2007年02月16日

みとや深谷温泉・ふかたに荘

雲南市三刀屋町根波別所1591-1深谷地内
泉質 : カルシウム-硫酸塩水 PH 16.9℃
効能 : 動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病、神経痛、筋肉痛、関節炎、五十肩、冷え性など
料金 : 300円
営業時間 : 10:00~19:00 木曜休
個人的オススメ度 ★★★★☆

ふかたに荘

三刀屋町の大動脈である国道54号の栗原交差点から 県道51号をズンズンと山奥に進んでいくと現れる日帰り温泉施設。
ココに行くまでの道々に立派な看板が要所要所に建てられているんで迷うことは無いと思うが、「こんなところに・・・」と思わせるような場所にあって まさに「秘湯」という言葉がぴったりだ。
ここは道沿いに立てられた看板からは想像できないくらい小さく こじんまりとした建物だが、平成6年に三刀屋町営の温泉施設としてオープンしたと言うことで比較的建物は新しい。

源泉

入り口の前に源泉場があって ちょっと舐めてみると島根県の三瓶山周辺にありがちな鉄分っぽい味がする。この源泉と同じものかどうかちょっと不明だが 浴槽の源泉は少し黄がかった感じの柔らかいお湯で わしの評価もけっこう高いぞ。
半循環で使っているらしく飲用はできないらしいが お湯は新鮮でカルキ臭などは感じられなかったな。

浴槽

これが浴槽。4人も入ると狭苦しい小さい浴槽が一個あるだけで あとはカランのみ。実に秘湯っぽくて わしはこういう雰囲気、好きだなあ (´ー`)

この「ふかたに荘」は地元の主婦の方々が交代で管理しているらしいが、山々に囲まれて心からノンビリ出来る環境ももちろんだが、この温泉施設で一番の特徴は人情溢れる地元おばちゃんのサービス、というか 愛想のよさだろうな。心のこもった接待で歓迎してくれるんで 心もホクホクじゃ。
金城町の伊木温泉なんかも同じような感じだったが、島根県ってこういう地元民運営の「心も体も癒される」タイプの温泉が多いのが素晴らしいな。

休憩室に置かれている漬物はオバチャンたちのお手製でツマミ食いは自由。 そのほか 地元の食材を使った手作りの蕎麦やウドンなどがいただけるが 完全自家製の割子蕎麦とかは結構美味そうだったよなあ・・・(わしは蕎麦がダメなんで頂けなかったが・・・)

ちまき 縁結び豆腐

オバチャン手製の鰻チマキは2つで300円。味が染み込んで非常に美味しゅうございました。 豆腐は出雲の牛乳屋さんが作ったもので牛乳パックに入れられて売られている。保存が利くんでお土産なんかにもいいかもな。(TARO先生は家族のお土産にお買い上げしていたぞ。) もちろん現地で頂くことも出来るが こちらも味が濃くてなかなかグー。
我々が山口くんだりからやって来たことを告げると 「もうご縁がないかもしれませんが 近くに来たらまた是非立ち寄ってくださいね」・・・と ちょっとした小物のお土産まで持たせてくれたぞ。

お湯はもちろん上等だが、300円と言う低料金、そして決してお金では換算できない真心サービスで 近くに行った際には是非 立ち寄ることをオススメするぞっ!

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2006年05月07日

亀嵩温泉 玉峰山荘

島根県仁多郡奥出雲町亀嵩3609-1
泉質 :アルカリ性単純温泉 PH 30.4℃
効能 :神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・うちみ・くじき・慢性消火器病 等
料金 :大人500円
営業時間 :10:00~22:00

個人的オススメ度 ★★★★

亀嵩温泉 玉峰山荘

鳥取との県境に近い玉峰山のふもとに湧き出る温泉旅館。古くから「万病に効能がある」と言い伝えられるんだそうな。
ここは普通の温泉以外にも 天降石セラミックを使ったという山陰唯一の砂風呂があるらしいが、それはちょいとお高そうなので今回はパス。

