2007年03月05日
海潮温泉・市営憩いの家「かじか荘」 vol.2

島根県・宍道湖から少し山間部に入ったところにある雲南市は大東町、加茂町、木次町、三刀屋町、吉田村、掛合町が合併して出来た広大な市だ。
このあたりはそれほど発達した町も無く 何か特徴のある観光地があるわけでもないが、出雲の神話の影響も強く受けた昔ながらの素朴な雰囲気が今も感じられて何気にツウなスポットが点在しているんで わしももう一度じっくり散策してみたいと思っているんだが、、、、山口からは距離があるんで まとまった時間が無いとなかなか難しいよなあ。
そんな雲南市には 中国地方ではわしの一番のお気に入りである 「出雲湯村温泉」があるんだが、もう一つ 忘れてはならない名湯が旧大東町に湧く「海潮温泉」だ。
ココの温泉は三瓶山周辺のような際立った特徴があるわけでもなく、出雲湯村や有福温泉や湯の川のような美人湯でもなく 島根の温泉の中でも湯そのものの特徴は全然感じられない。個性が無いのが個性というわけではないが この温泉の特徴はズバリ「鮮度」だと思う。源泉からそのまま引っ張ってきた弱アルカリのお湯は 肌あたりが滑らかで実に素晴らしい。これが40度ちょいの絶妙な温度で湧いて来る事自体が神がかりとしか言いようが無いな。
「かじか荘」はジモティ御用達の公民館チックな銭湯なんだが、この鮮度のいいお湯が もちろん加熱・加水・塩素殺菌など一切なしの源泉そのままの状態で蛇口からドバドバと掛け流しで供給されている。設備は浴槽とカラン以外に一切無いシンプルなものだが この良質のお湯のおかげで何となくリッチな気分になれる。 温泉で得られる本当の贅沢って 豪華な設備や凝った演出ではなく こういうものではないかと思うわけだ・・・

受付にはこのような料金箱が置かれていて 200円を投入して自分で判子を押すシステム。判子の数と料金を照らしあわせて人数を確認するだけのものだろうし 無人なんで誤魔化して入ろうと思えば出来ないこともないだろうが 来てくれるお客さんを信用して成り立っているシステムだし、今でもこのシステムのままということが素晴らしいな。神話の国だからというわけでもないが おそらく性善説にのっとって人々は暮らしているんだと思うぞ。 そういう町の人々を裏切るような馬鹿者はいないと思うが ここで200円をケチって誤魔化すような人は温泉を楽しむ以前に人間として失格だ、と わしは声を大にして言いたいわけだ・・・
このかじか荘、もちろん誰でも入ることは可能なんだが、ジモティ中心の施設ということで メイン街道から路地に入ったところに隠れるように存在していて 場所は結構わかりにくい。観光客向けには「ゆとりの里」なる健康ランドが判りやすい場所にあるんで 適当に充実した施設や食事などのレジャー性を重視する人はそちらを利用すればいいと思うが この「かじか荘」はいかにも島根県らしい地元密着型のツウな施設の割には敷居は低いんで 興味のある人は是非お試しいただければ、と思うぞ。
今回は土曜の日中だったんで 他のお客さんもいらっしゃったんで浴槽の画像は無し。詳しくは前回の記事を読んでいただければ幸いじゃ。
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2006年11月29日
匹見峡温泉・やすらぎの湯 vol.2

紅葉の景勝地、島根県益田市の匹見峡にある温泉施設。
ここは去年、紅葉狩りに来た時以来の入湯になるから ほぼ一年ぶりかな? 少し時期が遅かったんで 紅葉の方は終わった後だったし、朝から生憎の雨だったんで渓谷は車で流すだけにしておいて 今回は温泉をメインにこんなところまでやって来たんだが、開店直後に一番乗りして他の人が入る前に内部の写真だけサッサと撮影したおいたぞ♪

