本州最西北端に楊貴妃を見た!2000.2.13update

楊貴妃像

二尊院・楊貴妃の里

さて、潮吹きのある位置から西に目を向けると向津具(むかつく)半島と呼ばれる半島がある。ここに「楊貴妃の墓」があるらしいという情報をキャッチした我々は今回はこの場所の秘密に迫る事になった。
「なぜこんな場所に楊貴妃が・・・!!!」
誰もが思う疑問であるが、今回、そんな探険隊に「女と聞いては黙っちゃおれん」と公言してはばからない新メンバー・ふぐ隊員が加わることになった。
この男、「アルプスの少女ハイジ」のクララが立ったシーンを見て「女が勃ったらビックリするわい」と、意味不明の感想を述べていた怪しい男である。
どうなる事やら。


はじめてこのあたりに来た時は、まだ何も開発されておらず 道も狭く来る人など殆どいなかったが油谷町も本腰を上げて観光政策を進めているようだ。
まず、我々は平成4年10月にオープンしたばかりの妙見山展望公園を訪れた。標高275mの頂上から油谷の町はもちろん、長門の青海島から下関に続く海岸線が一望できる。すばらしい大パノラマだが はっきり言ってそれだけだ。
しかし、あまりメジャーじゃなく人が少ないのでアベックにはいいんじゃないかな?遊歩道も出来たてでなんとなくいいぞ! たろう、ばら、ふぐの3バカ隊員も大喜びしてたぞ。今思い返しても何が良かったかわからんが とにかくいいぞ!(そんな観光案内って・・・)
まあ、とりあえず見所は景色なんでとりあえず写真を・・・

妙高山展望公園 妙高山展望公園から向津具半島を望む。真ん中が天然記念物、俵山
東に竜宮の潮吹き、西に角島などの島々が見える。絶景。

さて、次はいよいよ楊貴妃の墓を探険だ!
それは向津具半島の内側、油谷湾に沿った 細い軽自動車一台がやっと通れるような漁村の道を進んだところにあるはずだが、やはりココも開発が進んでおり、すげえ立派な道路が出来ていた。おそらく観光バスなんかも通れるようにしたのだろう。しばらくすると看板が見えてきた。・・・ん?

「楊貴妃の里ぉ?」

いつの間にかへんな公園が出来ているじゃないか。でっかい楊貴妃像が見下ろす公園内に みょうな中国風の建築物が点在しているぞ。

もともとここは二尊院と呼ばれる寺だが、「楊貴妃がここにたどり着いて亡くなった」という伝説があった為、町を挙げての観光開発になったのであろう。 ここは本尊が釈迦如来と阿弥陀如来の2つあるので二尊院と呼ばれているらしい。
「ほんとかどうかわからない伝説があるだけでこんな設備が・・・!!!」絶句する探険隊一同。でも言い訳するわけじゃないが二尊院自体は由緒正しい寺だそうだ。解説の看板にそう書いてあったからな。・・・まあ、ロマンがあって良いじゃないか!細かい事を気にしていたら人間 大きくなれないぞ!(ひねくれてるなあ・・・我ながら)

ここにお参りすると楊貴妃のようなかわいい子宝に恵まれるそうな。
例によって独身で結婚のあてもないのに熱心にお参りする たろう、ばら、ふぐの3人であったが、彼等のむなしい願いなど サミアどんでも叶えてはくれまい・・・。

楊貴妃の里
いつの間にか建てられた謎の中国式建築物。
妙に異国情緒に溢れている。
ちなみに手前の白い建物は公衆トイレ
楊貴妃の墓

これが「楊貴妃の墓」と言われている塔。
見た感じ 何の変哲もない古い塔だ。

まわりには普通の人のお墓があるのが何とも・・・。

でっかい「楊貴妃像」。
楊貴妃伝説について詳しく知りたい人は
ここをクリック!
楊貴妃像

グルメタイム

この「楊貴妃の里」公園のオープンにあわせて、国道191号線沿いに「特産品販売センター・楊貴妃」という土産物屋が建てられたのだが、現場から少し離れているんで今回我々はそこには行かず、楊貴妃の里のそばにある小さい売店で土産を物色する事になった。めんどいしな。
まあ、そんなに観光客の来るような場所じゃないんで売り子さんもヒマそうだ。色々親切に商品の説明をしてくれるぞ。
土産は地元の農作物加工品が多いが、「目薬の実」がらみのお茶や飴、ふくろうの木細工(目薬つなぎ?)、イチジクを加工した商品が目立つ。ココの限定商品かどうかは知らないが。
あまり大きな資本が参入してないんで、手作り商品が目立つが そんな中で「楊貴妃パイ」というのが目に入った。早速1個購入(120円)して、隣にある喫茶コーナーで試食だ!

