2007年03月14日
湯元楯縫・割烹温泉 ゆらり
島根県出雲市平田町中本田2938-2
泉質 : アルカリ性単純温泉 PH 9 56.8℃
効能 : 胃腸病・神経痛・その他万病に効く(!)
料金 : 600円(土日休日は700円)
営業時間 : 10:00~23:00(最終受付22:30)
個人的オススメ度 ★★★★

出雲大社から程近い平田地区に ごく最近(2004年)オープンした温泉施設。
何年か前に「島根の平田と言う町で温泉が掘り当てられたそうな・・・」と言う話を風の便りで聞いた記憶があって、去年も出雲に来たときに「ゆらり」と書かれた派手ででっかい看板をあちこちで見かけていて それが「平田の新温泉」ということは気付いていたのだが その時は「どうせ よくあるレジャースパの一種だろうな」・・と さして興味も無かったので試さなかったのだ。
で、今回 出雲に旅行に来る機会があったんだが、途中合流した友人いし一家が子連れだということで
①わし好みのあまりにコアな温泉は難しいだろうから一般的な綺麗な施設が良かろう、と言うこと、
②風呂に入るついでに夕食も食えるような施設であれば一石二鳥じゃなかろうか、と言うこと、
③出雲から松江までの島根半島では食うところもゆっくり出来るところもロクに無いだろう、ということで
今回 この「割烹温泉ゆらり」にチャレンジすることに相成ったわけだ。
結構でっかい施設と聞いていたんで わしはてっきり 島根半島の山の中にポツンと存在していると思っていたんだが、予想に反して町の中心部にどどんと有ったな・・・こんなところに温泉を掘ろうと思った人は偉いというか何と言うか・・・
この「ゆらり」の経営をしているのは なんでも平田町も出資する第三セクターらしいが、比較的新しい都市開発で出来たような町の その中心街にあるショッピングモールが このような温泉施設を中心にして成り立っている、というのが意表をついてなかなか面白いな。

温泉入り口の前は広大な御土産の売店スペースとなっている。その他にも「ゆらり」の隣には「思い出横丁ぶらり」なる 昭和の街並みを再現したショッピングモールもあったりする。(我々が来たときは時間が遅かったんで こちらは未見じゃ)

浴槽は「神楽の湯」と「八百万の湯」の2つ。内容の差は良くわからないけど とりあえず男女日替わりらしい。
まあ 良くある「スーパー銭湯」と言ってしまえば その通りなんだが、この「ゆらり」の最大のウリは「中国地方最大規模の天然温泉・源泉掛け流し温泉」ということだろう。
最近出来たばかりの施設ということで 新しくて設備も充実しているのはもちろんなんだが、毎分620リットルの湧出量を誇るだけあって湯舟も異様に広く 露天風呂も30~40人は収容可能だ。
アルカリ泉の源泉掛け流しというから ヌルヌルタイプかと思ったが 硫黄のにおいもホノカに感じる程度でヌルヌル感も控えめ。
個性派ぞろいの島根の温泉にあっては そんなに突出した特徴は感じないと思う。
わし的にはお一人様専用の五右衛門風呂がお気に入りだったが、その他にもサウナ、かま風呂風のソルトスチームサウナなんかがあって 施設の充実度を考えると700円という価格は妥当な線かな?
我々は隣の「百薬百菜」なるバイキングレストランでの食事とセットのプランをセレクトしたが こちらは腹いっぱい飯が食えて風呂に入れて1500円、と かなりオトク感があると思う。味はよくあるバイキングレストランのレベルだが (味オンチの)わし的には全く不満の無いレベルだったぞ。
ココは観光客はもちろん 地元の人にも人気らしく 常時けっこうなお客で賑わっているようだ。 まあ 施設が広いから少々の客が居ても狭苦しさを感じないと思うし、施設的にはとても充実しているんで万人受けするタイプだと思う。出雲方面に行くことがあればオススメかな?
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2007年02月26日
えんや温泉
島根県出雲市塩冶有原町12-16(有原温泉)
泉質 : ナトリウム・カルシウム・塩化物泉 PH 40.7℃
効能 : 神経痛、筋肉痛、関節炎、五十肩、運動麻痺、こわばり、うちみ、くじき、慢性消化器炎など
料金 : 500円
営業時間 : 10:00~21:00
個人的オススメ度 ★★★★

出雲市の中心部に湧く天然温泉。
この「えんや温泉」は市民会館のとなりにある厚生年金施設・「ウェルシティ島根」内にある入浴施設なんだが、島根の個性的な温泉の中でも異質な個性を放っている、という情報を小耳に挟んだんで さっそくチェックしてきたぞ。

