2007年02月19日

湯抱温泉・中村旅館

島根県邑智郡美郷町湯抱315-3
泉質 : 含塩化土類食塩水泉 PH 30℃
効能 : 神経痛、リウマチ、皮膚病、胃腸病など
料金 : 500円(要 事前確認) / 宿泊 : 8000円~
営業時間 : 不定
個人的オススメ度 ★★★★★

中村旅館

島根県の三瓶山周辺には素晴らしい泉質を誇る温泉が多いが、わしが今まで入りたくてもなかなか入れなかった温泉、その1つが「湯抱温泉」だ。

今回の「島根湯治旅行」の最大の目的は この「湯抱温泉」のトライに他ならないんだが、なぜこの温泉が敷居が高いのかといえば・・・
立ち寄り湯を行っている温泉施設が非常に少ないことと、基本的にココの温泉は冷泉なんで沸かさないと入れないから お客さんがいないとフラッとやって来ても入れる状態ではないわけだ。
以前から何度かこの湯抱温泉街に立ち寄っているんだが、いつもゴーストタウンの如くの静けさで人の気配が感じられず 断念していたのだ。 で、今回の温泉旅行では 是が非でもこの名湯を堪能するべく、プライベートでは約20年ぶりに温泉旅館に予約を入れてわざわざ一泊してきたのだ。

・・・この湯治旅行については 後日、「プチ旅行記」のコーナーでも紹介していきたいと思っているが、とりあえずココでは我々が宿泊した湯抱温泉の老舗、「中村旅館」についてご紹介していこう。

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夕方4時ごろ、誰もいない湯抱の町に到着・・・・さっそく中村旅館の入り口をくぐると 女将と若女将のお二人が丁寧に3つ指をついてお出迎えしてくれたぞ。今まで車中泊ばかりで普通にホテルや旅館に泊まった経験が少ないもんで慣れてないから 多少くすぐったい感じだ。

和室

これが我々の泊まった部屋。 まずは若女将の立ててくれた抹茶とお菓子で一服、と・・・

この旅館に部屋がいくつあるのかは数えてないが、他にお客さんがいなかったんで一番広い12畳の部屋を与えられたぞ。野郎二人で使うには少し広すぎるような気もするが・・・広すぎて少々落着かない、というのが本音かな?

廊下←廊下はこんな感じ。わしは豪華装備のホテルよりは こういう昔ながらの旅館の方が好きだな・・・
ちなみに 他のサイトを読むと「トイレが汚かった」という評価があったんだが これは最近、完全にリニューアルされて水洗化されていて 旅館内で一番現代的な設備になっていたぞ。

湯が沸くまで時間があったんで ちょっと温泉街を歩いてみたが、向いにある別の旅館に一組の親子が泊まっているのを確認した以外、他の旅館は開店休業状態だったぞ。土曜日の温泉街に外部からのお客さんが4人しかいないというのも凄いな。まあ 確認できないだけで 実際はまだいるのかも知れないが・・・

ちなみにこの温泉街には旅館以外には店が無いし 自動販売機の類も一切ないんで、酒類は宿泊する旅館に頼めば出てくるだろうが、ちょっとジュースや菓子やタバコなんかが欲しい時はどうしようもないので注意が必要。もしアレなら 少しカバンに忍ばせておくことをオススメするな。

では、いよいよメインの浴槽をご紹介しようっ!!

内湯 浴槽

う~ん、、、、噂には聞いていたが、なんちゅう析出物・・・・さすがにこれは凄いな。見れば見るほど溜息が出るぞ。

膜

風呂の水面には温泉成分のカルシウムで膜が張っているではないか・・・。なんか箸で掬ったら温泉の湯葉でも出来そうな感じだな・・・

加熱のためか元々がそうなのか、小原屋温泉や千原温泉のような炭酸っぽさは余り感じられなかったが、飲んで見るとマロヤカで非常に濃い、素晴らしいお湯だと言うことがわかる。
最初は透明だが空気に触れると酸化による白濁を起こし、その強力な成分は湯舟の縁に析出物で千枚田というか 鍾乳洞のような芸術品を作っていく。 浴槽に出入りする際に足を析出物で怪我をしないように 一箇所にウレタンマットが敷かれているぞ。

百枚皿

コーティング←沸かし場の近くは温度が高くなっているため やけどをしないようにこのような柵で囲まれているんだが・・・木製の柵が何時の間にか温泉成分でコーティングされて まるで大理石のように石柱に変わっているぞ。

温度は若女将が客の好みや要望を聞いて 適当に温度を調整してくれるんで 特に決まっているわけではないらしい。 我々は 夕食前と食後、そして朝風呂と3回ほどこの素晴らしい温泉を堪能したが 温度は最初は熱すぎたり ぬるすぎたり、と まばらだったな。まあ 好みの温度になるまでお湯に浸かりながら気長に待っていれば良いんじゃないかな?

