弁天様の聖水が飲みたい!!(part 2)
2001.10.08update

不老長寿の水

♪いのちのもとを〜(さがしてさがして)♪ (何故「ゼンダマン」・・・?)


PART1のあらすじ・・・・・寄り道をして時間ばかりつぶしましたとさ。

PART1に戻る!!

さて、いよいよ謎の「景清洞」を探検すべく、チケット売り場に向かった探検隊一行。そこで流暢な営業トークをしゃべる威勢のいいおばちゃんに出会ったのだった。

景清洞チケット売り場←意気揚揚とチケット売り場に向かうたろう隊長。

「はい、入場料は930円、もし大正洞と一緒に見るんなら片方は半額になります! で、コースの説明をすると観光コースは約700メートル、こちらは車椅子でも大丈夫で、照明も完備されてます。 で、その先の400メートルは別料金の『たんけんコース』となります。」

「は?『たんけんコース』って・・・? それは一体・・・??」 
怪しげなキーワードに思わずおばちゃんに質問してしまう探検隊。気のせいかおばちゃんの口元がニヤッと少し緩んだような・・・・。

「一般コースの先は照明もありません。もちろん案内板もありませんし、道も舗装はされてないんで足元も少々危険です。で、300円の別料金で洞窟の地図とヘルメット、懐中電灯をお貸ししますんで 自分で探検しながら進むコースになってます。もしかすると川に落ちてしまうかも知れないんで必要ならば長靴も貸しますが。」


むぅ!わしが子供の頃に来たときは そんな怪しげなシステムは無かったような気がしたが・・・!どうやら設備投資の軽減と観光客に妙な興奮を与えるという一石二鳥の効果を狙った作戦らしいな・・・。

「どうする?探検します??」

「むぅ!そこまで言われては止むを得ん!参加してやろうじゃないかっ!!」

・・・なんかまんまとチケット売りのおばちゃんの策にはまってしまった感があるが、「たんけん」と聞いて我々が怖気づくわけにはいくまい。
で、300円払ってヘルメット(懐中電灯が額にセッティング済み)と地図を片手に洞窟に向かったのだった!

入り口
景清洞(かげきよどう)・・・
総延長1600メートルの鍾乳洞。名前の由来はその昔 壇ノ浦の合戦で破れた平 景清が潜んでいたことから。
他の2つの鍾乳洞に比べてやや横に広く天井も低いし、鍾乳石も少ないらしいんで昔は皇軍がゼロ戦を隠していたんだとか。 
それはともかく危険な場所が少ないのかあまり金網やロープが張り巡らされてないんで 化石や珍しい洞窟生物に直接触れる など、なかなかマニアックだ。(詳しい解説はこちら)
で、入り口をくぐると すぐ
「生目八幡」という場所がある。 なんでも目を負傷した景清がここの澄み切った水で目を洗ったところ たちまち傷が癒えてしまった、という逸話が残っているスポットで 「長門の七不思議」の1つに数えられているぞ。
生目八幡 ←これが「生目八幡」。目の病気の願掛けに効くらしいぞ。とはいうものの ここの水槽に溜められている水で眼を洗うにはちょっと勇気が要りそうだが・・・。

ちなみに画像をクリックすると「生目八幡」についての解説が・・・。

「チキチキ・・・チキチキ・・・」と 飛び回るコウモリの鳴き声が天井から聞こえてくるが・・・。う〜ん、なかなか迫力があるぞ。

景清洞 石柱 観光コースちょっとボケているが上段左が景清洞のコースの様子。
中は天井から垂れている鍾乳石。
下段はデジカメの撮影に成功した奇岩の一部だ。


ここは地下水の川が台地をくりぬいて作りあげた洞窟らしいんで遊歩道に平行して小川が流れている。
遊歩道を歩く分には特に問題ないが・・・
隠し岩 胡瓜畑
看板で、ほどなく歩くと妙な看板が見えてくる。



ここで一般の観光コースは終わり。いよいよこの先は300円を払ったものだけが楽しめる漆黒の世界なのだ!!
たろう借りてきたヘルメットを装着し 真剣に地図を眺める隊長たろう。
年甲斐も無くちょっとワクワクしている様子・・・。ほんとにこういう場所が好きな男なんだな・・・。