これがメインとなる内湯。完璧なアルカリ泉で典型的な美人湯だ。 源泉は2箇所あって湯量は豊富なために加水はしてないが こういう大規模レジャースパゆえに塩素殺菌の処理がしてある。入った瞬間に塩素の匂いが鼻をつくが まあ仕方ないだろうな。
内湯にはもうひとつ浴槽があって 小さいながらも乾式サウナも併設されている。600円という価格もこれだけの施設であれば妥当なところか。

こちらが露天風呂とそこから眺める風景。 源泉が違うのかこの露天は内湯に比べて塩素の匂いは余り感じられない。少し白く濁っている湯に心をくすぐられるが 入ってみるとそれほど特徴のある湯でもない。ヌルヌル度は内湯の方がはるかに体感できると思うぞ。
前にも書いたけど せっかく近くに匹見峡という雄大な自然があるのに 見える景色は人工的に作られた庭園と近くの山の雑木林のみで その恩恵はあまり無いようだ。 この時期にここに来る人は ほとんどが紅葉目当てだと思うが 庭の木々は無粋な壁を隠す役目もあるから 紅葉する落葉樹にしちゃうわけにもいかないんだろうな、やっぱり。

この紅茶色した小さい浴槽が ひそかにお気に入りの漢方薬湯。 例によってセクシーモデルはTARO先生だ。
いわゆる「薬湯」は山口県にもいくつかあるが、わしの知っている限り、ほとんどがバスクリンのような入浴剤を投入して「アロマ」の効用を謳っているもので、ココのように本格的な漢方薬を調合したお湯を採用している施設は珍しいんじゃなかろうか?
少しぬるめで長湯をしながら 皮膚からじっくりと有効成分を取り入れる手法で 薬湯特有の匂いもそれほどキツくないから なかなかリラックスできる。狭い浴槽ゆえに 時間によっては老人でひしめき合う状況で湯治をする羽目になるかもしれないな。
感想は前回と殆ど変わらないが、レジャースパとして見れば食事どころやみやげ物売り場、宿泊施設もあって良く出来た施設だと思う。 特に今の時期や新緑の頃に匹見峡に観光に来た場合には 他にめぼしい施設もない場所だから殆どの人が利用するんではなかろうか?観光バスが次から次にやってきて 結構繁盛しているみたいだったぞ。町の人も会議や懇親会なんかに利用しているみたいだったし。

ちなみに売店ではお持ち帰り用に「温泉の素」と「漢方薬湯の素」が売られているんで ご自宅でも手軽に「やすらぎの湯」を堪能することができるぞっ!わしは買わなかったがな。
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2006年11月13日
柿木温泉・はとの湯荘 vol.2

最近 めっきり温泉に入る機会も減ったし、たまに入るのも下関~萩の間にある温泉に偏ってしまう傾向があるんだが、このところ天候もだいぶ肌寒くなってきたし、久しぶりに濃い湯にノンビリ入ってリフレッシュしなければなるまい・・・・
てなわけで昨日、紅葉狩りに津和野に出向いたついでに 久しぶりに旧・柿木村の「はとの湯荘」に出向いてきたぞ。 この施設は最近400円に値上げしたらしいんだが この日は村のお祭りということで料金は半額の200円で済んだぞ。ラッキー♪
しかし そのおかげで湯船は激混み状態で、写真を撮りたいが為に昼飯時を狙っていったんだが、今回も湯船の様子を撮影できるような状態じゃなかったな・・・アンラッキー・・・