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夕食

風呂上りに空いている隣の小部屋に案内され行ってみると そこにはテーブル一面に女将と若女将のお手製の豪勢な夕食が用意されていたな。

猪鍋をメインに 刺身、揚げ物、焼き物、蒸し物、酢の物、漬物・・・と、たった二人の客のために よくもまあこれだけバリエーションを揃えられたな、という内容だ。 島根県のこの手の旅館は どこも料理の評価は高いんだが、いやいや、満足じゃ♪
ま、難を付ければ 天ぷらだけは少しベタっとしていたと思うが それがココのお祖母ちゃんの味なんだろう。全体的にはどれもこれも心がこもっていて大変に美味しゅうございました♪

ちなみに この中村旅館は素泊まりから受け付けているらしいが 我々の予約したパターンでは「湯治」ではなく「観光」なんで2食付で一人10000円。
料理の内容によって値段も上下するらしいが せっかく老舗の旅館に泊まるのに あまりに安っぽい料理もアレだし、かといって野郎二人で身分不相応に豪勢なプランを組んでも仕方が無いんで 「一般的というか 中くらいのレベルでお願いします」 というオーダーで この内容だ。
基本的に料理や料金のランクに関係なく サービスというか「おもてなし」は一流で、確かに建物は古くて一流有名ホテルのような豪勢さは無いけど 心の底から休まる旅館だと思う。

今回の湯治旅行は 湯抱温泉街の鄙びっぷりや女将がかなりご高齢なことを考えて、「なるべく早めに宿泊しなければ」という思いに駆られて決行されたわけだが いやいや、さすがに満足度は高かったな。まるで人形みたいに可愛らしい女将には いつまでも元気でこの旅館を続けて欲しいと思うし、こういう旅館に年に一度でも定期的に泊まって 自分の隠れ家というか 第二の故郷みたいな存在に出来れば それはそれで素晴らしいと思うんだがなあ・・・

ちなみに 島根県のこのあたりではTVチャンネルは民放3つとNHK2つの5局だ。我々は朝からのハードな温泉めぐりで 夕食後にもう一度風呂を頂いて早々に寝てしまったから問題は無かったが もし遊びでやってくる場合、娯楽はテレビと部屋に常備されている囲碁セットしかないから そのつもりで。(当然 テレビにコインを入れて特殊なビデオが流れる、なんてサービスは無いぞ)

次の日の朝に 日曜日定番の「スーパーヒーロータイム」が島根では放送されてないことが判明して TARO先生が「島根の子供は可哀想じゃのぅ・・・」と呟いていたのが印象的だったな・・・・

参考HP

投稿者 BARA : 23:32 | コメント (2) | トラックバック

2006年05月16日

小浜温泉・才市の湯

島根県邇摩郡温泉津町温泉津
泉質 :含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 PH 28.2℃
効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじきなど
料金 :大人300円 >
営業時間 :16:00~20:30> 
個人的オススメ度 ★★★★☆

小浜温泉

名湯・温泉津温泉にひっそりと存在する地元専用の公衆浴場。 「薬師湯」や「元湯」に比べてマイナーな存在なのは 営業時間が夕方4時から8時半まで、という理由が一番大きいと思われるが 駅からも歩いていける位置にあって そのくせお湯もなかなか良いんで 実に穴場的な存在だったりする。

わしが初めてこの温泉を知ったときは 写真で見る限り かなり渋い外観を誇っていたんだが、どうやら最近になってリニューアルされたようで小奇麗になっていたな。名前も地元の有名人の名前を取って「才市の湯」となったようだ。

才市の湯

受付で料金を払って中に入ると、昔の地元商店のポスターが自慢げに貼られている。このレトロな雰囲気の演出が この小浜温泉の昔からのウリだったんだが、リニューアルされた今も健在だったぞ。

