阿武町で夕日を見よう!!2001.08.25update
「とりあえず鮎じゃ!夏と言えば鮎なんじゃあ!!
そういうわけで今回は鮎をフルコースで食うために阿武町に行くぞっ!!」
平均気温が35度を超えようかという猛暑の2001年の盆休み。山口に帰省したばら隊員を待ち受けていたかのように さっそく吼えまくるたろう隊長・・・。
「・・・・ああ、そうなの? まあ それはいいんだが・・・しかし阿武町とは意外な場所が今回の探検場所なんだな・・・。」
阿武郡阿武町・・・萩から国道191号線を島根方向に向かうと 最初に出会う町、それが阿武町だ。
萩の隣町なんだが191号線の何処から阿武町なのか そしてどこまでがこの町の境界線なのかわかんないくらい目立たない町だぞ。
人口5000人、海岸線に沿った奈古地区・宇田郷地区と内陸・山間部の福賀地区の3エリアから成り立つ町だが 萩〜島根間にあるこの町は 普通 地元の人以外は通り過ぎてしまうだけなんで マイナーなイメージはぬぐえないと思う。
かくいう私も海岸線のエリア以外はまったく知らない場所だ。
今回、たろう隊長が提案した「鮎料理の食べられる店」というのは山間部に位置するらしいんで 当然私は行った事が無いぞ。なんでこの男はそういう穴場には詳しいんだろうな?彼女もいないのに・・
「あそこで鮎を食べるんなら季節的にみんなが揃うのは今しかないしのぉ・・・でも予約しておいたほうがいいかもしれないな。
ほんとは夜に行くのが風情があるんだけど 山の中で蚊が多いから昼間でいいだろうな。うん。」
・・・たーし隊員が横からアドバイスを・・・どうやらこの男も今回目的の店に詳しいようだ。知らないのはわしだけなのか??
で、電話でちゃっかり予約を入れて さっそく阿武町に向かう探検隊(今回は3人)であった。
海岸線からおもむろに内陸部に方向転換して しばらく車を走らせると 草ボウボウの道路わきに「鮎」と書かれた看板を発見。そばに澄んだ小川の流れるこの建物が 今回、鮎を食べる目的で我々が訪れた「鮎料理・竹泉」だっ!!
| グルメタイム |
![]() |
![]() |
![]() |
| 今回 鮎料理をいただくことになった「竹泉」 | この小さい橋を渡ったところに店はあるらしい | 店内。わかんないかも知れないが全席座敷。 |
![]() |
今回我々は訪問前に一応予約をしておいたんだが この日は4割くらいしか客席は埋まっていなかった。 しかしやってくる客は家族やグループが多く、席が埋まるときはあっさり埋まってしまうんで確認の意味でも予約しておいたほうが良さそうだぞ。 何よりこの山の中、せっかく店を探し当てても休業中だったりしたら目も当てられないからな。 |
![]() |
| 店の外には鮎のいけすが・・・ | 哀れな鮎たち。(うまそう) |
| 今回我々が頂いたのは「塩焼き」「フライ」「背ごし」「鮎めし」それと「鮎のおすまし」と「果物」がセットになった「鮎定食」2000円也だ。むろん単品でも注文可。 鮎の塩焼きをはじめ ほとんどが単品450円だ。(ただし定食に含まれていない味噌焼きは@500円) 私とたろう隊長は鮎定食だったが たーし隊員は鮎の塩焼き3匹とビールだったぞ。 そのほかにも清流の地らしく「そうめん」なんかもあるが 基本的にはここは完全な鮎専門店なんでメニューのバリエーションは余り無いぞ。 季節も関わってくるんで 竹泉にいきたいと思われた方はやはり事前に確認したほうが良さそうだな。 |
![]() たろう隊長がオプションとして注文した「味噌焼き」 |
||
![]() 塩焼き。これはたーし隊員が頼んだ3匹で 定食には一匹。 |
![]() 鮎めし。味付けは薄いが添えられていたタクアンが妙に美味かったぞ。 |
![]() 鮎のフライと なぜかイモのフライ。 芋の存在感がありすぎ。 |
![]() やはり塩焼きについで定番の「背ごし」。美味い。 |
*******************************
「ああ、食った食った。養殖とはいえ やはりこーゆー場所で食う鮎は堪えられんのぉ。 さすがたろう隊長だな。
で、次は阿武町の何処をたんけんするんだ? わしはこの阿武町で気になるスポットなど1つも思いつかないんだがな。」
「・・・・・・」
「ん?隊長、どうした?何をもったいぶっているんだ?」
「・・・・・・」
ばら隊員の質問に無言をつき通したたろう隊長だったが、やがてその重い口から意外な言葉が発せられたのだった。
「ばかも〜ん、わしも阿武町ではコレというスポットなど知らんのじゃあ!!確かにこの町は山や海は美しいんだが 地図を見ても我々好みのそれらしい観光地など見つからないんじゃあ!!」
「!!!」
・・・・・確かに阿武町は萩市から目と鼻の先なんで 今までその探索には僅かな興味も持たなかったんだが 何の事はない、単にそういうスポットが無いだけだったのだ!
