2007年02月19日
湯抱温泉・中村旅館
島根県邑智郡美郷町湯抱315-3
泉質 : 含塩化土類食塩水泉 PH 30℃
効能 : 神経痛、リウマチ、皮膚病、胃腸病など
料金 : 500円(要 事前確認) / 宿泊 : 8000円~
営業時間 : 不定
個人的オススメ度 ★★★★★

島根県の三瓶山周辺には素晴らしい泉質を誇る温泉が多いが、わしが今まで入りたくてもなかなか入れなかった温泉、その1つが「湯抱温泉」だ。
今回の「島根湯治旅行」の最大の目的は この「湯抱温泉」のトライに他ならないんだが、なぜこの温泉が敷居が高いのかといえば・・・
立ち寄り湯を行っている温泉施設が非常に少ないことと、基本的にココの温泉は冷泉なんで沸かさないと入れないから お客さんがいないとフラッとやって来ても入れる状態ではないわけだ。
以前から何度かこの湯抱温泉街に立ち寄っているんだが、いつもゴーストタウンの如くの静けさで人の気配が感じられず 断念していたのだ。 で、今回の温泉旅行では 是が非でもこの名湯を堪能するべく、プライベートでは約20年ぶりに温泉旅館に予約を入れてわざわざ一泊してきたのだ。
・・・この湯治旅行については 後日、「プチ旅行記」のコーナーでも紹介していきたいと思っているが、とりあえずココでは我々が宿泊した湯抱温泉の老舗、「中村旅館」についてご紹介していこう。
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夕方4時ごろ、誰もいない湯抱の町に到着・・・・さっそく中村旅館の入り口をくぐると 女将と若女将のお二人が丁寧に3つ指をついてお出迎えしてくれたぞ。今まで車中泊ばかりで普通にホテルや旅館に泊まった経験が少ないもんで慣れてないから 多少くすぐったい感じだ。

これが我々の泊まった部屋。 まずは若女将の立ててくれた抹茶とお菓子で一服、と・・・
この旅館に部屋がいくつあるのかは数えてないが、他にお客さんがいなかったんで一番広い12畳の部屋を与えられたぞ。野郎二人で使うには少し広すぎるような気もするが・・・広すぎて少々落着かない、というのが本音かな?
←廊下はこんな感じ。わしは豪華装備のホテルよりは こういう昔ながらの旅館の方が好きだな・・・
ちなみに 他のサイトを読むと「トイレが汚かった」という評価があったんだが これは最近、完全にリニューアルされて水洗化されていて 旅館内で一番現代的な設備になっていたぞ。
湯が沸くまで時間があったんで ちょっと温泉街を歩いてみたが、向いにある別の旅館に一組の親子が泊まっているのを確認した以外、他の旅館は開店休業状態だったぞ。土曜日の温泉街に外部からのお客さんが4人しかいないというのも凄いな。まあ 確認できないだけで 実際はまだいるのかも知れないが・・・
ちなみにこの温泉街には旅館以外には店が無いし 自動販売機の類も一切ないんで、酒類は宿泊する旅館に頼めば出てくるだろうが、ちょっとジュースや菓子やタバコなんかが欲しい時はどうしようもないので注意が必要。もしアレなら 少しカバンに忍ばせておくことをオススメするな。
では、いよいよメインの浴槽をご紹介しようっ!!

う~ん、、、、噂には聞いていたが、なんちゅう析出物・・・・さすがにこれは凄いな。見れば見るほど溜息が出るぞ。

風呂の水面には温泉成分のカルシウムで膜が張っているではないか・・・。なんか箸で掬ったら温泉の湯葉でも出来そうな感じだな・・・
加熱のためか元々がそうなのか、小原屋温泉や千原温泉のような炭酸っぽさは余り感じられなかったが、飲んで見るとマロヤカで非常に濃い、素晴らしいお湯だと言うことがわかる。
最初は透明だが空気に触れると酸化による白濁を起こし、その強力な成分は湯舟の縁に析出物で千枚田というか 鍾乳洞のような芸術品を作っていく。 浴槽に出入りする際に足を析出物で怪我をしないように 一箇所にウレタンマットが敷かれているぞ。