亀嵩温泉 玉峰山荘

これが大浴場内部の様子。出雲国風土記にも登場する由緒正しい温泉なんだが、この「玉峰山荘」という宿泊施設は平成13年にできたものらしい。
ホテル並みの充実した施設で 露天風呂はもちろん、サウナなんかもある。タオルは別料金だがこの施設で500円という価格設定はオトクだと思うぞ。

周囲にコレといった建物が無い場所にぽつんとあるんで 露天風呂から眺めるのどかな田園の景観もまあまあ。お湯はアルカリ単純泉で特にコレといった特徴の無いもの。当然 循環だとは思うが まあそれは仕方ないだろうな。

ココは松本清張の「砂の器」の舞台にもなった土地で 観光客はもちろん、地元の人の交流の場にもなっているみたいだ。 車で少しは知らせれば出雲や松江、「鬼の舌震」なんかの観光地も近いし、そばにそびえる 「玉峰山」という山がなかなか趣のある山なんで キャンプや山登りの後に利用するのも良いんじゃないかな?

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2005年10月11日

波多温泉 満壽の湯

島根県雲南市掛合町波多
泉質 :カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉 PH  26.5℃
効能 :動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚炎、神経痛、五十肩、冷え性、疲労回復など
料金 : 300円
営業時間 : 10:00~20:00
個人的オススメ度 ★★★☆

波多温泉 満壽の湯

三瓶山のふもとの田園の中に2002年にオープンした立ち寄り温泉施設。

ココの温泉はもともとは温泉スタンドから始まったらしいが、お湯は無料で持ち帰ることが出来るらしい。(持ち帰らなかったけど・・・)たぶん循環だと思うが それ以前に泉質が「硫酸塩泉」ということで飲用は不可らしい。

三瓶山周辺の温泉の割には 湯そのものは無色透明で特色の無いものだ。 300円と言う値段も銭湯チックで手ごろだし 三瓶山周辺の温泉は個性的なものが多いが 宿泊ではなくて立ち寄りで「くつろげる」施設と言うのは案外少ないから 三瓶山でレジャーを楽しんだ後に汗を流す、という目的なら ここは十分に利用価値があると思う。

波多温泉 満壽の湯

新しいだけあって綺麗な建物で でっかい窓から田園風景を見ながらノンビリと温泉を楽しめる、という趣向。 立ち寄り客よりも地元民のための集会所みたいな役割の方が大きいのかもしれないが やはり周りの立ち寄り湯に比べて没個性的な感じがするのが残念だな。欲を言えば せっかく自然の中にぽつんとあるような環境なんだから 露天があればもう少しインパクトが出てくるんじゃなかろうか?

波多温泉 満壽の湯

投稿者 BARA : 23:27 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月04日

赤来温泉・加田の湯

加田の湯
飯石郡赤来町下来島707-2
泉質 :ナトリウム カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉 PH6.6 14.3℃
効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、その他
料金 :大人300円
営業時間 :10:00~20:00 月曜定休

個人的オススメ度 ★★★★

・・・本当はこの赤来町に来た理由は「赤来町母子健康センター」という 入浴料100円の鄙びた温泉施設がある、という情報があったからなんだが 必死こいて探しまくった結果、「健康センター」は老朽化のため既に取り壊されてしまったことが判明・・・

で、その跡地に平成16年6月に新しく建てられたのが「加田の湯」という町営の日帰り温泉センターだ。
わしは鄙びた温泉施設が好みなんで この手の新しい施設に疲れた体なのに無理して入るのもどうかな?と思ったんだが せっかくココまで来たのに入らないで帰るというのもアレなんで やっぱり試してみることにしたぞ。
・・・良く考えたら「疲れたからこそ温泉に入るんでは?」というのが筋なのに根本的にが間違っているような気がするなあ・・・それ以前に「なんで疲れているのか?」という疑問も無きにしも非ず・・・

で、この「加田の湯」なんだが 山に囲まれた町らしく おそらく地元産と思うが木材がふんだんに使われている。さすがに新しい建物だけあって高い天井の浴室は綺麗で木の香りもすがすがしく サウナなんかもちゃんとあって設備も充実している。タオルは別料金だがソープやシャンプーも設置してあって これで300円はかなりお得なんじゃないかな?