しかし今まで様々な輝かしい成果を納めてきた我々たんけん隊が 一つの町にやってきて「何のたんけんも出来ませんでした」ではお話になるまい。
「むむむ、こう言う風に『探検場所に困ったときに 我々に天声を与えてくださる場所』といえば・・・・やっぱ『道の駅』しかあるまい!!」
てなわけで探検隊一行が探検場所を探すために向かったのは 阿武町の交通と観光の要、「道の駅・阿武町」だった。
萩市から国道191号線を約25分、ここが日本海に面した場所に位置する「道の駅・阿武町」だ。 ここの自慢は平成元年に竹下内閣での成果として得た「ふるさと創生資金」を利用して掘り当てた温泉が併設されているところだ。 「日本海温泉テルメ阿胡」「温水プール」を敷地内にもつ阿武町の観光の目玉として建てられたこの施設には 当然ながら町の特産品である、キウィフルーツや、新鮮な魚介類を売る「特産品直売所」もあるぞ。 |
||
これが「道の駅・阿武町」だ。ちなみにこの「道の駅・阿武町」は全国に無数にある「道の駅」の第一号店になるらしい。休みの日なんかには地元産業をアピールする各種イベントがとりおこなわれていたりするが この日も盆休み期間中ということもあって様々な出店があったぞ。 ちなみに写真はクソ炎天下のなかでカキ氷を売っていたお姉さん(おばさんだったかも・・)と それを買いに行くたろう隊長。 |
||
温水プール。ちなみに「日本海温泉・テルメ阿胡」は
う〜ん、お手軽ぅ♪ |
||
ちなみに店内はこんな感じ。阿武町は何故か昔から「キウイフルーツ」の産業化にえらく力を入れている町だ。 いまでは地元を代表する特産物になっているんで 町のあちらこちらにキウイの描かれた看板を見ることができるぞ。 ここではそんなキウイをはじめ、海の幸、山の幸が農協直結のお手ごろ価格で入手できるぞ。 |
||

真剣にカキ氷の製作過程をチェックするたろう隊長。
ジャンクフードに関しては海原 雄山なみの味覚を持つ彼をして
「意外とまともで正統派。ちゃんとしたフレーク状の氷で舌ざわりも良く 美味かったぞ」
と言わしめたカキ氷は一杯250円。
・・・どうでもいいが 厳しいチェックだな、隊長・・・。
しかし改めて思い返すと 今回我々がここ「道の駅」を訪れた理由は「観光スポットの調査」だったのだ。 さっそく道の駅の観光案内コーナーで様々な町の資料をあさる隊員たち。
そこで我々は恐るべき事実に直面したのだ。
「阿武町の名所・・・・・・夕日」
「!!!なんじゃこりゃ! 要するに「何も無い」ってことかい!」
しかしながら町の観光地を道の駅で臆面も無く「夕日」と言い切るからには それ相当の自信があるんだろう。
日本海を西にしていることから推測するに おそらく西日が海に沈んでいく様を見る絶好のポイントが阿武町にはあるんだろう。
そ・れ・は・ど・こ・か・と・た・ず・ね・た・ら、、、ベンベン♪
我々は阿武町の観光地図から3地点を割り出し、そこを今回の探検場所とすることにしたのだった。
まず他ならぬココ、「道の駅からみる夕日」が町のイチオシらしい。ほんとに「道の駅」だけで観光の重要部分をまかなえる町だな、阿武町は・・・。
| 夕日スポット 1 道の駅から見る男鹿島・女鹿島 |
これが「阿武町の夕日スポット」イチオシの鹿島だ。 実際 阿武町では町のシンボル扱いになっているほど美しい光景だ。2つの島の真ん中に夕日が落ちるため 阿武町の観光資料に載っている代表的な絵が見れるぞ。 ちなみに我々がここを訪れたのは真っ昼間だったため夕日は見れなかったな・・・ それにでっかい作業船が2隻 なにやら作業をしていたんで(ジャマでせっかくの風景が・・)早々に立ち去ってしまった・・。 |
次に紹介するのは 我々たんけん隊にとって最もなじみが深いスポット、「清が浜海水浴場」だ。 「萩の夏」の回に紹介した萩の「倉江の浜」と同様、なかなかナイスな海水浴場だぞ。
| 夕日スポット 2 清が浜海水浴場 | |||
|
・・・実は前々日に我々は海水浴に行って全身がケロイド状にはれ上がっていたので この日は泳ぐことを控えていたのだった。ちなみにこの日のニュースで「このあたりの海にハンマーヘッドシャークが出たらしい」ということを言っていたんで たぶん遊泳禁止だったんじゃないのかな?