ココのお湯は鉄分を多く含み 酸化によって変色したお湯は名前どおりの柿色で透明度は0に近い。舐めてみると少し塩味がして これでワカメでも浮いてれば味噌汁と区別つかないぞ。(いや、そんなこたぁないだろ・・・)
湯船は温泉の抽出物で綺麗にコーティングされて 見るからに効果がありそうな温泉だ。こういうお湯は近くでは木部谷や柚木でも拝めるが どちらかというと三瓶山周辺のものに近いような感じかな? おそらく津和野の塩井戸と非常に近い成分なんだと思う。
ただ、個人営業の入浴施設や湯治宿ではなく「公営の老人福祉」という施設のために これほどのお湯を有していても それほどマニア的なこだわりはなくて 折角の炭酸成分も加熱によって吹き飛んでしまっているのが 少々勿体無い感じかな。
もちろんそれでも成分は非常に濃くて 山口県あたりの単純泉や立ち寄りファミリースパ施設しか入ったことの無い人にはカルチャーショックを受けるほどの名湯には違いないんだが、わしが「素晴らしい温泉」と認めているにも拘わらず それほど通っていないのは 近くにもっとマニアな「木部谷温泉」があるからに他ならないわけだ。
ただ マニアックな木部谷に比べて敷居が低いことと 値上げしたとは言えシャンプーとソープ完備で400円は立派だと思う。いつも老人で混んでいるのは こういう施設なんで仕方ないと思うが 島根の温泉の奥深さを味わうにはお手軽な存在なんでオススメ度は高いぞ。
「湯あたり注意」の張り紙がしてあるとおり、ちょっと湯の温度が一般向けに設定してあるから長湯ができないし 成分が濃いために一気に体が温まるので注意されたし。
もともとが良く温まる炭酸泉で 保温性を高める塩分濃度も高いから当然なんだが、老人福祉施設ならば もう少し温度を下げて「ヌル湯でのんびり浸かる」方が良いような気もするんだがな・・・
やっぱ あんまり居心地を良くしちゃうと 居座っちゃう老人も出てくるから 回転率を考えているのかもしれないなあ。
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2006年05月07日
早朝の出雲湯村温泉・川湯

GWの とある一日。
朝5時前からお気に入りの出雲湯村温泉・川湯などを堪能。誰も居ない川でのフルチンも また格別じゃ!
島根旅行の時に深夜か早朝に来るのが定番になっているような気もするが・・・て、いうか ここにくることを前提に行動しているというか・・・
いずれにしても やっぱココはええのぅ~・・・ふふぅ~・・・
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2006年02月06日
立久恵峡温泉・御所覧場
せっかく出雲くんだりまでやって来たからには やはり温泉は欠かせないわけだが、今回は雪の中の露天風呂を堪能しよう、ということで 出雲市から10キロ少々山の中に入った「立久恵峡温泉」の御所覧場までやってきたぞ。
ここは以前も紹介して2度目なんだが、「山陰の耶馬溪」と言われる立久恵峡の切り立った断崖絶壁を眺めながら風呂が楽しめる、という なかなかの絶景を誇る立ち寄り温泉なわけだ。

ホントは紅葉の時期に来たかったんだが 雪にデコレーションされた岩もなかなかのものらしいし、夜はライトアップされて10時まで入浴が可能、ということだ。正直言って入浴料金の500円という設定は この景色を眺めるだけでも充分モトの取れる内容だ。それでいて泉質も独特な塩っ辛いもので これも一級品。
こういう温泉って 山口県あたりでは皆無なんで 近くに来たら試されることをオススメするぞっ!

これが露天風呂から眺める風景。今日は雪化粧はいまひとつだったが、それでも小雪がちらついて なかなか風情があったな。

ちなみにこの露天風呂の真正面に見える いわく有りげな岩の隙間には 水量が少ないながら滝が流れている。
「お里の滝」と言うらしいが、その神々しい形状から「女陰の滝」(!)という別名もあるらしい。男性がこの滝を仰ぎ眺めると子宝に恵まれる、という 実にありがたい滝なのだッ!
今の時期は水量が少なくて まるで枯れ滝にしか見えないし、夜だったから近づくこともしなかったが、次回来た時は遊歩道を使って間近から拝みたいと思っているぞ。ふふふ・・・
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2006年01月16日
温泉津温泉・元湯