事前調査では赤来温泉の湯は白濁したものだと言うことだったが わしが入った岩風呂では赤土を水で溶いたような赤褐色のお湯だったな。女湯のヒノキ風呂のほうはどうなっているのか知らないが これは入れ替え制じゃないのかな?
源泉掛け流しの浴槽は オープンして5ヶ月しか経っていないというのに赤い湯の花が岩にびっしりこびりついて 間違いなく良いお湯というのはわかる。パンフレットの説明を見ると 効能に「湯の色は黄金色をしています。入っていると、なんとなくリッチな気分になります」と書かれているのには少し笑ったが 炭酸成分を逃がさないように敢えて温度をヌル目にしていたりとか いろいろ考えているな、と好感を持ってしまったな。

結論としては 確かに新しいだけあって わし好みの「鄙びた」という雰囲気はないが 老朽化した建物はいつかは立て直さなきゃ仕方がないし 住民のための施設ならばある程度は最新の設備も必要だろう。コミュニティの場という機能を持たせるなら老人から子供まで すべての年齢層に配慮しなくてはならないし どこでもあるような今風の温泉施設になってしまうのは仕方がないことだろうな。
しかし やはり温泉と長く付き合ってきた町だけあって お湯の使い方は上手いと思う。ボーリングで初めて温泉を掘り当てたような町にある施設とは何か一味違うな。
以前の「健康センター」のネットでの評判が良かっただけに それに入れなかったのは少し残念だが これはこれで非常に良い温泉施設だと思う。濃厚な温泉成分だから3~5年もしたら結構渋みを増して面白い雰囲気になるんじゃないかなあ?鄙び系の温泉が好きな人にも 明るくて設備の良いレジャー型の日帰りスパが好みの人にもオススメできると思うぞ。

ただ 欲を言えば併設されている「ごんべえ茶屋」とかいう食堂の営業時間が11時から3時まで、と 非常に短いことだ。わしは腹が減ったのに 山の中なんで周りには他に食う施設なんか無かったからな(T-T)

加田の湯HP

(この記事はプチ旅行記からの転写です)

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海潮温泉・かじか荘

海潮温泉・かじか荘
大原郡大東町中湯石475
泉質 :アルカリ性単純温泉 PH 
効能 :神経痛、関節痛、冷え性、疲労回復、痛風、創傷、慢性関節リウマチなど
料金 :大人200円
営業時間 :9:30~21:00 無休

個人的オススメ度 ★★★★

出雲付近の温泉はどこも歴史が古く由緒正しいものが多いが この「海潮温泉」も「出雲風土記」にも登場するほどの歴史を持つ古湯だ。わしはてっきり海側にあるのかと思ったら 山の中だったな。名前の由来はなんなんだろうな?
で、一般的な日帰り温泉としては 近くの公園前に「ゆとりの里」というのがあるんだが、この「かじか荘」というのは地元専用の唯一の立ち寄り湯だ。少し奥まったところにぽつんとあるんでかなり判りにくいと思うし なんとなく「地元以外の人が入ってもいいのかな?」という雰囲気もある。
海潮温泉・かじか荘
受付を覗くと無人。入浴者名簿の「大人」の欄に備え付けのスタンプを押して料金箱に200円を投入して勝手に入るシステムらしい。

入浴時間は9時半からなんだが「勝手に入るシステム」ゆえに わしが8時半頃に発見・到着した時には既に地元の何人かの人が温泉を堪能していたな。わしはコンビニでパンを買っていたんで それを食って開館時間になるのを待っていたんだが9時過ぎには皆さん引き上げてしまって 完全に湯舟を独占することができたぞ。

シンプルな浴槽にはタイル張りの湯舟がひとつ。「節水」と書かれた蛇口からは容赦なくドバドバと源泉が注がれているが これは源泉から直接引っ張った加熱なしの純粋な温泉で飲用も可。すごい贅沢な温泉だな。
湯は特に特徴のあるという味ではないが 冷やしたら結構美味いと思うぞ。

