2007年03月01日

玉造温泉・伝承館 足湯

島根県松江市玉湯町湯町1755-1 「いずもまがたまの里・伝承館」内
泉質 : 単純温泉 PH 70.0℃(使用場所 42.0)
効能 : 神経痛、筋肉痛、慢性皮膚病、慢性婦人病、慢性消化器病、動脈硬化症、他
料金 : 無料
営業時間 : 10:00~17:00
個人的オススメ度 

伝承館・足湯

数ある島根県の温泉の中でも 全国的な知名度を誇る代表的な温泉は恐らく「三大美人湯」の一つ、湯の川温泉と、神話の時代からの古い歴史を持つ玉造温泉の2つであろう。
玉造温泉は かつて立ち寄り施設の「ゆ~ゆ」に入った経験があるのだが、正直言って あまりに前衛的な建物に多少なりとも違和感を覚えてしまい、それ以来 玉造温泉にはそれほど良いイメージを持ってなかった、というのが本音だったりする。

ちょっとフォローしておくと、もちろん わしの基準はあくまで「立ち寄り湯」なんで それ一つで玉造温泉すべてを評価するというのもムリな話だとは思うんだが。旅館やホテルでは結構サービスや料理が良いらしい、という話も聞いているし・・・。

で、玉造温泉といえば いわゆる「勾玉」が沢山発掘されている場所としても有名で それが温泉名の由来にもなっているわけだ。
今回の旅行では玉造温泉に入る予定は全く無かったんだが 「無類の石好き中年」を自称するTARO先生に連れられてやってきた「伝承館」なるストーンショップの一角に無料の足湯があるのを発見したんで せっかくだから堪能してきたぞ。

伝承館・足湯浴槽

これが足湯の様子。 泉質は単純泉で 近くにある湯の川温泉同様のヌルヌル系の美人湯だ。 そういう泉質は山口県にもたくさんあって わし的には風情や泉質は長門の湯本温泉のほうが一枚上手だとも思っているんだが、やっぱり源泉の温度が70度というのは凄いよなあ。
この足湯では70度のお湯を引っ張っているんだが それでも42度の温度を誇っている。 通常なら熱めなんだが この時期の足湯としてはなかなか絶妙な温度で 確かに足元からホクホクと温まることが出来る。やっぱ温泉の保温力というのは馬鹿に出来ないなあ。

伝承館・足湯めのう

これが浴槽の様子。さすがにストーンアクセサリーを扱う店だけあって 底にはメノウのような石が敷き詰められている。無料の足湯なのに少しリッチな気分が堪能できるぞ。
この「伝承館」、一般のお客さんももちろん居るんだが、殆どは観光バスのツアーで組まれてやってくる団体さんなんで バスが来たときはこの足湯も大入り満員だが そうでないときはゆっくりと独占できるからタイミングが重要だな。

ある目撃談によると 修学旅行の学生がこの足湯に玉子を投入して温泉玉子作りにトライしていたらしいが さすがにそこまで熱くないんじゃなかろうか?ま、ヒマな人は試してみてはどうかな?(店の人に見つかったら たぶん怒られると思うがな・・・)

伝承館HP

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2006年05月09日

広瀬温泉 月山の湯・憩いの家

島根県安来市広瀬町富田1031-1
泉質 :低張性弱アルカリ性高温泉 PH 44℃
効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復 など
料金 :大人300円
営業時間 :10:00~20:00(受付 19:00)
個人的オススメ度 ★★★★☆

広瀬温泉

鳥取県境に近い広瀬町の代表的な観光地、尼子経久の居城富田城があった月山の麓から湧出した温泉。
この広瀬温泉というのは 恥ずかしながら実は最近まで知らなかったんだが、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉という少し変わった泉質で しかも低料金というんで島根旅行のさいにちゃっかり試してきたぞ。
ちなみに わしのもっている「ツーリングマップル」では入浴料200円ということだったが、今は値上げして300円になっていたな。

温泉施設としては「いかにも共同浴場」という「憩いの家」と 近くの「富田山荘」の2つがある。お湯は共同で使っているのでどちらでも変わりは無いんだが、源泉が近い分 お湯の新鮮度は「憩いの家」のほうが上。露天や設備の充実度から選べば「富田山荘」ということになるだろう。

月山の湯憩いの家

これが「憩いの家」の浴槽の様子。数人入れば満員の小さい湯船が一つあるだけで あとはカランのみ。もちろんタオルや石鹸はなし。
お湯は少し濁った色で 舐めるとほのかにしょっぱい感じ。 この一級品のお湯が贅沢にも掛け流しで使用されている。これほどの温泉ならもっとメジャーな存在になってもおかしくは無いような気がするんだが、観光客は宣伝の行き届いている近くの「鷺の湯温泉」に流れているのか 利用者はほとんど地元のおじさん、おじいさんのみだ。 こういうジモティ専用の雰囲気もなかなかGoodで ズバリ「穴場」だと言っておこう。

島根県では美又、出雲湯村などのアルカリ単純泉か津和野、三瓶山周辺の茶色い炭酸泉が主流だが、立久恵峡とココの「硫酸塩泉」というのは 個性的で面白い存在だと思う。

まあ山口からはかなり遠いんで おいそれと行くわけにもいかないんだが 松江や出雲に旅行に出かけて 歴史が好きで山中鹿之助に興味がある、という人は 窓から月山を眺めながらこの温泉を堪能するのもオツじゃないのかな?