楊貴妃パイ いかにも手作り・・・
コーヒーセット 左上・・・これがここしか買えない(?)「楊貴妃パイ」。地元のオバちゃんがせっせと作っている姿が目に浮かぶようだ。違うかもしれんが。  1個120円也。よくあるお土産のお菓子に比べると手作りっぽくて美味い。

右上・・・そのほかには「恋絵巻」なるお菓子も売られていたが・・・。売られているもの全てが「素朴」

左下・・・隣の喫茶コーナーで「コーヒーセット」を頼むとコーヒーと「御茶請け」として売店で売られているお菓子が1個ついてくる。得した気分。客が全然いないんで必要以上に落ち着くぞ!値段は忘れたが普通だったと思う。

ゲストブック(ただのノートだけど・・)が置いてあるが、我々の足跡(単なる落書き)が見られるぞ!捨てられてなかったらな。

さて、充分「卑弥呼の里」は堪能したが、やっぱり時間が余ったんで(見るところがないのか?)我々は半島の先端を目指す事になった。そここそ「本州最西北端」と呼ばれる「川尻岬」があるのだ!
楊貴妃の里から向津具半島を時計回りに進み その途中にある「俵島」と呼ばれる小島(と、いうか出っ張り)を横に見ながら進むと川尻岬につく。我々が現地に到着したのは もう夕方で陽が沈みかけていたが、夕日に染まる日本海の風景はもう、素晴らしいの一言だ。

夕日を受ける俵島。
国指定名勝・天然記念物である。
ただ、観光地として開発はされていないのでなかなか近寄りがたい。
島の手前は段々畑が広がっており、いかにも「人様の家の敷地」で
勝手に入っちゃマズそうだ。
長門の夕陽 俵島
長門の海に沈む夕日。
「♪あ〜の〜ひとはーあのひとぉはー
わーたーしーだけの十字架ァ♪」

川尻岬は日本海の荒波に打たれた岩々がそびえたつ壁になっており、何とも言えない荘厳な風景を我々に見せ付けている。
こんな素晴らしい場所では記念撮影をしなければ!我々のたんけんの成果を後世に伝えるために!

陸から岬の先端を望む 岬に打ち寄せる波
川尻岬 川尻岬 3バカトリオ

ここには食堂が一軒あって、そこが駐車場や管理や釣り客の相手をしている。岬の先端まで行く遊歩道はあるが質素なもので自然の姿をそのまま残しているぞ。
下手に人の手が加えられていないんで何もないと言えばそれまでだが 妙に落ち着くんで 通には応えられないだろう。私は好きだ。
それでも休日なんかは晴れていれば結構家族連れが来たりしている。 海岸線や岬は晴れていれば散策にはもってこいだ。天候の悪い日はちょっと怖そうだが。
海岸線は波が荒々しく、ちいさい子供などは波にさらわれるかもしれん。(おいおい・・)  まあ、子供には小さいうちから自然の厳しさは教えとかないとな。ホントにさらわれたら元も子もないけど。

しかし今回我々探険隊が訪れたのは北長門海岸国定公園のほんの一部に過ぎず、まだまだ国道191号線沿いには未知の部分が多い!探険隊に安らぎの時はないのだ!!

しかしふぐ隊員はほとんど活躍しなかったな・・・。 彼(私もか?)が卑猥なオーパーツを手に取り 生き生きとした表情を見せる次章・「長門市・魔羅観音編」はこちら!!(いいのかなあ)

一言メモ
本州最西北端・川尻岬には釣場としても人気があるが、夏はキャンプも出来るらしい。このあたりは前回紹介した「竜宮の潮吹き」とセットで訪れると良いだろう。
向津具半島小さい半島だが、景勝地が点在しており結構時間が潰せる。やはりドライブ・ツーリングがおすすめ。
油谷には温泉もあるが、あまり(全然)有名じゃないんで、秘湯マニアの人はどうぞ。
お土産は初心者(?)は191号沿いの「特産品販売センター・楊貴妃」に行くのが無難かも。特産「楊貴妃ビワ」も売っているらしいぞ。

もっと詳しく知りたいひとは 「油谷町商工会ホームページ」(出来たばっかりみたいだ)をチェックすべし!
     http://www.joho-yamaguchi.or.jp/yuya-sci/index.html  

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