偶然に案内看板を発見したんだが、一人で散策しようとしたものの 余りの人の気配の無さに恐くなって止めておいた場所だ。(仕事中だったし・・・) 
この中山渓がある菊川町は下関の隣に位置し、別名「小日本」と呼ばれているらしいが やはりマイナーな町には違いなく 一番人の出入りが激しいのは国道沿いのセブンイレブンではないか?というような町だ。(そりゃ失礼だろ・・・) まあ温泉もあるらしいんだが・・・・

では早速ウワサの(そうか?)「中山渓」をご紹介しよう。

中山渓入り口 「中山渓」入り口にやってきた たんけん隊一同。
ここには「中山
の水」なる泉があるんだが これが名水なのか単なる清水なのか はたまた飲料水として使って良いものかどうかすら不明だ。
まあ注意書きが無かったんで飲んでも差し支えはないんだろうが・・・・

ちなみに水が出ている竹筒の先っぽには怪しげなコケが生えていたんで 飲むにはちょっと勇気が要るぞっ!(飲んだけど・・・)
中山恵の水
バテる ふぐ隊員・・・日ごろ全く運動をしていないんで 入り口に辿り着いた時点で既にバテバテで動けなくなった ふぐ隊員・・・・

動かざること岩の如し・・・
中山渓 注意書き 雄滝さま
で、肝心の中山渓はというと 規模は小さいながらもなかなか見ごたえがありそうだぞ。アップダウンがあまりないんでハイキング感覚で散策できるな。
たろう隊長が言うには「まるで人工的に計算されたかのような木や清流の配置美だな」とのこと・・・・
ただ道は狭いんで わき見をすると転落してしまうかも知れないが・・・・
滝は「雄滝さま」と「雌滝さま」があるんだが なぜ「様」付けなのかは不明だ。

一時間足らずで散策は終ってしまったんで ついでに豊田町に戻って「崋山」のふもとにある「徳仙の滝」と 中山渓よりちょっとばかりメジャーな「石柱渓」を紹介しよう。どちらも人のあまり来ない穴場だぞっ!

徳仙の滝 徳仙の滝
これが「徳仙の滝」。豊田町で一番メジャーな滝で 人はあまり来ないんだが駐車場が狭いので先客がいたらチト苦しいぞ。
ここではソーメン流しも行われるらしいが 右の写真はそんなソーメンの残骸をチェックする たーし隊員だ。
・・・彼が何のためにそんな調査をしているかは不明だ。
石柱渓入り口 何か忘れたが 石柱渓の滝
国指定天然記念物 石柱渓の入り口。最近になってココまでのルートがわかるように 彼方此方の道路に案内板がかけられるようになったが やっぱり地味だぞ。それゆえに確かにのんびり出来る場所ではあるが・・・
「石柱渓」は全長2キロの渓谷なんだが この図にもあるようにたくさんの滝が存在するぞ。どれもこれも滝と言うより単なる「落差のある川の流れ」なんだが・・・右上の写真の滝は そのなかでもまあ見栄えがいいほうのモノかな?

「石柱渓」の名前の由来は 川の流れを作っているまわりの岩岩が不等辺五角形の石英柱で出来ている、ということから来ているそうだ。

何年か前に最初にこの場所を発見したときに そういう触れ込みに過大な期待を抱いて ココをたろう隊長と散策したことがあったが、、、、、はっきり言ってシロートには良くわからないぞ。わしは水晶のような形をした岩に囲まれた SFに出てくるような光景を期待したんだが・・・

再び今回 ここに来てみたが、ま、ここもピクニック感覚で楽しむところだな。個人的には清流の間際まで近づくことが出来て なおかつあまり人気の無い中山渓のほうが規模は小さいがオススメだ。

今回の探検は時間の都合と 山を歩き回ったことによる肉体的疲労のため ココで終了だ。しかし我々も体力がなくなったなあ・・・・

今回は癒し系の場所ばかりだったんで とくに盛り上がることもなく 淡々と探検をこなしてしまったが、それだけではちょっと豊田町の紹介、というには物足りなさが付きまとうのも事実・・・・・

そんなわけで次の週の日曜日、わしはひとりで豊田町の隠れたマイナースポット、「霊峰・狗留孫山(御岳)」に登ってきたぞ。こっからはそのレポートだっ!!

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維新の滝 雌滝 維新の滝 雄滝

と、その前に 狗留孫山に向かう途中にあった「維新の滝」などに寄り道を・・・・・ここも雄・雌のセットになっているらしいが どうでもいいけど大仰な名前の割に今まで聞いたことも無ければネットでの検索ですら引っかからなかったぞ。
まあ あまりに目立たないところにありすぎるし 行ったところでホントにこれだけだもんなあ・・・
狗留孫山入り口 護摩場所
・・・・で 車で豊田町の中心部から数十分かけてヒーヒー言いながらやってきたのが ここ、狗留孫山(くるそんざん)だ。(ちなみに右上の画像の場所は 何かの儀式のために護摩を焚くところらしいぞ。)

狗留孫山は標高616M、前に日本海、南に瀬戸内海 西に響灘、玄界灘を見るポイントで古くから霊山として崇められている山だ。八合目には御獄観音として名高い真言宗醍醐派別格本山・狗留孫山霊場八十八ヶ所総本山の古刹修禅寺(覚えきれん・・・)があるんだが 今回はその修禅寺と 狗留孫山頂上の制覇が目的なのだ!!