何度も書いているんだが この温泉はとにかく熱い。「ぬるめの湯」が42度くらいで これもけっこう熱めなんだが「あつい湯」のほうは約46度ほどある。10分くらいは「ぬるめの湯」に入って皮膚を湯になじませてから入るわけだが それでも体はまっ赤っかになってしまう。でも この苦しさがツウ好みなんだよなあ・・・
ほんとは雪の降るような底冷えする日にやってきて 皮膚と心臓に思いっきり負担をかけて冬を乗り切ろう、と企んでいたんだが、それまでは記録的な寒さを更新していたにもかかわらず この2,3日は何故か3月上旬並みの陽気になってしまったな・・・
この日は わしら以外にも数名のお客さんがいたんで 浴室の様子は撮影できなかったんだが、湯の花のこびりついた浴槽は渋いし 少ししょっぱい味のするエグ味のあるお湯も素晴らしい。いかにも湯治向きで チャラチャラしたお客もおらず、熱い湯に我慢しながら黙々と浸かるだけのストイックな銭湯だ。
島根の温泉は 地元の人に深く愛されているものが多いから たとえ石見銀山が世界遺産に指定されても 変な方向に変わらないとは思うんだが、温泉津町が市町村合併で新・「大田市」に組み込まれてしまったこともあって油断はできないんじゃなかろうか?
いずれにしても いくら鄙びていると言っても やはり世界遺産のネームバリューは大きいんで多くの人がやってくることだろう。 ゆっくりと昔ながらの雰囲気、情緒を楽しむのも今のうちかもしれないな・・・

「薬師湯」のところでも書いたんだが この温泉は体力の消耗が激しく、湯あたりする可能性も高いし できるなら宿泊しながら楽しむのがベストだろうな。
ちなみに周辺の旅館の温泉は元湯ではなく 湯量の多い薬師湯からの給湯なんだそうな。
あ、そういえば入浴料金が300円にアップしていたな。 まあ それでもこのお湯を楽しめるのなら充分良心的な価格だと思うぞ。
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2005年12月26日
荒磯温泉 荒磯館

三連休最後の今日は 久しぶりに島根県益田市の「荒磯温泉」などを堪能してきたぞ。
この温泉宿の近くにある「唐音の蛇岩」なるスポットは水仙の名所として有名なんだが、12月から2月の間が見頃なんだそうな。
実はわしらは今年の二月に初めてその存在を知ったんだが そのときはすでにシーズンが終わりの時期で殆どが枯れ落ちた後だったのだ。今回はシーズンを逃さないように気をつけていたんだが、地元のローカルテレビでこの唐音の蛇岩の付近の農家が水仙の出荷を始めた、という情報を聞きつけてやってきた、というわけだ。
まあ 温泉のほうは「ココまで来たついで」という感じだったんだが、肝心の水仙のほうは 今年の寒冬の影響か やっぱりまだ時期が早すぎたみたいで全く咲いていなかったけどな・・・・
この荒磯温泉、お湯の質はホウサンとかメタケイ酸とか そんな成分がメインで、わかりやすい特徴というものは感じられない。島根県は個性的な温泉が多いんだが その中では目立たない存在だ。
ただ すぐ下がそのまま日本海なんで ウリはやっぱり海の絶景だったりする。入浴料金の600円は安くも無いけど この景色を見るための値段だと思うしかないだろう。

前にも書いたが 男性湯のほうは露天風呂と大浴場が別の部屋になっていて 両方楽しみたければいちいち服を着て移動しなくてはならない。ちなみに女性湯のほうは露天があるのかどうか不明。
上の写真は大浴場の様子なんだが、全面ガラス張りだからココでも充分景色は楽しめる。でもやっぱり露天の魅力には敵わないけどな。
今回は他に客もおらず 貸しきり状態でお風呂を楽しめたんだが ちょっと長湯をしたせいで随分とのぼせてしまったな・・・ちなみにココの外来立ち寄り湯は11時から14時までという短い間に限られているんで 入ろうと思えば時間の計画はしっかり立てたほうが良いぞ。
・・・そういえば前回入ったときに非常に気に入った 備え付けの「アロエ塩石鹸」が 今回は見当たらなかったな・・・
試供品ではなく売店に売られている正式な商品は ちょっとしたボトル入りで3150円とかなり高価な商品みたいなんで やっぱ経費節減で備えられなくなったのかも知れないな・・・ちぇっ・・・
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2005年12月24日
津和野温泉・あさぎりの湯