受付で500円払って内部に入ると ツ~ンと鼻腔をくすぐる塩素臭が浴室一杯に広がっているぞ。 浴室内の蒸気でカメラが曇ってしまい なんだか判んない画像だと思うが、このえんや温泉の浴槽は2つ。
一つは水道水を殺菌・循環・加熱したジャグジー付きハイブラバスで ものすごい勢いで浴槽全体が気泡で溢れている。浴槽内に広がる塩素臭はこの水道水浴槽のものだ。あと 打たせ湯と全身シャワーの個室があるが こちらも水道水。
で、肝心の温泉浴槽なんだが、これは源泉をそのまま掛け流しで利用しているようだ。 こんな塩素臭で溢れた浴室にあるから せっかくの源泉利用も台無しでは・・・・と、思ってしまうが 実はこの「えんや温泉」の個性はそんなことでは全然薄まらない強烈なものなのだ。温泉成分が塩素に勝る温泉って言うのも珍しいんじゃないかな?
薄緑に濁った源泉をちょっと掬って舐めて見ると 舌にビリビリと来るような強烈な塩辛さ&嫌な感じの苦さだ。 これでは確かに塩素殺菌は不要だと思われるが、わしの経験した塩化物系の温泉の中でも この辛さはトップクラスだ。おまけに匂ってみるとコールタールというか ゴムのような有機物チックな匂いが鼻を突く。
TARO先生いわく、「温泉じゃなかったら あまり入りたくないくらいの個性だな」とのことだが、確かに成分は必要以上に濃そうだぞ。

館内の説明文によると 「総溶在成分量は近隣の温泉の約2倍、浸透圧が人体より高い高張性温泉に分類される」そうだ。
ちょっとした傷や髭剃り痕なんかにはジワジワとしみるし 目に入ったらエライことになるだろうな。わしも少し口に含んだだけなのに 暫くはゴムを噛んだような嫌な味が口から離れなかったぞ。
オマケにその浸透圧の高さゆえか、10分くらい入っただけで汗が吹き出て 体の芯から温まることができる。そんなことを考えずに長湯をしたんで湯上り後はしばらく汗が引かなかったし、何より相当に疲れたな。 できれば夕食後にそのまま床につける環境で ゆっくり堪能してみたい温泉だ。
わしは温泉に入った後は温泉成分を洗い流さないために水道水での上がり湯は行わない主義なんだが さすがにこの温泉は何度もシャワーで洗い流してしまったからな。それでも顔や肌のツッパリはなかなか収まらなかったけど。
出雲にはあちこちに最近出来たような立ち寄り温泉があるんだが このウェルシティ島根の「えんや温泉」は 強烈な個性でツウな存在というか、普通の観光マップには余り紹介されていないせいか観光客も皆無。 主に地元民や他の目的で厚生年金会館を利用する人にしかいないような穴場中の穴場だと思うぞっ!
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2007年02月13日
多伎いちじく温泉

出雲市多伎町久村654番地
泉質 :ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉(比売の湯) PH 56.2C
:ナトリウム・硫酸塩・塩化物泉(海神の湯) PH 57.5C
効能 :神経痛・筋肉痛・うちみ・その他
料金 :400円
営業時間 : 10:00~21:00(受付20:30まで) 第1・3火定休
個人的オススメ度 ★★★★
古くは華蔵温泉と言われていた 多伎町にある日帰り温泉施設。
我々が島根県に旅行に行くときに必ず利用する道の駅「キララ多伎」から近い位置にあって その存在は前々から知っていたんだが、なかなか入る機会に恵まれなかったのだ。
去年、この施設が改装して掛け流し温泉に生まれ変わった、ということなんで 今回ちょっと試してみたぞ。(ホントはすぐ近くの「小田温泉」に入りたかったんだが 色んな意味で敷居が高くて断念したのだ・・・)

海に近いこともあって泉質はナトリウム系の少ししょっぱいタイプだ。それにしても源泉温度56度は立派だな。
浴場の入り口にあった解説を読むと1300M地下の温泉貯りで500年熟成されたミネラルたっぷりのお湯らしいが・・・そんな貴重な温泉を掛け流しでジャバジャバ使って良いものなのか?とも思ってしまうが、我々が地球人であるから仕方あるまい。(←?)
あたらしい源泉を加えた2つの浴槽があって 源泉掛け流しは「比売の湯」。 我々が入ったのはこっちだったが 女湯の「海神の湯」は比売の湯に比べて少しナトリウム濃度が濃いらしい。(ちなみに浴槽は日替わりで男女入れ替え制らしい)
設備としては大浴槽といちじくの葉が入った薬湯、そして露天風呂の3つ。 薬湯は当然 循環して利用しているんだが、我々の入った時間が午前中だったせいか それほど薬の成分も感じられず・・・。

他のお客さんにペコペコ頭を下げながら無理矢理撮影した露天風呂はこんな感じ。大浴槽に比べてちょっと味が薄い感じかな?景色は垣根が高くてちょっと残念だが 国道から近い位置にあるんで仕方ないかな?
ココのお湯は「掛け流し」ということを全面に出してアピールしているけど 確かに味は付いているし色んな効能も高いんだとは思うが 入っていてもそれほどの有り難みが感じられないのはなんでだろ?
施設としては立派だし料金もお手ごろだし 道の駅と海水浴場に近いから地元民や通りがかりの観光客などのお客さんが毎日沢山来るのは判るんだが、個性の強い温泉ぞろいの島根県にあっては「単なるレジャースパ」という印象が強いのが残念だな。決して悪い施設ではないんだが なんかもうワンポイント 売りが欲しいよなあ。
わし的には もう少し薬湯にいちじくの葉っぱを投入して欲しかったし、シャンプーやボディソープもいっそのことイチジクを使った地元オリジナルの石鹸に切り替えたり セルフのイチジク茶なんかをサービスに置いたりして 「いちじく尽くしの施設」にした方が 観光客にもインパクトがあると思うし面白い立ち寄り温泉施設になったと思うんだがな。
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2005年02月04日
立久恵峡温泉・御所覧場