・・・・・・てなことを言いながらも 車で行ける所まで行ったとして そこからは数百メートルの登山になってしまうんで「フラッと遊びに行こう」というお手軽な感覚では ちょっときついぞ・・・・。
心臓をバクバク言わせながら ひとり黙々と誰もいない山を上りつづけること数十分・・・・ようやくそこに「修禅寺」の全景を見ることが出来たぞ。
狗留孫山これが狗留孫山 修禅寺の山門。山口県有数の霊山ということなんだが、さすがに日曜日の夕方ともなると来る人もなく貸しきり状態・・・・
折角来たんでお堂の中も拝見させていただいたんだが、住職の話によると(人がいなかったので 嬉しそうにいろいろ話を聞かせてもらったぞ・・・。淋しかったのか?) やっぱり観光客が多いのは秋の紅葉シーズンなんだそうだ。
しかしこんな山奥にこれだけの寺を建てるのも並大抵の作業じゃないんだろうが、、、、昔の人は偉いなあ。

さて、時間も無いんで さっさと狗留孫山の頂上を目指そう。この修禅寺から600Mの距離を登れば頂上に行き着くらしい。 正直言ってここまでくるだけでも相当な肉体疲労だったのに これ以上登山をするとこのナマリきった肉体にどのような悪影響を及ぼすかどうか・・・・しかし折角8合目まで登ってきたのに頂上を観ずして下山することなどできるわけもなかろう。

てなわけで更にヒーヒー言いながら 黙々と登山を再会するわし・・・・で、これが狗留孫山の頂上だ!
頂上・・・・これだけ・・・・・。ほんとに何も無いが 逆に360度の大パノラマを堪能できるぞ。(画像をクリックすると頂上から眺めた日本海の模様が見れるぞ)
・・・折角上りきったのに何も無いんで しょうがないんでちょっと休憩して登山の記念に立小便などしてみたぞ。(犬か?わし・・・)
この山頂でたれ流したわしの聖なる尿がゆっくりゆっくり霊山に染み込んでいく様を見ながら、わしの尿が長い年月をかけて清流となってふもとに流れていき、それを下界で暮らす下々のものが飲料水として飲んでしまうかも・・・・まるで支配者になったかのような そんな悠久の思いに浸りながらすっかり満足してしまうわしであった・・・・。

しかし今回の登山で気になったのは 山の岩や樹木に派手な赤ペンキで書き殴られた知性の全く感じさせないセンスの落書きの数々だ。「ガンバレ中高年」とか「二人は若いネ」とか・・・ちょいと書き込むフレーズにもセンスが無さ過ぎだぞ。もっとハートにズバンとくるキャッチフレーズがあるだろうに。
・・・・・いや、センスがどうとかじゃなくて・・・・
仮にも霊山なんだから こんなことをできる人間はよほど可哀想な境遇の人なんだろうな・・・・

ガンバレ中高年 二人は若いネ 里子

ちょっと調べてみたら この手の落書きって 登山愛好家の中では相当な有名らしくて 犯人は中国地方の彼方此方の山に出没しているらしいぞ。 なんだかなあ・・・。登山をしてそんなことをするエネルギーがあるんなら別のことをすればいいのに。

グルメタイム
さて、今回紹介するグルメスポットなんだが、狗留孫山のふもとにある「重兵衛茶屋」だ。
重兵衛茶屋
ここは数年前まで修禅寺本堂の裏の通夜堂にあって 登山者やお参りにきた人たちの疲れを癒していたんだが 「寺院の中で飲食業などの業者が営業活動をするのはイカガなものか」というようなクレームが真言宗本山からついて 裁判沙汰にまでなってふもとに移ってきたらしい。毛利の時代から400年近く続いてきた茶屋を寺が今更クレームをつけるのもおかしな話しだと思うが 税金が優遇されている宗教団体としては民間委託といえども堂内で営業活動を認めるにはいろいろ問題があったんだろうな。
それならばおみくじやお守りの類もイカンのではないかと思うんだが・・・もしかして関係者以外の一般業者が経営して利益を得ているのが問題であって お寺が茶屋を経営する分には「儲けはお布施」と見なされて問題ないのかもしれないな。
理屈はよくわからんが 参拝者や観光客はアレだけ苦しい思いをして登るんだから頂上にジュースの自動販売機や茶屋の一つぐらいあったほうが慈悲深いと思うぞ。 
重兵衛茶屋 でんがく 重兵衛うどん

外見も純和風、内装も純和風で大変趣があるぞ。
ここでは「味噌田楽」が有名らしいんで さっそくわしも食してみたが 素朴でなかなか美味い。400円也。
右のウドンは これまた名物の「重兵衛うどん」 450円。山の茶屋らしく元は乾麺だと思う。注文してから出来上がるまでちょっと待たされたぞ。(日曜日の夕方なんで わししか客もいなかったしな・・・)


一言メモ
この豊田町という町、今回はざっと紹介してみたが まだまだ温泉とかの見どころがあるし なにより全国初の「ホタル舟」が町のイチオシの観光なのだが そのあたりもおいおい紹介していかなければならないだろうな。
とにかくのんびりできる町なので ぼ〜としているだけで幸せ、という人にはオススメするぞっ。わしも一の俣温泉なんかの山奥の湯治場でホタルでも眺めながら2〜3日仕事を忘れて過ごしたいわい・・・・・


今回参考にしたHP

とようらぐ〜んと健康21・・・http://homepage2.nifty.com/gu-nt21/top.html
菊川町商工会・・・・・・・・・・http://www.joho-yamaguchi.or.jp/kikugawa/index2.html
全国森林組合連合会・・・・・http://www.zenmori.org/hureai/sisetsu/35toyodakokokumin.html
豊田町HP・・・・・・・・・・・・・http://www.town.toyota.yamaguchi.jp/
豊田町商工会・・・・・・・・・・http://www.joho-yamaguchi.or.jp/toyota/toyota.htm



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