津和野にドライブに行った際には 行動拠点として必ずと言っていいほど立ち寄る道の駅・「なごみの里」に併設されている温泉施設。
泉質そのものは何の特徴の無いラドン泉で 当然のごとく加熱・循環なんで 近くにある超個性的な柿木温泉や木部谷温泉なんかと比べて温泉としての魅力は乏しいんだが、立地条件のよさと施設の充実度、サウナ付きで500円というお手ごろ価格なんで ついつい利用してしまうのだ。
今回はせっかく雪も積もっているし 雪を見ながら露天風呂を楽しむ、という狙いもあって この「あさぎりの湯」に来たんだが、このあたりの日帰り温泉施設で雪見や紅葉を見ながら露天風呂には入れる施設、というのは 実はありそうでなかなか無かったりする。露天風呂はあっても どうしても新しく開発された温泉施設というのは周囲を壁に囲まれた殺風景な箱庭を眺める形になってしまうし、昔からの湯治場のような温泉施設には「露天風呂を楽しむ」という考え方がないからな。
でも 後でよく考えたら 雪見や紅葉を露天で楽しむつもりなら この津和野温泉よりも すぐ上に位置する国道9号沿いの「願成就温泉」の方が周りを山に囲まれている分、アドバンテージは高かったかもしれないな。
萩から津和野に来るときは国道9号を使わずに萩・津和野線を通るんで この「なごみの里」がオープンしてからは「願成就温泉」もめっきり使わなくなってしまったんだが 次の機会にはちょっと頭の隅に気に止めておこうかのぅ・・・

で、これはその「津和野温泉・あさぎりの湯」の休憩コーナーで頂いた 「お祭りうどん」なる一品。(TARO先生は蕎麦バージョンだ)。
メニューに書かれたネーミングだけでは内容が判らなかったんで 売店のオバチャンに「どんなものですか?」と尋ねたところ、「いろいろな具が乗っていてボリュームは満点よ♪」という答えが返ってきたぞ。
「じゃ、『お祭りうどん』お願いします」・・・と オーダーしたら オバチャンに「お祭り?お祭りですね?うふふふふ・・・・」と 意味深な含み笑いをされたんだが、結局 天ぷら、肉、卵焼き、餅など、すべてのうどんメニューのトッピングが載せられているもので、800円というプライスはちょっと高いとは思うが 確かにちょっと贅沢感はあるかな・・・
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2005年10月17日
出雲湯村温泉

島根で一泊して温泉旅行を楽しむ、というわけで 当然 わしのお気に入りである「出雲湯村温泉」は外せないわけだ。
以前にも書いたんだが、わしは島根県、いや 中国地方でも この温泉はベスト、最強だと思っている。
島根県には三瓶山や津和野周辺に個性的で良質な温泉は沢山あるんだが、ココの温泉は単純泉。 ストレート直球で一本勝負の正統派の温泉だ。
単にお湯だけで言うと わざわざココまで来なくても山口県でも同等の温泉に入ることは可能なんだが、その「格」と言うか 温泉に対する考え方と言うか愛情と言うか、山口県レベルではとうてい対抗できないものがあるわけだ。
まず 何が凄いかと言うと 加熱なしで温くも無く熱くも無い絶妙な温度のお湯が循環なしの完全掛け流し、と言うのが凄い。神様が与えてくれた自然の恵みそのものだ。
山口県で言うと 俵山温泉が加熱なしの掛け流しで ここよりもはるかにヌルヌル感のあるお湯が楽しめる場所だ。しかし 湧出量に差があるし それより何より根本的に温泉に対する考え方が違う。
俵山は湧き出る湯量が少ないのが弱みなんだが、目先の観光客に目がくらんで 最新式の立派な立ち寄り施設を作ってしまった。その結果 地元の人たちに昔から愛されてきた公衆浴場の湯舟にまでお湯が回らなくなって一つ空の湯舟のままで営業せざるを得なくなってしまったし、おまけにせっかく情緒のある町並みの雰囲気を煌々とした派手な照明でぶち壊してしまう、という取り返しの付かないことをしてしまったからなあ・・・
対して この湯村温泉は 今まで愛されてきた公衆浴場が老朽化で改装せざるを得なくなったときに 最新式の設備のそろった施設にはせずに あくまで温泉本来の恵みを いかにして100パーセント生かすか、ということを考えて作られている。
かつてあった公衆浴場の廃材を再利用して 建物は新しいけど昔からの思い出もしっかり残しているわけだ。いかにこの温泉が地元の人から愛されていたか判るし リサイクルというかリユースというか 実は一番先進的な考え方をしていると思うぞ。
今回はひさしぶりに公衆浴場の内湯を利用してみたが いやいや、本当の癒しと言うか 贅沢ってこういうものじゃないかと思うぞ。今回は他のお客さんがいたんで内湯のスナップが撮影できなかったが 誰でも直感で「この温泉は凄い」とわかってしまう この温泉は 是非とも一見の価値あり、だ。
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普通に風呂に入った後は 傍にある無料の天然混浴露天風呂で満天の星空を見ながら ゆっくりと入浴~♪