そのうちチラホラと地元の人がやってきて話を聞いたんだが やはりここの住民もこの温泉は自慢の一品らしく 「この温泉は飲んで良し 浸かって良しの一級品だよ」と自慢げに語ってくれたぞ。そういう自慢の温泉がある、ってことは素晴らしいし羨ましいよなあ~。

(この記事はプチ旅行記からの転写です)

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出雲湯村温泉・元湯公衆浴場

出雲湯村温泉
島根県大原郡木次町湯村1336
泉質 :アルカリ性単純温泉 PH8.0 44.1℃
効能 :慢性リウマチ、慢性皮膚病、慢性消化器病など
料金 :大人300円 
営業時間 :10:00~21:00 無休

個人的オススメ度 ★★★★★

出雲湯村温泉
これが わしが島根でも指折りに気に入っている温泉、「出雲湯村温泉」の完全無料・完全混浴・完全露天の河原風呂だぁっ!!

・・・と思って 心を弾ませてやってきたわけだが この間までの長雨の影響で川の流れもゴウゴウと荒く、適温を保っていた河原露天風呂は完全に川の流れに水没していたな・・・

前は藻が生えたりして汚かったコンクリの浴槽の方は 今の時期だと水は綺麗だが 日中ならともかく 朝霧の立ち込めているこの時間帯では少しぬるすぎるしな。
そばに適温の湯だまりもあったんだが 座って入浴しても膝の半分くらいしかお湯に浸からなそうだったんで 止めといたぞ。
まあ前に一度入っているから今回無理して入ることもなかろう。くわしい様子はその時のレポを読んでもらうとして ここでは一応わしなりの評価を書いておこうかのぅ・・・

わし的にはどうしても河原の露天風呂に興味が行ってしまうが 平成13年にリニューアルしたという公共浴場もなかなかのものだ。普通この手の新しい入浴施設って「どのくらい集客アピールができるか」ということにこだわってしまうんだが ここは新しい建物のわりに全然「媚」という感じがしない。地元民のために存在しているし地元民に大事にされている、ということがひしひしと伝わってくるぞ。

わしがこの公衆浴場に入ったのは去年の日本一周の時で その時は予備知識も無く 薄暗い道を適当に迷いながら「あ、こんなところに温泉があるんだ」という軽いノリで入ったんだが 全然温泉の知識が無かったその時さえ 「これは良い温泉だ」と直感でわかってしまったくらいだ。

周りの雰囲気を全く壊すことなく あたかも昔からそこに有ったかのような建物は 屋根瓦や壁の土を 元々その土地にあった古くなった建物からも調達しているらしい。木材を多用したアンティークな感じの浴室は岩風呂と 川の傍に作られた露天風呂だけというシンプルな作り。
今 温泉ブームのせいで各地にどんどん新しい日帰り温泉施設が建てられているが ハッキリ言ってその多くが「ハコモノ事業として作っただけ」のものだと思う。
やっぱ温泉の文化とか格式とかは 技術の進歩のおかげで地下深く掘って作ったような温泉では表現できないものなんだろうな。いかにその土地が温泉と深く結びついているか、地元の人が温泉を誇りに思っているか、ということなんだろうが 島根は本当にそういう温泉地が多い。羨ましい限りだな。

お湯は加熱なし 加水なし ポンプなしの自噴源泉の掛け流し。これぞ「本物の温泉」「ザ・スパ」だな。雰囲気も 一緒に風呂に入っている地元のおじちゃんとの人情味あふれる会話もグー。河原に露天風呂まであって文句のつけようもなし。特に変り種というわけではないが 正統派の温泉としては わしは中国地方のベストだと思っているが ただ この雰囲気を大事にしたいんで あまり有名になって欲しくない温泉でもあるな。

ココは本当に温泉の好きな人だけにコッソリ行ってもらいたいな。家族連れや仲間同士で温泉でワイワイと楽しむようなレジャーを考えているなら 施設の整った別の日帰り温泉施設をオススメするぞ。

(この記事はプチ旅行記からの転写です)

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