決死の地底王国探検!!2001.03.01update

警告
むぅ・・・・・?

広島県との県境近く、つまり山口県の東部に 岩国市に向かって流れ込む「錦川」という美しい清流があるんだが そのまた上流に美川町という町がある。県内とはいえ我々のように山陰側の萩に拠点を構える人間にとっては 商圏、文化圏の違うこのような場所には そうそう訪れる機会はないはずだ。
しかしこの日 探検隊は緊張した顔つきでこの地に向かって車を走らせていた。 今回の探検の目的は「美川町の人里はなれた山奥ふかくにムー帝国の遺跡が発見された、と言う怪情報を調査・取材をする」ことなんだが 仮にも人類の謎とされている歴史ロマンに足を踏み入れるのだ。神妙な顔つきにもなろう、というものだ。

今回特別ゲストとして はんと隊員の一粒ダネ、こう少年(推定年齢3歳・キバレンジャーではない)が探検の同行を許可された。このような危険な場所に幼児を同行させるのはどうかと思うのだが・・・。
ちなみに はんと隊員の嫁さん(つまりコウ少年のお母さんだ)はこの日は体調が悪く来れなかった為(本当は夫婦間のいざこざ、という情報もあり) 30代の怪しいオッサン数名に幼児一人という妙なメンバーになってしまった。

「ムー大陸と石化仏が でかまるぅ〜!!」

・・・たろう隊長の言動も相変わらず何だか意味不明だが そうこう言いながらも小雪がちらつく中 我々は2時間近くかけて美川町にある「美川ムーバレー」に到着したのだった。

ムーバレー ムーバレー
美川ムーバレー
・・・タングステン鉱山として隆盛を極めた玖珂鉱山の跡地を利用して作られた観光テーマパークで、15のテーマゾーンが複雑な坑道の中に中に作られており 地図を片手に探索する、という趣向だ。
パーク内にはコンサート会場(地底ホール)やレストラン、特産物販売所、バーベキューコーナー、体験工房などの娯楽施設のほかにも研修施設なんかもあるのだ。(画像をクリックすると大きい画像が)

この日は正月休み明けの初日(ここムーバレーは正月は休むらしい・・・)のため パークには正月っぽく純和風の琴の音が鳴り響いていたが・・・。ムーの石像を見ながら新春の調べは似合わないなあ・・。


グルメタイム
さっそくムーの秘密を解き明かしたいところだが 今回は小さい子供もいるんで まずは飯にしよう、
と、いうことで我々はとりあえずムーバレー入り口にある「レストラン・ムー」に入ってみた。店名になんのヒネリもないのが気になるが 他に食うところはスナックコーナーくらいしかなさそうだしな。

レストラン・ムー 「レストラン・ムー」の名物料理は なぜか「きりたんぽ鍋」らしい。
「なんでムー帝国なのに『きりたんぽ』なんだ?」と探検隊も納得できなかったんで 
「うどん定食」をそろって注文。

もちろん 「何故 ムーでうどんなのか?」という疑問も浮かばないではなかったが・・・。
肉うどんにおにぎりがついて 確か750円だったと思う。

←写真は餌にありつく こう少年。

さて、腹もこなれてきたところで いよいよ地底王国の探検に向かう事にしよう。 あやしい坑道入り口に近づいていく一行だが こう少年は恐怖にひるんでないだろうか?ちょっと確認しておかねばなるまい。
「こう君、怖くないかね?探検できる?」
「たんけんするぅ〜・・・」 半泣きしているような気もするが たしかに彼方此方に立てられているあやしい石像と これから暗い洞窟の先に行くことを考えると年端もいかない幼児には少し酷やも知れん。
しかし将来のHCFM探検隊を担う宿命を背負っている少年が未知の探検程度で怯えているようでは先行き不安だし この子の為になるまい。もう少しビビらせてやろう・・・。

「でも洞窟のなかには恐ろしいムー原人がいるかもしれないよ。こうくん捕まっちゃうかもね。」
「そうそう、ばらオジサンは昔 ムー原人に捕まって死にかけたけど 今は人工心臓を入れてなんとか生きているんだよ。こわいねぇ〜・・・」

「こわくないよぉ・・・・」

ふふふ、何だかんだいっても所詮幼児だな。びびっているぞ。
しかしこの少年がいくら父親によってマニアな英才教育を日ごろから受けているといっても「鉄人タイガーセブン」ネタは普通の3歳児には理解できないと思うぞ・・・。(困った保護者だ・・・)

洞窟神社 上・・・探検の前に先ずは「洞窟神社」で安全祈願のお参りだ。なぜムーに神社なのかは疑問だが おそらく鉱山の時のなごりなんだろうな。

下・・・これがムー帝国の入り口だ。
大人1000円、中高生700円、4歳以上は500円だぞ。
ここに冒頭の「王国ではトイレは発見されておりません」という親切な張り紙が貼られているんで 入場の前に横にあるトイレで用を足すことをお勧めする。洞窟内は意外と奥行きがあって長丁場になるし ひんやりしているから生理現象をもよおす危険があるからな。

どうでもいいが 冬休みの真っ最中で年始の開園初日というのに妙に空いていたぞ。ゆっくり探検できるのはいいんだが・・・・もしかしたら もしかするかもしれないんで(?) 興味がある方は早めに訪れることをお勧めするぞ。
ああ、大船の「鎌倉シネマワールド」が一瞬頭をよぎってしまったぞ・・・・。
入り口