←沸かし場の近くは温度が高くなっているため やけどをしないようにこのような柵で囲まれているんだが・・・木製の柵が何時の間にか温泉成分でコーティングされて まるで大理石のように石柱に変わっているぞ。
温度は若女将が客の好みや要望を聞いて 適当に温度を調整してくれるんで 特に決まっているわけではないらしい。 我々は 夕食前と食後、そして朝風呂と3回ほどこの素晴らしい温泉を堪能したが 温度は最初は熱すぎたり ぬるすぎたり、と まばらだったな。まあ 好みの温度になるまでお湯に浸かりながら気長に待っていれば良いんじゃないかな?
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風呂上りに空いている隣の小部屋に案内され行ってみると そこにはテーブル一面に女将と若女将のお手製の豪勢な夕食が用意されていたな。
猪鍋をメインに 刺身、揚げ物、焼き物、蒸し物、酢の物、漬物・・・と、たった二人の客のために よくもまあこれだけバリエーションを揃えられたな、という内容だ。 島根県のこの手の旅館は どこも料理の評価は高いんだが、いやいや、満足じゃ♪
ま、難を付ければ 天ぷらだけは少しベタっとしていたと思うが それがココのお祖母ちゃんの味なんだろう。全体的にはどれもこれも心がこもっていて大変に美味しゅうございました♪
ちなみに この中村旅館は素泊まりから受け付けているらしいが 我々の予約したパターンでは「湯治」ではなく「観光」なんで2食付で一人10000円。
料理の内容によって値段も上下するらしいが せっかく老舗の旅館に泊まるのに あまりに安っぽい料理もアレだし、かといって野郎二人で身分不相応に豪勢なプランを組んでも仕方が無いんで 「一般的というか 中くらいのレベルでお願いします」 というオーダーで この内容だ。
基本的に料理や料金のランクに関係なく サービスというか「おもてなし」は一流で、確かに建物は古くて一流有名ホテルのような豪勢さは無いけど 心の底から休まる旅館だと思う。
今回の湯治旅行は 湯抱温泉街の鄙びっぷりや女将がかなりご高齢なことを考えて、「なるべく早めに宿泊しなければ」という思いに駆られて決行されたわけだが いやいや、さすがに満足度は高かったな。まるで人形みたいに可愛らしい女将には いつまでも元気でこの旅館を続けて欲しいと思うし、こういう旅館に年に一度でも定期的に泊まって 自分の隠れ家というか 第二の故郷みたいな存在に出来れば それはそれで素晴らしいと思うんだがなあ・・・
ちなみに 島根県のこのあたりではTVチャンネルは民放3つとNHK2つの5局だ。我々は朝からのハードな温泉めぐりで 夕食後にもう一度風呂を頂いて早々に寝てしまったから問題は無かったが もし遊びでやってくる場合、娯楽はテレビと部屋に常備されている囲碁セットしかないから そのつもりで。(当然 テレビにコインを入れて特殊なビデオが流れる、なんてサービスは無いぞ)
次の日の朝に 日曜日定番の「スーパーヒーロータイム」が島根では放送されてないことが判明して TARO先生が「島根の子供は可哀想じゃのぅ・・・」と呟いていたのが印象的だったな・・・・
投稿者 BARA : 23:32 | コメント (2) | トラックバック
2006年05月09日
広瀬温泉 月山の湯・憩いの家
島根県安来市広瀬町富田1031-1
泉質 :低張性弱アルカリ性高温泉 PH 44℃
効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復 など
料金 :大人300円
営業時間 :10:00~20:00(受付 19:00)個人的オススメ度 ★★★★☆

鳥取県境に近い広瀬町の代表的な観光地、尼子経久の居城富田城があった月山の麓から湧出した温泉。
この広瀬温泉というのは 恥ずかしながら実は最近まで知らなかったんだが、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉という少し変わった泉質で しかも低料金というんで島根旅行のさいにちゃっかり試してきたぞ。
ちなみに わしのもっている「ツーリングマップル」では入浴料200円ということだったが、今は値上げして300円になっていたな。
温泉施設としては「いかにも共同浴場」という「憩いの家」と 近くの「富田山荘」の2つがある。お湯は共同で使っているのでどちらでも変わりは無いんだが、源泉が近い分 お湯の新鮮度は「憩いの家」のほうが上。露天や設備の充実度から選べば「富田山荘」ということになるだろう。