才市の湯

「肝心のお湯はどうかな~」・・と、浴室に入ると 見事なまでのレトロな雰囲気が・・・外観は小奇麗に改装しても中身はそのまま、というのが素晴らしいな。
普通 改装というと安易に近代設備を取り入れて情緒をぶち壊してしまうのだが、さすが温泉文化意識の高い温泉津だけあって 「何が大切か」「ココに来る人は何を求めているか」ということを良くわかってらっしゃる。

ココのお湯は湯量が少ないんで貯め湯、源泉温度も低いから加熱してあるんだが 少し茶色に変色したお湯は「元湯」「薬師湯」に近い一級品。わしはてっきり名前から単純に海水の混じったタイプのものかと思っていたんだが、意外といっては失礼だが湯の花もしっかり浮いている なかなかの一品だ。

まあ、それでもやはり「元湯」が温泉津温泉の代表的な存在ではあるんで あえてココを選ぶ理由はないかもしれないな・・・休日なんかで元湯が激混みだった場合、ゆっくりと温泉を楽しみたい、というパターンなら この温泉は覚えておいて損は無いと思うぞ。

投稿者 BARA : 23:35 | コメント (2) | トラックバック

2006年01月15日

温泉津温泉・薬師湯

温泉津温泉・薬師湯
島根県邇摩郡温泉津町温泉津
泉質 :ナトリウム・カルシウム-塩化物塩泉  PH6.0  45.8℃
効能 :神経痛、五十肩、運動麻痺、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、慢性婦人病、他
料金 :大人300円
営業時間 :5:00~21:00 無休

個人的オススメ度 ★★★★★

やっぱり寒い日は温泉よのぅ・・・(´ー`)

と、いうわけで 今日は日帰りで島根の名湯、温泉津温泉などを堪能しにやってきたぞ。 温泉津といえば源泉そのままの掛け流しで 湯温46度で全身がユデダコのごとく真っ赤になる「元湯」がお気に入りなんだが、今回はついでに「元湯」の斜め前にある「薬師湯」も試してみることに。

・・・ほんとは駅前の「小浜温泉」を試したかったんだが、ここは夕方4時から8時半まで、という短い営業時間だったのだ。さすがに日帰りでやってきて 明日は会社に行かなければならないのに4時まで待っているわけにもいかなかったから 諦めざるを得なかったのだ。小浜温泉は また出雲・三瓶周辺を車中泊しながら温泉巡りする機会を作って再チャレンジするしかあるまいなあ。

この「薬師湯」は明治5年の浜田地震のときに突然湧き出した温泉で 1300年の歴史を持つ元湯に比べたら歴史は新しいが、それでも泉質はほぼ一緒で風格もさすが。入った瞬間に、というか 湯舟を見ただけでココの温泉は只者ではないことがすぐわかる。
薬師湯の湯舟

万人向けの入りやすい温度で 丸い湯船が中央に一つだけ、というシンプルなもの。3箇所ほど蛇口があるが 他に余分なものは一切なし。 が、床や湯舟に張り付いた湯の花がインパクトありすぎ。
これは三瓶周辺で見られるような 鉄分を含んだ少し黄土色の素晴らしいお湯だ。 肌にもやさしくて 戦後は広島の原爆被災者も湯治にやってきたんだそうな。口に含むと少ししょっぱいが胃腸にも良さそうだし 炭酸がきつくないんで比較的飲みやすい味だと思うぞ。

この温泉津温泉は萩からだと車で4時間弱ってところだが 正直言って日帰りで楽しむには ちと辛いかな? 湯が良いんで ついつい長湯してしまうし、元湯もハシゴすると茹って体力の消耗が激しいし・・・もう少し近くにあればもっと嬉しいんだがなあ・・・

薬師湯のなまず

ちなみに これが薬師湯の源泉注ぎ口。
むぅ~、地震の後に湧き出たお湯、ということで 湯の注ぎ口はナマズがデザインされているわけだな・・・。

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2005年10月11日

泉弘法温泉旅館

島根県大田市川合町川合
泉質 :単純鉱泉PH 6.0 14℃
効能 :慢性関節リウマチ・慢性筋肉リウマチ・動脈硬化症・神経痛・運動機能障害・高血圧・神経症・疲労回復・他など
料金 : 400円
営業時間 : 10:00~20:00
個人的オススメ度 ★★★★