絶対無料!!絶対混浴!!絶対露天風呂!!
静かだし お湯の温度は絶妙だし 星は素晴らしいし、もう 何も言うことは無いな・・・
川底から温められたお湯がポコポコと湧き出て 泡が股間をくすぐりながら上がってくる感触は まさに極上!! まるでち○ぽが歌でも歌いながらお湯と戯れているようだ。(←そんな表現・・・)

これは道の駅で車中泊をした翌日の早朝5時に 朝風呂を浴びに来たときの様子。(←結局 3度入ったらしい・・・)
お湯の温度も適温なんで よっぽど寒くなければ入浴可能じゃないかな?いやいや、実に素晴らしい 温泉好きにとって「パラダイス」という言葉がぴったりの場所だ。
でも 本音を言うとあまり有名になって欲しくも無いのも事実だな・・・ 地元の方のとっておきの温泉と言うことなんで 特にこの川湯では本当に温泉が好きな人だけに こっそりと味わってもらいたいな。
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2005年10月12日
三瓶温泉・亀の湯
今回の島根県湯治旅行でも やはり三瓶山周辺の魅力的なお湯を外すことは出来ないわけだ。
実は今回の旅行の影の目的は 未だに未入湯の「湯抱温泉」と「池田ラジウム温泉」に何とか入りたい、ということだったんだが 両方とも宿泊客を優先する、ということで飛び込みの日帰り入浴は断られてしまったわけだ。
それじゃあ仕方ないなあ・・・ということで 代わりに選んだのが 名湯・三瓶温泉のなかでも 特にお気に入りの立ち寄り温泉、(と、いうか 他の施設は入ったこと無いけど・・・) この「亀の湯」だ。

これは湯船の様子。この形ゆえに「亀の湯」と呼ばれているらしいが 風呂にはこの湯船が一つあるだけで 他には特になし。
壁から一本の樋が出ていて そこから源泉がドバドバと容赦なく掛け流しにされている。 わしも色々な温泉に入ったけど 野湯以外でここまで盛大に掛け流される温泉は そうそう無いと思うぞ。
ちょっとくすんだ色をしている含塩化土類食塩泉で、なめらかな良いお湯だが こういう使い方ができると言うのは凄く贅沢だよなあ・・・しかもココの入浴は志納金100円というビックリドッキリ価格だ。言うことナッシング!!
源泉は37度で 今の時期に入るには少しぬるいんだが、10月以降は夕方4時から後ろのボイラーで過熱されている。 掛け流しのお湯の勢いが激しくて 全然あったまらないなあ・・・と、思ったら 地元のオジサンはおもむろに樋の先を引っこ抜いて 湯船に源泉が入らないようにしちゃったぞ。
源泉は湯船に入らずに 床にどんどん流れていくんだが お湯を止める手段がないから こうしないと確かに温まらないよなあ・・・。掛け流しじゃないと出来ない技だよなあ。
この「亀の湯」、三瓶温泉の温泉街から一つだけぽつんと離れた位置にあるんで 地元専用的な使われ方をしていて観光客もあまり来ない穴場的な存在だ。今の時期は加熱してない時間帯は少し寒いかもしれないが あえてその時間帯を狙って源泉をじっくり堪能するのも手かもしれないぞ。オススメじゃ!!
(ちなみに前回の訪問記はこれ)
投稿者 BARA : 22:20 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月24日
木部谷温泉・松の湯