さて、いよいよ洞窟内のたんけんなんだが あいかわらず私のデジカメでは暗いところの撮影が難しいんで 
より鮮明な画像は「一口メモ」のリンク先からご覧下さい。

神秘の湖 伝説の黄金像 謎の石柱 霧の神殿
出口付近 霧の神殿 落とし扉 たーしとたろう
左上から「神秘の湖」「伝説の黄金像」「謎の石柱」「霧の神殿」
下段の写真はなんだか忘れたが まあこのような怪しげな回廊や石像が多数展示されているわけだ。

全員集合 砂金採取場
左・・・探検隊集合の図。あやしい子連れ集団だ・・・。
右・・・夏季限定だが ここムーバレーでは砂金すくいの体験学習ができるのだ。あとバーベキューなんかもできるらしい。
さすがにこの寒空では・・・

さて、とりあえずムーの地底王国も探検したし、センターハウスにあるお土産の売店、「ムーショップ」で買い物もしたし ばら隊員とたろう隊長は福引で当たった温泉券で活性石温泉も堪能したぞ。はんと隊員親子は福引でなんか商品券をもらっていたし たろう隊長はムーショップで奇怪なアイテムの詰まった福袋を購入して喜んでいた・・・。

それぞれが思い思いに楽しんだんで お母さん恋しさに家に帰りたがるコウ少年は はんと隊員とともに探検隊から離脱、 残された隊員は美川町の次なる目的地 「観音水車・でかまるくん」を目指すことにした。


「官能水車 でかマ○くん〜!?」


・・・・わざとらしいオヤジギャグは置いといて、この「でかまるくん」とやらは美川の町の木でもある杉を使って作られた 直径12メートルという巨大水車だ。
なんでも「日本一」を目指したらしいが 完成した直後に別の町で更に大きい水車が作られたために「単なる大きい水車」になってしまったらしい・・・。
周りの景観にマッチしていて 夏には流しそうめんや水車で挽いたそば粉で作られる手打ちそばが美味しいらしいぞ。

この水車は「岩屋観音」という摩訶不思議な観音様の近くに造られ いまや毎年10万人の観光客がやってくる名所らしい。これは是非チェックしなければなるまい・・・・

ムーバレーから少し車を走らせたところに さっそく巨大な水車が見えてきた。おお、これが「観音水車・でかまるくん」か!!(ネーミングがなぁ・・・)

でかまるくん 突如 山の中に出現した巨大水車、「でかまるくん」
う〜ん、でかい・・・。

(クリックすると大きい画像が出ます。
大きさを比較するタバコの箱のかわりにたろう隊長とたーし隊員で比較してください。)

そばにある小屋では ご主人が観光の主力商品として独自に開発した「あゆのふりかけ」や 水車でひいた蕎麦粉なんかが売られている。実に風情のあるスポットではあるな。ただ冬はあまりイベントが無いんで夏のほうが訪れるには良いんだろうな。秋の紅葉シーズンも綺麗だろうな。

では次、「でかまるくん」のすぐそばにある「岩屋観音窟」だ!!



岩屋観音・・・弘法大師がクスノキで刻んだといわれる観音像だが この地に置かれてから岩屋の上部から落下する水滴に含まれる石灰のために石化してしまったという珍しい仏像だ。「奇跡の観音像」といわれ1934年に国の天然記念物に指定されているらしい。

岩屋観音 岩屋観音 岩屋観音
左・・・この階段の上に観音像が安置されているらしい。急な階段を上ってゆく たーし隊員とたろう隊長。
中・・・山の中腹にぽっかりあいた怪しげな洞窟。・・・あやしい。
右・・・これが「岩屋観音」だ。暗くてよくわかんないが・・・

どうでもいいが岩の隙間に無理やり押し込まれた小銭があちこちにあったが あれはやっぱり賽銭なんだろうな・・・。


岩屋観音についての解説は
こちら

こうして我々はムー帝国の謎をはじめ 美川町の秘密スポットの探検を終えることが出来た。しかしこの錦川流域にはまだまだ未知のスポットが点在しているに違いない。
萩に戻る道で 山間を流れる美しい錦川など、同じ山口県でも山陰側のものとはまた違った自然景観に感動しつつ 次回の探検への意欲を強く刺激されていた探検隊一行であった。

一口メモ
錦川の流れるこの美川町と付近の町は「玖珂郡」と呼ばれ 岩国市とともに独特の文化圏を形成しているが、今回の探検スポットをはじめ 非常に豊かな自然に恵まれた場所だ。
山口の観光地としては県外から見ればマイナーかもしれないが 「錦川清流線」を使っての旅はかなり穴場でお勧めのスポットかもしれない。家族連れにはムーバレーなんかは面白いと思うぞ。
あと今後の探検課題として残してある「五龍の滝」を含む「寂地峡」(錦町) 弥栄湖(美和町) 羅漢高原(本郷村)など周辺には見どころも満載だ。
このムーバレー、客の少なさが気になったが 感想としては「思ったより良く作られている」という印象でなかなか面白かったと思う。
長く続いて欲しいなあ・・・。


美川町商工会HP・・・http://dns.a-p-s.co.jp/~mikawa/
玖北地域振興協議会 ・・・http://www.urban.ne.jp/home/kuhokus/index.htm
ピュアGANQ・・・http://www.joho-yamaguchi.or.jp/iwakunij/pure/pure.htm

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