「まあ、木与の浜は夏でなくても我々はしょっちゅう(野郎同士で)ドライブで来ているんで 改めて見るところはないな・・・
じゃ、次いこ!次!」
*****************
そして最後が阿武町の端、須佐町との境に位置する「惣郷の鉄橋」だっ!!
191号線から旧道にまわりこむと その秘密スポットはあるらしいぞ。 ちなみにその周辺は 度々たろう隊長がお忍びでイカを釣りにくるスポットらしいんだが。
美しい夕日を見ながら感動の涙を抑えきれない探検隊一行・・・・。「何もない」と思っていたこの町でも (むりやり)探せばそれなりのスポットはあるものだ・・・。
そんな「たんけん」の基本を改めて思い知らされて 今回の阿武町探索は終了したのだった・・・。
| 一口メモ |
| 「何も無い」ことを必要以上に強調して書いているが 実は阿武町という土地にはここで紹介した場所以外にもカルトでマニアックなスポットが点在しているぞ。今回の探検で紹介しきれなかったいくつかのマル秘スポットをここで紹介しておこう。 「たたら遺跡」・・・1981年に国の史跡に指定された江戸時代の製鉄所跡地。なかなかわかりやすく当時の製鉄所の様子を再現&解説しているんで 社会科見学にはもってこいの場所だ。 まあ 難を言えば あまりに人里より離れているんで訪れる人がほとんどいないってことかな。 「長沢の池」・・・1602年に時の名将 益田越中守元祥が築いた灌漑用水池。ブラックバス釣りのメッカになっているんで そういう趣味の人にはお馴染みかも。 しかし「JR奈古駅から車で30分」と私の手持ちの資料には書かれているが、阿武町の広さって一体・・・ 「尼子義久の墓」・・・JR奈古駅から徒歩10分のところにある大覚寺にある。ここの境内には県の天然記念物の「ビャクシン巨木」ってのがあるらしいぞ。 ・・・てなところかな? あと「西台」という高原、鶴ヶ峰八幡宮などマイナーなスポットもあるらしい。広いエリアのわりにスポットは点在しているんで やはり私的には「道の駅」を中心にしたエリアをお勧めするぞ。 で、阿武町に興味を持たれた方は以下のHPを参考にしてください。 「阿武町HP〜HOTするね!阿武町」・・・http://plaza12.mbn.or.jp/~hagikouiki/_private/abu.htm 「阿武町商工会HP」・・・http://www.joho-yamaguchi.or.jp/ask/ 「阿武町農村青年協議会HP」・・・http://nousei.pro.tok2.com/ 「道の駅・阿武町」・・・http://www.cgr.mlit.go.jp/chiki/doyroj/station/abu/abu.htm 「日本海温泉・テルメ阿胡」・・・http://agicsv01.joho-yamaguchi.or.jp/yuyu/30NIHONKAI.html 「清が浜海水浴場と遠岳キャンプ場」・・・http://www.y-kirara.com/webapp/commerce/command/ExecMacro/kirarastore/macros/kh0004nd.d2w/report?cgrfnbr=577 |