3連休の真ん中にあたる今日は特に何もすることが無かったんで 一人で島根県の日原町・柿木村まで滝散策に出かけたんだが せっかく島根くんだりまで出向いたんで ついでに柿木村の名湯、木部谷温泉を堪能してきたぞ。
この木部谷温泉、前回最初にきたときは徳地町の柚木慈生温泉とのハシゴで湯めぐりを強行していて 柚木のあまりのインパクトと、そのぬるい炭酸泉をじっくり堪能したせいで多少湯あたり気味だったということもあって 「良いお湯だ」とは思いながらも 実はそれほど堪能はしていなかったのだ。
それから柿木村に来る機会があったとしても なにせ木部谷は浴槽が小さいんで ゆっくり入りたいときは似たような泉質で浴槽も広い柿木温泉の方ばかりセレクトしてしまって なんとなくだが木部谷には入ってなかったのだ。
今日 久しぶりに湯の花のびっしりこびりついた松の湯のゲロ渋の浴槽に体を浸してみたが 改めて成分の濃さに感動して やはりここは一流の泉質だと再確認してしまったぞ。ゆえに以前付けた個人的評価も★4.5から★5つへと変更させていただこう。

これが「松の湯」のすぐ裏にある源泉。 あたり一面 黄土色の湯の花がこびりついて なんとも言えないものがあるな。ちょうど間欠泉が吹き上げていてグッドタイミングだったし♪
この柿木村、山口県の徳地、津和野町付近から島根県の三瓶山周辺まで このような鉄を含む炭酸泉の湯脈が続いているみたいだが 成分の濃さ、と言う意味では おそらくトップクラスではないかな?湯の透明度は全くと言っていいほど無くて まるで赤土を湯で溶いたようなお湯だ。
でも 蛇口から出てきたばかりの源泉は 赤い鉄分がぷかぷか浮いてはいるものの けっこう透き通っているから不思議だよなあ。
今回はちょうどお昼時に行ったんで せっかくだから松の湯旅館の食堂でお昼を頂いてきたんで ちょっと紹介しておこう。
ここの食堂は 基本的にはメニューは700円の「定食」と うどん類しかない。ネットの情報では 宿泊すると値段に似合わないような豪勢な料理が振舞われる、と言う話なんだが まあ 立ち寄りの身分だから そこまで要求してもしかたないか。

これがズバリ、「定食」(700円)だ。焼き魚と吸い物の中に入っているワカメ以外は おそらくすべて地元の食材だと思われるな。
やっぱりメインの客層が高齢者や湯治客なんで メニューはいたってヘルシー。味もいかにも素朴で ほっとする「お袋の味」そのものだったな。

特にオススメなのが この手作り豆腐だ。
最初 見た目があまりに真っ白だったんで オバチャンに「何の豆腐ですか?」と たずねたところ、原料に牛乳を使っているんだそうな。食感はゴマ豆腐というか 酸っぱくないヨーグルトというか 非常に滑らかでグーだったな。
この「定食」、若い人には少し精進料理っぽくて量的に物足りないかもしれないが 女性とかヘルシー嗜好の人には喜ばれるんじゃないかな?木部谷に行く機会があれば ぜひお試しあれ、だ。
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2005年07月04日
伊木の湯
島根の温泉には味のある変わったものが多いんだが、その中でも変り種と言えばこの「伊木の湯」だろう。
マンガン鉱石採掘場から湧き出した泉を引き込んだもので 中国地方では珍しいPH4.0の酸性泉。水虫や皮膚病関連に効果があるんだが 全国レベルの東北や九州の強烈な酸性泉に比べて それほどインパクトは無い。むしろ「弱酸性」って感じで肌には優しそうだな。