泉弘法温泉旅館

三瓶山のふもとの川沿いに立つ一軒宿の温泉旅館。 

「今より 250年前江戸時代中期、当石見の国は徳川幕府の天領として治する所となり大森銀山の最盛期の亨保年代諸国霊場行脚の仙光坊此の地に至り、静間川湖畔より湧き出ずる霊泉を発見し此所に湯治場を開き身体傷害に卓超なる効能を現し近隣の村人の保養の場所とした。」というのが由来らしい。

このあたりには湯抱温泉をはじめとして個性的な温泉があちこちにあるんだが ここは岩風呂で川の流れを眺めながらノンビリ入る、というのがスタイル。

泉弘法温泉旅館

雰囲気的には山口県徳地の島地温泉に似ていると思うが 温泉は三瓶山周辺の鉄分を含んだ独特なものではなくて さらっとした感じの単純泉。
この日はわしら以外には客は居なくて しばらくは貯め湯に入っていたが しばらくすると注ぎ口から加熱された温泉がどくどくと流れてきた。このまま流れ続けると掛け流し状態になるようだ。
はじめはやや白濁した少し川のにおいのする湯と思っていたが 新鮮なお湯が入るとほのかに鉄分の匂いが強くなってきた。湯の注ぎ口をみると鉄分がこびりついていたが 昔はもっと色が濃かったらしい。

この温泉は立ち寄りと言うよりも宿泊しながら湯治するほうが似合っているとは思うんだが 客が少なければ岩風呂も貸しきりで楽しめるし、のんびりと過ごすには結構穴場的な存在かもしれない。周辺のほかの温泉があまりに個性的なんで際立った特徴はないかもしれないが、わしはこういう雰囲気は嫌いじゃないんだよなあ。

ちなみに石鹸類は備え付けがあって タオルは持っていたから聞かなかったけど、もしかしたら言えば貸してもらえるかもしれないな。

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2005年02月04日

千原温泉

千原温泉
邑智町千原1070
泉質 :含二酸化炭素-ナトリウム 塩化物・炭酸水素塩泉 PH6.5 34.5℃
効能 :切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、病後の回復、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、痔疾、慢性消化器病、虚弱児童、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え症、疲労回復、健康増進
料金 :大人500円
営業時間 :8:00~18:00 無休

個人的オススメ度 ★★★★★

三瓶山の回りには実に素晴らしい個性的な温泉が多いが この千原温泉は前回に訪問した小屋原温泉と同様、その強烈な個性で全国の温泉マニアから「秘湯中の秘湯」とまで呼ばれている湯治場だ。
今回の湯治旅行は 最初に紹介した「伊木温泉」と この「千原温泉」だけはしっかりと頭にインプットしていたが そのほかの温泉は「行き当たりばったり」と言うか 「行けたら入ろう」というくらいしか考えてなかった、といっても過言ではないな。

この千原温泉の歴史は古く 明治時代から「湯治専門の療養所」としてあったらしいが 皮膚病やその他もろもろに特効がある、と評判で 戦後まもなくは広島から療養のためにやってきた被爆者が多かったそうな。
国道から県道166号に曲がって 小さい看板を目印に山に向かって4キロほど進んだところ、小さな川の傍にひっそりと佇んでいるんだが ここは冬は雪に埋まってしまうだろうから来るのは難しいだろうな・・・

他に湯治客がいたんで内部の様子は写真に残せなかったから くわしい画像はHPのものをご覧いただくとして・・・

いかにも「昔の民家」みたいな居間と廊下を通って湯治場へ。源泉の湧き出る泉の上に直接囲いをして作られた浴槽は洗い場も無く実にシンプルなもの。当然シャンプーや石けんの使用は禁止だ。
湯船に入ると底には木の板が敷いてあって 絶え間なく底から二酸化炭素の泡がボコッボコッと浮かんでくる。温泉成分の「湯の花」が一面にびっしりとこびりついた浴槽は渋いというか もう驚愕の域だ。これほどの強烈な温泉は日本中探しても そうそうあるとは思えないぞ。
もちろん掛け流しで 足元から常に湧いてくる新鮮なお湯は34.5度と かなりヌルい。これからの時期だと1時間くらい浸かっていても寒くて出るに出れないんで 傍には上がり湯として加熱された源泉の入っている五右衛門風呂がある。これは男女兼用なんで声を掛け合って使用するようだ。体の表面は寒くても芯はじっくり温まっているんで これはカラスの行水でも特に問題はなかったな。