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2006年05月05日

来待温泉・きまち旅館

きまち温泉
島根県松江市宍道町上来待1番地
泉質 :アルカリ性冷鉱泉 PH  16.5℃
効能 :神経痛 ・筋肉痛 ・関節痛 ・くじき ・冷え性 ・他
料金 :400円
営業時間 :9:00~19:00

個人的オススメ度 :★★★★

GWを利用して松江までやってきたんだが 夕方にどこか温泉に入ろうと検討した結果、今回は湯の川温泉や玉造温泉なんかに挟まれてちょいとマイナーな感の否めない「来待温泉」をチョイスすることに。

島根県に限ったことでもないが 宍道湖の周辺には最近になって立ち寄り可能な入浴施設が あっちこっちにポコポコできているみたいだな。「出雲平成温泉」とか「出雲ゆうプラザ」とか「中国地方最大級の掛け流し」という触れ込みの「割烹温泉ゆらり」とか・・・少し離れているけど道の駅・多伎近くにある「多伎いちぢく温泉」ていうのも掛け流しとしてリニューアルオープンしていたようだ。

わしの個人的な趣味から言えば そういうレジャースパ的な施設よりは銭湯チックなモノのほうが好きなわけだ。 掛け流し温泉は確かに大きな魅力ではあるけど 小規模でこじんまりした公衆浴場や温泉宿なら贅沢気分この上ないけど 大規模な施設で有象無象の客が入るレジャースパあたりがそれをやると どうしても資源の無駄遣いに見えてしまうからな。

レジャースパは施設の充実度が高いし、時間を潰す目的や体を洗う目的なら確かに利用価値はあると思うから それはそれでいいんだけど・・・・

で、今回は 今まで試したことも無かったし ついでに飯も済ませてやろう、ということで 施設も充実していそうで食事施設も隣接されており、それでいて料金も300円と手ごろな「きまち湯治村・大森の湯」なる施設に行くことにしたんだが・・・・

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連休の大渋滞の国道9号から県道267号を進み、「きまち湯治村」を目指して進むと 道路沿いに「きまち温泉」と書かれたでっかい看板を見つけたんで 素直にその方向に。
そのうち 川沿いにある静かな、というか 少し物悲しい雰囲気さえ感じさせる建物に辿り着いたぞ。 ちゃんと「きまち温泉」と書かれているんで 間違いないと思うんだが、どうみても最近出来たばかりのレジャースパには見えないんだが・・・

ま、結果的には 名前は同じ「きまち温泉」でも こちらは川沿いの一軒宿で 「湯治村」とは全く別の旅館だったな。ちょいと敷居の高そうな雰囲気・・・というか なんかひっそりとしていて立ち寄り湯ができるのかどうかも判らないような雰囲気が・・・
しかし 周囲を見ても何も無さそうだし、なによりメンド臭かったんで「聞いてみて 立ち寄りがOKなら ココで済ましちゃおうか~」と言う事になったぞ。

この「きまち温泉」、恐らくは元湯的な存在なんだと思われるが、内湯が一つだけのシンプルな作りとなっておる。サウナ付きで露天風呂もある「きまち湯治村」が300円で入れるから 当然、ほとんどの観光客はそちらに流れていくと思うのだが、逆にいうと100円高くても温泉をゆっくり楽しみたい、というなら こちらの方がオススメ。

お湯はアルカリ性特有のヌル度の高いもの。PHの表記が無いからどの程度かはわからないが、体感的にはPH8.5程度かな?
冷鉱泉なんで当然、沸かし湯で循環だと思うが あまり塩素臭も気にならないレベルだ。

ちなみに ここは立ち寄りよりも宿泊客がメインなんで 立ち寄りには事前確認が必要みたいだったが、GWにふらっとやってきても特に問題なく入れたぞ。 
周囲には食事ができるような適当な施設が無かったんで、このあと飯を食うためだけに「きまち湯治村」に立ち寄ってみたんだが、案の定 GWの夕方時は人が物凄い状態だったな・・・
きまち湯治村・大森の湯