これが「憩いの家」の浴槽の様子。数人入れば満員の小さい湯船が一つあるだけで あとはカランのみ。もちろんタオルや石鹸はなし。
お湯は少し濁った色で 舐めるとほのかにしょっぱい感じ。 この一級品のお湯が贅沢にも掛け流しで使用されている。これほどの温泉ならもっとメジャーな存在になってもおかしくは無いような気がするんだが、観光客は宣伝の行き届いている近くの「鷺の湯温泉」に流れているのか 利用者はほとんど地元のおじさん、おじいさんのみだ。 こういうジモティ専用の雰囲気もなかなかGoodで ズバリ「穴場」だと言っておこう。
島根県では美又、出雲湯村などのアルカリ単純泉か津和野、三瓶山周辺の茶色い炭酸泉が主流だが、立久恵峡とココの「硫酸塩泉」というのは 個性的で面白い存在だと思う。
まあ山口からはかなり遠いんで おいそれと行くわけにもいかないんだが 松江や出雲に旅行に出かけて 歴史が好きで山中鹿之助に興味がある、という人は 窓から月山を眺めながらこの温泉を堪能するのもオツじゃないのかな?
投稿者 BARA : 21:40 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月15日
温泉津温泉・薬師湯

島根県邇摩郡温泉津町温泉津
泉質 :ナトリウム・カルシウム-塩化物塩泉 PH6.0 45.8℃
効能 :神経痛、五十肩、運動麻痺、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、慢性婦人病、他
料金 :大人300円
営業時間 :5:00~21:00 無休
個人的オススメ度 ★★★★★
やっぱり寒い日は温泉よのぅ・・・(´ー`)
と、いうわけで 今日は日帰りで島根の名湯、温泉津温泉などを堪能しにやってきたぞ。 温泉津といえば源泉そのままの掛け流しで 湯温46度で全身がユデダコのごとく真っ赤になる「元湯」がお気に入りなんだが、今回はついでに「元湯」の斜め前にある「薬師湯」も試してみることに。
・・・ほんとは駅前の「小浜温泉」を試したかったんだが、ここは夕方4時から8時半まで、という短い営業時間だったのだ。さすがに日帰りでやってきて 明日は会社に行かなければならないのに4時まで待っているわけにもいかなかったから 諦めざるを得なかったのだ。小浜温泉は また出雲・三瓶周辺を車中泊しながら温泉巡りする機会を作って再チャレンジするしかあるまいなあ。
この「薬師湯」は明治5年の浜田地震のときに突然湧き出した温泉で 1300年の歴史を持つ元湯に比べたら歴史は新しいが、それでも泉質はほぼ一緒で風格もさすが。入った瞬間に、というか 湯舟を見ただけでココの温泉は只者ではないことがすぐわかる。

万人向けの入りやすい温度で 丸い湯船が中央に一つだけ、というシンプルなもの。3箇所ほど蛇口があるが 他に余分なものは一切なし。 が、床や湯舟に張り付いた湯の花がインパクトありすぎ。
これは三瓶周辺で見られるような 鉄分を含んだ少し黄土色の素晴らしいお湯だ。 肌にもやさしくて 戦後は広島の原爆被災者も湯治にやってきたんだそうな。口に含むと少ししょっぱいが胃腸にも良さそうだし 炭酸がきつくないんで比較的飲みやすい味だと思うぞ。
この温泉津温泉は萩からだと車で4時間弱ってところだが 正直言って日帰りで楽しむには ちと辛いかな? 湯が良いんで ついつい長湯してしまうし、元湯もハシゴすると茹って体力の消耗が激しいし・・・もう少し近くにあればもっと嬉しいんだがなあ・・・

ちなみに これが薬師湯の源泉注ぎ口。
むぅ~、地震の後に湧き出たお湯、ということで 湯の注ぎ口はナマズがデザインされているわけだな・・・。
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2005年10月19日
有福温泉・さつき湯