この温泉での湯治として理想的なのは30分から1時間かけてゆっくり浸かることだそうな。もちろん温度が低いんで湯当たりすることはないが そのくらい入れば湯冷めすることもない。体に負担を掛けずに長湯ができる。と、いうか長湯をしなければ寒くて出れないぞ。
目を閉じてゆったりと浸かれば 傍を流れる川のせせらぎと「ボコボコ」という泡の音。最高にリラックスできる まさに湯治のための温泉だ。ただし 隣のオジサンのいびきもしっかり耳に入ってきたがな。

湯舟の一角が小さく仕切られていて 傍に置いてある湯の花でコーティングされたコップで源泉の試飲が可能。少し飲んでみたが炭酸泉らしい苦味とエグ味があって なおかつ少し塩辛かったな。
いや~、これは正直に言って何とも説明のしようが無いほどの感動の温泉だ。ともかく一度味わってみないとわからないと思うが あくまで「湯治場」なんでレジャー感覚で来るのは他のお客さんに申し訳ないし 遠慮したほうがいいだろうな。健康体の人には少し敷居の高い温泉、とだけ言っておこう。

ま、わしの場合は正真正銘、正当なる心臓の病気持ちなんで胸を張って湯治ができるわけだが どっちかと言うと「禁忌症」の類だということは内緒だな。ふふふ・・・
千原温泉HP

(この記事はプチ旅行記からの転写です)

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三瓶温泉・亀の湯

三瓶温泉・亀の湯
大田市三瓶町志学
泉質 :含塩化土類食塩泉 PH 37.3℃
効能 :皮膚病、婦人病など
料金 :大人100円 
営業時間 :8:00~21:00 無休

個人的オススメ度 ★★★★☆

三瓶山の麓にある大量の湧出量を誇る島根の名湯。この辺りは「志学」という地名で 古くは志学温泉とも言っていたようだ。
立ち寄り湯としては「薬師湯」と「亀の湯」、そのほかに日帰り温泉として入浴可能な旅館や民宿、保養所があるが わしがセレクトしたのは やはり地元により密着していると思われる「亀の湯」だ。

あらかじめ詳しい住所を調べてなかったんで ずいぶんと迷ったんだが 薬師湯や温泉旅館の立ち並ぶ温泉街ではなく 少し下のほうにある住宅地のメインストリートにひっそりと存在していたぞ。いかにも「地元専用」って感じだな。
三瓶温泉・亀の湯
無人受付で料金箱に入浴料金の100円(!)を投入して入ってみると ロッカーというか鍵はもちろん扉も無いようなシンプルな棚とカゴの置かれている更衣室が。こりゃ本格的に一昔前の銭湯スタイルだな。

幸い時間帯が良かったのか わしの他に客はいなかったな、ふふふ・・・
浴室に入ると丸い湯舟がぽつんと・・・それだけで後は特に何もなし。
実にシンプル!実に素朴!実に理想的!
奥の壁から突き出た一本の太い竹から薄く濁った源泉がジャバジャバと流れている。当然掛け流しなんだが かなりヌルめなんで この時期は夕方からは加熱された湯が湯舟の中央に立っている筒から流されるらしい。

いやぁ~、三瓶温泉はガイド本を見る限りでも かなりの期待はしていたんだが ここまで素晴らしい、というか わし好みのポイントがあるとは思わなかったぞ。
しかし これほどの素晴らしい温泉を 他に誰もいない状態で独り占めして堪能できるとは・・・せっかく誰もいないのなら 今の内にこの感動をデジカメに残しておかないと 勿体無いような気もしてきたぞ。

・・・・と、いうわけで いつものように「一人撮影会」が行われたわけだ。
温泉踊り

う~ん、素晴らしい!

温泉踊り

素晴らしい!!!

温泉踊り

素晴らしいぃぃぃぃ~~~!!!!