こちらが「湯治村」。試してないんで施設の充実度やお湯なんかの評価はできないけど、料金が安いのが わし的には一番のポイントかな?
たぶんお湯は「きまち温泉旅館」と同じだと思うが やっぱ時期や時間を選ばないと 小さい子供がちょろちょろして全然落ち着かないだろうな。わしらが出向いたのは夕方の7時過ぎだったんだが、隣接の食事施設「いろり茶屋」も運良く入ることが出来たが もう少し早い時間だと風呂も食事もだいぶ待たされる状態だったと思われるぞ。

今回は偶然というか 運良くというか 単に間違えただけとも言うけど、「きまち温泉」をチョイスしてノンビリと温泉を堪能することが出来たんだが、道路沿いに掲げられた「きまち温泉」と書かれたでっかい看板は少し紛らわしいと思うぞ。 
「湯治村」を目当てにやって来た観光客のなかには 間違えて迷い込む わしらのような人も少なからず居るんではないかな?(ま、建物を見れば 普通はすぐ判ると思うが・・・)

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2005年02月01日

玉造温泉・ゆ~ゆ

ゆ~ゆ
島根県八束郡玉湯町
泉質 :硫酸塩、塩化物泉  PH8.4  40.3℃、52.2℃、70.8℃ のミックス
効能 :神経痛、慢性皮膚病、慢性婦人病、慢性消化器病、動脈硬化症、他
料金 :大人600円 
営業時間 :午前10時~午後11時(受付時間午後10時20分まで) 月曜休み

個人的オススメ度 ★★★

玉造温泉は出雲風土記にも登場するような歴史の古い温泉で 何かと神話がらみのエピソードが付き物の島根県にあって 恐らく全国的に一番知名度のあるのがココじゃないかな?玉造温泉の名前は「このあたりで勾玉がたくさん見つかったから」ということらしいが 古代のロマンを思わせる良い名前だと思うぞ。
で、そんな玉造温泉の唯一の立ち寄り湯がこの「ゆ~ゆ」だ。

わしがこの「ゆ~ゆ」にやってきたのは平成15年の7月、日本一周のときなんだが その頃はまだ青森の薬研温泉とか北海道の露天風呂に出会う前で 温泉に関しても大した知識もなく 循環とか掛け流しという言葉にも それほど興味はなかったのだ。いわゆる「リゾートスパ」「立ち寄り温泉施設」が普通の温泉なんだと思っていたし 時間を掛けて探してまで鄙びた温泉には入りたいとは思わなかった時期だ。

で、この「ゆ~ゆ」に関しても 普通の立ち寄り湯だと思って何も考えずにやってきたんだが なんせこの前衛的というか未来的な建物には違和感を覚えずにはいられなかったな。このデザインは島根県出身の建築家が勾玉をイメージして設計したらしいが これはどうなんだろうな?

少なくとも「神話のイメージ」「昔からの温泉街」を心に描いてやってきたわしは かなり面食らったし 違和感を覚えたな。せめて黒や勾玉の淡い青で塗るとかすればいいと思うが コンクリートむき出しだもんなあ・・・
設備はさすがに揃っていて サウナや露天風呂、あいまいだがジェットバスなんかもあったように記憶している。でも正直言ってお湯の印象は全く残っていない。その頃は泉質なんかには拘ってなかったんだが それよりもまず人が多すぎて落着かなかった、ということが一番大きいな。
あと 露天風呂も凝ったデザインで 年寄りには辛いんじゃなかろうか? けっこう地元の人もやってくるが 露天風呂の階段も作りがややこしいんで ゆっくり湯に浸かっていようと思っても 目の前をジイチャンが「どっから入っていいのか」とウロウロするし 数人組の地元若者も喋りながら あっちに移動 こっちに移動とウロウロするんで全然落着かない。それ以前に周囲の景色がコンクリートの壁なんで 全然「神話の国」という情緒も雰囲気もなし。
これはココよりも松江のど真ん中にあったほうがイメージ的には良いとは思うぞ。

・・・どうしてこういう施設が出来上がったんだろうな?周りの海潮温泉とか出雲湯村温泉なんかも風土記時代に遡る歴史の古い温泉なんだが 別にそれに縛られてないし うまく地域にマッチした本当に地元が誇れる施設になっている。よってわしのような観光客も風情とか情緒に浸れるのだが ココは「ふるさと創生」か「リゾート法」のカラミか知らないが たぶん行政の「ハコモノを作ろう」という計画ありきの建物なんだろうな。たぶん竹下さんのお膝元なんで 気合が入りすぎて空回りしたとしか思えないのだ。

強いて言うなら わしが来た時は「入浴料+食事で1000円」というコースがあって これを使えば割安感がかなりあった、ということだ。玉造温泉に来ることがあるならば ここよりは旅館にある風呂の方が たぶん情緒とか風情は堪能できると思うぞ。(04.01.17 記)

玉造温泉組合
玉造温泉ゆ~ゆ

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