たぶん彼の心の中では「クウガに変身するベルトでも発見してやろう」などという妄想が渦巻いているに違いないな。
確かにそんな雰囲気は充分なんだが・・・。

探検コース たろう たろう
で、これが探検コースの内部だ。

デジカメのフラッシュで内部の様子が多少わかるかもしれないが 実際は何の光も無い真っ暗闇で ほんとにヘルメットのライトだけが頼りだ。
時々天井が極端に低くなっているし、足場も悪い場所があるんでヘルメットと できれば長靴も用意したい。(ちなみに私は革靴で歩いていたんだが あとで石灰質の土を落とすのが大変だったぞ。・・・けっこうウロチョロしたしな)

はっきり言ってこのたんけんコースは面白いぞ。私が子供の頃には「一般観光コース」しか無くて「景清洞はショボい」という先入観しかなかったんだが、このコースは自然が剥き出しなんで大人も結構楽しめる。これは穴場だぞ。

小学生の団体客なんかがぞろぞろ探検していたら興ざめなんで なるべく人のいない時期を狙って訪問すべし!!内部の川が増水するであろう大雨の後なんかは もっと危険が増して面白いかも知れんな。
終点「やった、終点だ!!我々はやり遂げたんだぁ〜!!」

数々の苦難を乗り越えて ついに終点に到着した探検隊一行。
チケット売り場のオバチャンの予言どおり所要時間約40分の 危険な冒険であった・・・。

←フラッシュの反射で看板が光っているが たしか親切にも「探検コース・おわり」と書かれていたような・・・。

「むぅ、意外と面白かったな・・・。これは閉所恐怖症のはんと隊員なんかを連れてくれば面白い反応が見れるかも知れん・・。わしでも一人で入るには怖いかも知れないが・・・。(本音)

さて、適当に時間もつぶれたし、いよいよ真の目的地である「別府弁天池」にでも行くかっ!!


秋吉台から車で少々、一本道のくせにやたらわかりにくい場所にその「別府弁天池」はあるんだが 何度か訪れたことのある我々ですら無事に到着できるかどうか心配だったぞ。
もともとこのあたりは道の周りにあまり目立つものが無いんで たろう隊長の最新カーナビシステムでも 何も無い画面の上にぽつんと表示されるだけで実に心もとない。
素直に道の脇に立っている案内板にしたがって行ったほうがわかりやすいかな?

で、ここが「別府弁天池」だっ!!

別府弁天池
別府弁天池
・・・正式には「べふ べんてんいけ」と読むらしい。
石灰岩の伏流水から厳島神社境内に湧き出るこの泉は適度にカルシウムを含み 山口県下でも一番有名な名水で当然「日本の名水百選」にも選ばれているぞ。

ちなみに詳しい説明はこちらっ!!

弁天池成分表
♪水銀 コバルト カドミウム、鉛 硫酸 オキシダン〜 ・・・ か〜えせ! か〜えせ・・・♪
・・・こう言う成分表を見ると 必ずこういう歌を口ずさんでしまう悲しい探検隊一行であった・・・。

・・・心が汚れているなあ。

弁天池

この弁天池はかつて水不足に陥ったときに「財弁天を祭るべし」というお告げを受けて その後に発見された、という伝説があるらしい。
で、そばにあるのが「厳島神社」。

しかし厳島神社って どこにでもあるなあ・・・。

年に一度、水の恵に感謝して「念仏踊り」というものが行われるそうだが、まあ「飲めば長生きする」とか「財産に恵まれる」とか、いろいろ御利益がある場所なんで それなりの言われもあるんだろうな。
弁天池


見よ、このコバルトブルーに輝く澄み切った神秘の清流を!!

地下から湧き出るこの清水はやたら冷たいんだが、この清流を利用してそばでは町営のマス養殖場なんかがある。もちろん新鮮なマス料理はすぐ傍の食堂で食べることができるのだ。美味そうだぞ!!
弁天様この弁天池を見守る弁天様。ちっちゃいぞ。

考え様によっては ここはそれほど見所も無いごく普通の湧き水なんだが たろう隊長がこれほどまでにこの池に執着するのは
「弁天様」というキーワードゆえに他あるまい。

この美しい水のきらめきを見ながら きっと奴は頭の中で
「鎖を体にまとい エアバイクを乗り回して宇宙空間をさまよいつづける気の荒い美女」の姿を思い浮かべ 自らが管理するエロサイトに掲載する次回作のイラストの構想を練っているに違いないであろう・・・。

・・・困った奴だっちゃ。
(わしもか・・)