・・・・・(;´・`)> フゥ・・・

(この記事はプチ旅行記からの転写です)

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2005年02月02日

小屋原温泉・熊谷旅館

小屋原温泉
島根県大田市三瓶町小屋原
泉質 :含土類・炭酸水素塩泉 PH  38℃
効能 :神経痛、リュウマチ、婦人病、切り傷、皮膚病、冷え性、他
料金 :400円
営業時間 :9:00~19:30 無休

個人的オススメ度 ★★★★★

これぞ名湯!三瓶山の麓の山奥にヒッソリと佇む 200年の歴史を持つ一軒宿なんだが その風情、その泉質、どれをとっても素晴らしい一品だ。

大衆浴場のように大きな浴槽に皆が入るわけではなく 小さい個室が4部屋ある。(ちなみに宿泊用の部屋は5つ。空いている時に立ち寄り湯として利用することができるシステムみたいだ) 2~3人が入るといっぱいになるくらいの小さな浴槽が部屋の中に一つあるだけなんだが これを制限時間1時間の貸切料金が一人当たり400円だ。もちろん本来は宿泊して湯治に使うのが正しい使い方だとは思うし わしも金と時間に余裕があれば こんなのどかなところに2~3日滞在して湯治がしたいんだがな。

少しヌル目の湯は三瓶周辺特有の炭酸をたんと含んだもの。舐めてみると独特の苦味と炭酸臭がするし 肌触りはまろやかで泡がまとわりつくほど。湯舟の周りには温泉の抽出物で見事にコーティングされて それを見るだけでも「いかにも体に良さそう」というのはわかる。部屋を閉め切ると炭酸ガスで息苦しくなるほどの濃い成分らしいぞ。
これにゆっくりと身を沈め、川のせせらぎや木々の風になびく音、虫や鳥の声を聴いて目を閉じると 本当に心の底からリラックスできる。

ここも千原温泉同様、一度は体験してみないと説明のしようもない、という部類の温泉だな。島根の温泉の懐の深さを実感できるし 今までの温泉が一体なんだったのか?とも思えてしまう。まさに「癒しの温泉」だな。
いやいや、ほんとに島根県人が羨ましいぞ、わしは・・・(04.11.03 記)

関連記事「プチ旅行・島根編」

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2005年02月01日

温泉津温泉 ゆのつ元湯温泉

温泉津温泉
島根県邇摩郡温泉津町温泉津
泉質 :ナトリウム・カルシウム-塩化物塩泉  PH6.5  49.6℃
効能 :神経痛、五十肩、運動麻痺、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、慢性婦人病、他
料金 :大人200円 子供150円
営業時間 :5:00~21:00 無休

個人的オススメ度 ★★★★★

島根県の大田市と江津市の間にある鄙びた温泉の町、温泉津(ゆのつ)町にある歴史の長い本格的な湯治場温泉で 1300年の歴史を誇る「元湯泉薬湯」と明治5年の浜田地震のときに噴出した「薬師湯」の2箇所の公共浴場がある。
今回は「元湯泉薬湯」を選んだんだが 写真を見る限りどちらも「いかにも」というような年季の入った造りの建物で 鍾乳石のように湯の花がこびりついた浴槽もグー。雰囲気はもう 何とも言えないものがあるな。

この温泉は源泉のまま 薄めもせず温めることも冷ますこともせず、ポンプも使わずに自然に湧き出た源泉をそのまま引き込んでいる、というのがポイント高いな。飲用もできる正真正銘のホンマモノの温泉だ。

ただ温度が「ぬるめ」の方でも42度くらいで結構あつい。「あつい」浴槽の方だと46度くらいあるんで もうガンバルマンの世界だ。わしはかなり「ぬるめ」で体を慣らしてから入ったが 湯上りは今まで経験したこと無いくらい真っ赤っかになっていたな。一見さんのお子様にはちょっと無理だと思うぞ。

この温泉津温泉は 先の「日本一周の旅」のときに寄ってみようと思ったんだが あの時は通りがかった時が昼間だったし 公共浴場の場所が温泉街の奥のほうにあるんで探しきれずに諦めてしまったのだ。でも これほどの温泉と知っていたら絶対入っておくべきだったな・・・

山口近辺の温泉としては その「ひなび方」といい、「本格的さ」といい、あまり例を見なかった形の浴場なんで わし的にはかなり気に入ったんだが・・・。
ま、基本が「湯治」なんで 立ち寄りの場合は最近流行りのスパ施設のような入浴後にくつろぐ設備はないんだが、そういう雰囲気を一度くらいは体験したい、という意味でもオススメ度は高いと思うぞ。(03.11.12 記)
温泉津温泉HP

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