ここでは前回、施設の概観しか撮影できなかったんだが 今回は人がいないところを見計らって浴室を撮影させていただいたぞ。セクシーモデルはTARO先生だ。
ご覧のとおり、巨大なポリタブの浴槽があるだけのシンプルなもの。お湯の中には赤いカスのような鉄分が浮遊していて それなりの効能はありそうだし「金城名湯三泉」の一つとして地元の人にも愛されている温泉なんだが 厳密に言うと成分的には「温泉」は名乗れないんだそうだ。
ここは温泉ももちろん特徴があるんだが 一番のウリは地元のおばちゃんが持ちまわりで担当している「接待」で わしの目的も当然そこにあったわけだ。とりあえずお菓子やゆで卵をバクバク食って 地元のおじさんおばさんの方言バリバリの会話を聞くだけでも心が和むな。
ここは入浴料金300円で何回でも入浴可能。一日じっくりと心を癒すにはもってこいの秘湯だと思うぞ。あいかわらずオススメ度は高いな。ふふぅ~・・・
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2005年07月03日
千原温泉
と、まあ わしも新しい職について一ヶ月、まだ仕事の内容を把握しきれてないんでコレといった悩みやストレスがあるわけでもないんだが、理由はともかく 「心の休暇」という名目で島根県まで日帰り湯治旅行に出向いてきたぞ。
本来なら未だ試していない「池田ラヂウム鉱泉」とか「湯抱温泉」なんかを試したかったんだが、「池田」は客が多すぎて入浴不可。(ここは正真正銘の湯治場なんで 客が多い場合はあっさり入浴を拒否されるのだ) 「湯抱」は今は滅多にお湯を沸かしてないらしく 温泉街はゴーストタウンと化していたんで断念せざるを得なかったな・・・まあそれらはまたの機会の楽しみとしておこう。

で、今回は以前 わしがチェックした温泉の中でも特に要チェックのポイントを同行したTARO先生にも味わってもらおう、ということで まずやってきたのが邑智町の「千原温泉」だ。ここはご覧のとおり、源泉の上に直接湯船が作られていて だいたい4~5人入れば一杯の質素なもの。
この温泉の源泉は35度。加熱をしてないんで今の時期にはちょうどいいんだが、それでも一時間くらいは入る必要がある。ほんとはゆっくり足を伸ばして うたた寝するくらいのつもりで入るのがベストなんだが この日はわしらを含めて何故か9人もの客が・・・コレだけ客がいると窮屈で余り落ち着けなかったな。
しばし温泉談義に花が咲いたが わざわざこんな温泉に来るだけあって 皆さんそれなりのウンチクというか 一言言わずにおれない人ばかりだったな・・・地元の人もいるんだろうが おじさんは広島から、3人組の若い兄ちゃんのグループにいたっては わざわざ関西から来ていたみたいだし。まあ わしらも人のことは言えないけど やっぱりインターネットの影響は凄いな。
上の写真はわしらが浴槽を出た後に断って撮影させてもらったものだが、「わざわざ写真なんか撮って 本か何かに載せるのか?」と聞かれたんで 「いいえ、個人的に楽しむだけなんですが・・・」と答えたら、「頼むから何かに載せてくれっ!」と強く要望されたぞ。
「何か」と言われても わしは別にマスコミ関係者じゃないし 雑誌の編集者でもないんだが・・・せめてこのブログで掲載するくらいしか出来ないんだが 写真はリサイズするから どっちみち顔の判別は付かないな。まあ オッサンの写真を載せても誰も喜ばないからいいだろ。