ま、そう言われては・・・  「・・・・。」

命の水に群がる町民池に湧き出した清水はパイプを伝って何箇所かの給水場に引き込まれている。
今日も命の水を求めて県下からやってきた庶民たちで賑わっているぞっ。

ちなみにココの名水は 大きな声では言えないがボトル一本につき150円の寄付というかカンパというか賽銭を要求される。

「金を要求されるくらいなら わざわざこんなところに来なくてもコンビニでエビアンでも買うわい!!」

・・なんて思ってはいけないぞ。

いつでも安心してきれいな水が飲めるように 常日頃から環境を整備したり管理したりしてくれる人がいるからこそ この弁天池は変に開発や汚染もされずに今も美しさを保っているのだ。

ちなみにわしも150円を賽銭箱に払って飲もうとしたときに 前にならんでいた変な中年オヤジが長々と顔を洗ったり何本もボトルに水を汲んでいたりしていたが ちゃんと寄付金はそれなりに払ったんだろうな?まあ 形はカンパなんで深くは突っ込まなかったが・・・。


こういう清らかな水を飲むと心まで澄み切ったように爽やかになるなあ。そんな想いを胸に秘め 探検隊一行は秋芳町を後にしたのだった。

あちこちウロウロしていたら夕方になってしまったが なかなか充実した一日だったわい。
・・・ジャンクフードをあちこちでつまみ食いしてなければ ほんとはここのマス料理も食べたかったんだがなあ。ふふぅ〜。


一口メモ
今回は秋芳町と美東町についての紹介だったんだが 普通の観光目的であればやはり山口県でも1,2を争う観光名所の秋吉台の「秋芳洞」は欠かせないはずです。
ここでは取り上げなかったが とくにお子様連れには
「サファリランド」「科学博物館」なんかが安心してお勧めできるスポットでしょうな。

でも、時間が余った人や普通の観光には飽きてしまった人には是非「景清洞のたんけんコース」なんかにトライしていただきたい。・・・ま、それだけを目的に秋吉台に来られてもちょっと困りものですが。

ちなみに「秋芳洞」についてはここの「バーチャル探検」が非常にわかりやすく解説しています。

秋芳町関係リンク

秋芳町HP・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・http://www.ync.co.jp/shuho/
秋芳町商工会・・・・・・・・・・・・・・・・・http://www.joho-yamaguchi.or.jp/shuho/
秋芳町商工会青年部・・・・・・・・・・・
http://www.joho-yamaguchi.or.jp/shu-sci/

美東町関係リンク

美東町商工会・・・・・・・・・・・・・・・・・http://www.joho-yamaguchi.or.jp/mitou/
美東町商工会青年部 女性部・・・・・http://www.joho-yamaguchi.or.jp/mitou-ss/


その他

秋吉台科学博物館・・・・・・・・・・・・・・http://www.ymg.urban.ne.jp/home/akihaku/
秋吉台の自然・・・・・・・・・・・・・・・・・・http://ww5.tiki.ne.jp/~akiyoshidai/
sight-seeing JAPAN・・・・・・・・・・・・http://www2c.airnet.ne.jp/m-ito/sight-seeing/genr/gcv_syuho.html


後日談・・・・

9月の3連休。 ここ秋芳町では地元の大理石加工・販売業者が集まって 年に一度即売会が行われるんだが、今回ちょっと帰省して 「石ころ」と聞いては黙ってはおれない男、たろう隊長と偵察に行ってきたぞ。
で、折角だからちょっと紹介しておこう。


オニックス祭りここが「山口県大理石・オニックス祭り」の会場。

出店のテントがあちこちに立てられて すっかりお祭り気分だぞ。

で、右は会場に降り立った隊長だ。 
たくさんの石があるというだけで いかにも嬉しそうだぞ。
たろう隊長
会場ここが会場。所狭しと石が置かれているぞ。

こういうイベントが行われているのは全国でもここだけなんだそうだが、たしかにそうだろうな・・・。

右はオール大理石の虎の像。 一体いくらくらいするんだろうか??
大理石の虎
秋吉台の一帯は大理石、鍾乳石の産地なんだが、何故かメノウや水晶なんかも世界中から集められて販売されているぞ。
ちなみにたろう隊長は 水晶やらなんやらで一万円以上を出費・・・。
つぼ

 正統な大理石の工芸品には 左のつぼとか 右の灰皿、文鎮など 生活に密着しているものが多いぞ。

大理石は安くて加工がしやすいんで様々なものがあるんだが、もしこの地に来ることがあれば こういうものでもお一つどうかな??
灰皿とかなんとか・・・。


ま、こんなものもあるんだが・・・・
これを買っていったいどうしろと言うんだろうか??


これは私も小学生の頃 買った記憶があるんだが あとで持て余してしまったなあ・・・。

・・・・。

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