島根県出雲市乙立町5269
泉質 :含砒素石膏食塩泉 PH 31.8℃
効能 :リウマチ、婦人病、切り傷、神経痛など
料金 :大人500円
営業時間 :7:00~22:00 無休
個人的オススメ度 ★★★★

次にやってきたのは出雲市のハズレにある「立久恵峡温泉」だ。ここは別名「山陰の耶馬溪」「出雲の層雲峡」とまで言われている断崖絶壁の見事な渓谷。日帰り温泉施設は2~3ほどあるようだが 今回は一番有名で渓谷の真正面に位置する「御所覧場」をチョイス。
ガイド本を見ると「絶景の露天風呂」という説明があって 景色だけのために500円払って温泉に入るのもどうかな~?とか思ったんだが やはり10月の後半ともなると紅葉が見れるかな?という期待を持って入ることにしてみたぞ。
結論から言うと まだちょっと紅葉には早かったが この景色を見るだけで500円の元は取れると思ったな。平日ということもあって湯船をゆったり使うことが出来たから尚更なんだが いやいや、これほどの景観の露天風呂はそうそう無いと思うぞ。さすが「殿様が眺めた」という意味の名前を持っているだけのことはあるわい。
景色は良い、というのはあらかじめ判っていたんだが 実は正直言って それだけがウリだろう、と お湯にはたいして期待してなかったのだ。実際に入ってみると少しヌルッとした感じで 口に含むとかなりしょっぱい。こんな山の中の温泉でも塩分がしっかり含まれているんだなあ。成分を見ると「含砒素石膏食塩泉」という あまり聞いたことが無いものだったが わし的にはお湯に関してもかなり評価が高かったぞ。
たぶん11月の土日なんかには ものすごい混雑が予想されると思うが 夜はライトアップがあるということだし 冬の雪をかぶった景色や新緑の頃でもそれなりの風情は期待できると思うぞ。お湯良し景色良しで予想以上に満足した温泉だったな。ふふぅ~・・・
御所覧場HP
(この記事はプチ旅行記からの転写です)
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湯の川温泉 元湯・湯の川

簸川郡斐川町学頭1329-1
泉質 :ナトリウム カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 PH8.4 47.9℃
効能 :慢性リウマチ、神経痛、疲労回復、関節痛、冷え性、慢性皮膚病、慢性婦人病、慢性消化器病など
料金 :大人500円
営業時間 :10:00~20:30 無休
個人的オススメ度 ★★★☆
さて、そろそろ日も傾きかけてきたんで 明日に備えて車中泊をする道の駅に向かわなければいけないんだが やはりここは群馬の川中温泉、和歌山の龍神温泉と並んで「日本三大美人湯」と称されている「湯の川温泉」の道の駅が良かろう。
この道の駅は去年の日本一周のときにも車中泊に利用したんだが そのときは玉造温泉に入ったから湯の川温泉はノーチェックだったのだ。もっともその頃は温泉にも疎くて「三大美人湯」というコピーも知らなかったんだがな。
道の駅には温泉スタンドと枯れた足湯しかないが 少し車を走らせると湯の川の温泉街に突入。ここにはいくつかの旅館があるんだが アクセスのよさと営業時間の関係で一番メジャーと思われる「元湯 湯の川」をチョイス。「ひかわ美人の湯」という日帰り温泉もあったんだが やっぱ「元湯」という文字は魅力的だからな。(ちなみに銭湯ではなく 湯の川温泉では一番歴史の長い旅館なんだそうな)
ちなみに「美人湯」と言われる所以はツルツルのアルカリ泉で かつ多量の硼酸が含まれるためなんだが、体感的には美又、有福、美都などの周辺の美人湯に比べたら一番ヌルヌル感は低い。と いうか 正直言ってよくわかんないレベルだったような・・・それでも「三大美人湯」として全国に名を馳せているのは神話に直結した歴史のある土地柄、ということが大きいんだろうな。
タイル張りの浴槽には溢れんばかりの湯が張られているが 良く見たらギリギリのところで溢れないようになっている。もちろん人が入るとザバーッと溢れるが そうでない時は浴槽の表面ギリギリで流れ出る湯を回収するような作りじゃないのかな?半循環ってことだろうが 資源は大切にしなきゃいけないし 綺麗に清掃された浴槽と大量の透明な温泉は 掛け流しと同等なレベルで気持ちいいぞ。
窓は大きくて明るそうだが わしが来たときは夜だったんで 景色は良いのか悪いのかは不明だ。
(この記事はプチ旅行記からの転写です)