江津市有福温泉町
泉質 :アルカリ性単純温泉 PH 45.9
効能 :神経痛、関節痛、冷え性、疲労回復、リウマチ、慢性消化器症など
料金 :大人300円
営業時間 :7:00~21:30 無休
個人的オススメ度 ★★★★☆
上品なお湯と古い歴史を持つ「山陰の伊香保」こと有福温泉は今回で2度目の訪問で 以前は有福温泉の「御前湯」を堪能したんだが、今回は観光客用駐車場の真正面にある「さつき湯」を試してきたぞ。
ここも入浴料金は300円。中にはご覧のような湯舟一つしかない まことシンプルな公衆浴場だ。潔いというか わしなんかは料理とか観光とか そういう付加価値よりも温泉そのものに重点を置いているんで こういうタイプの温泉のほうが好きだし 気がねなく入れるな♪

お湯はこの周辺では良く見られる「美人湯」とも呼ばれるアルカリ単純泉。入ると肌がツルツルになるんだが おとなりの美又温泉の片栗粉を溶かしたような超強力ヌルヌル湯に比べたら ちょっとマイルド。「上品」と解釈しても間違いではないだろうな。女性にはこちらのほうが肌に刺激が少なくてオススメかもしれない。
素朴で情緒もあって なかなかオススメの温泉だと思う。山口県で言うと長門湯本に似ている部分もあるんだが、わしの好みで言えば 長門湯本の「恩湯」のヌルめの温度のほうが好みかな?
良いお湯というのは入った瞬間すぐにわかるんだが、もともとの源泉が高めの温度なんで仕方ないことなんだが けっこう高めの温度なんで長湯には向かない。(それでなくても一日に何箇所も温泉に入る1車中泊2日の強行スケジュールで来ているし・・・)
ゆっくりと長時間 温泉を堪能しようと思うならば やはり湯上り後にノンビリと過ごせるような旅館で宿泊を前提に来たほうが良いんだろうな・・・わかっちゃいるんだけどね・・・
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2005年08月17日
大谷温泉 かじか荘

島根県益田市大谷町985-1
泉質 :鉄・アルミニウム・カルシウム・硫酸泉 PH 15℃
効能 : 疲労回復・関節痛・冷え性など
料金 :大人400円 子供200円>
営業時間 :6:30~23:00 (立ち寄りの場合は確認したほうが良いと思う)
個人的オススメ度 ★★★★☆
傷ついた猿が発見したと言われる益田市の秘湯。
益田から191号を広島方面に進むと看板が出てくるんで その看板にそって農道を進み、いいかげん人里から離れた山の中にヒッソリとある一軒宿が「かじか荘」だ。
もう 建物の雰囲気と周りの雰囲気だけで「湯治に来たんだな~」という雰囲気にさせてくれる。ホントはこういう温泉は立ち寄りではなく宿泊して温泉を堪能したいんだが、まあ それは仕方が無いとして・・・
浴槽は3つあって十名くらいが入れる大浴場がメイン。こちらは何の特徴もない普通の循環湯みたいだ。

で、こちらは源泉が入った小浴場。

色からして柿木村や温泉津、三瓶周辺の炭酸っぽいお湯なんだが 少し鉄分が多いらしく弱酸性らしい。

しかしなんと言っても大谷温泉のキモはこちら、源泉そのままの「治療湯」だろうな。
ネーミングがそのままで いかにもな雰囲気に心をくすぐられるんだが ご覧のとおり2人入れば精一杯なくらい狭く 仮に皮膚病なんかの湯治客が入っていたならば わしらのように道楽でやってきた人間は遠慮しなくてはならないかもしれないな。まあ時間帯や日にちにも寄るんだろうけど・・・
ちなみにこの日はお盆と言うこともあって宿泊客はそれなりにいたみたいだが 時間帯が良かったのか大浴場・小浴場・治療湯ともに貸しきり状態だったな。ふふふ・・・
この治療湯は色は柿木村の木部谷温泉や小屋原温泉みたいに強烈な湯の花が膜を張るほどのものでもないみたいだが タイルの目地は変色していたし シャンプーなども温泉の成分のため泡立たないんで設置されてなかったな。ひたすら湯船に体を沈めて温泉成分を浸透させることが目的の浴槽だから仕方ないか。
源泉を溜めて沸かしているみたいだが 欲を言えば温度はもう少しヌルめでゆっくり入れるくらいが良かったかな。
こういう雰囲気の温泉って 山口県の山間部にはありそうでなかなか無いんだよなあ・・・なかなか落ち着けるし それなりにインパクトもある名湯だと思うぞ。
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2005年07月05日
美又温泉・美又温泉会館

島根県那賀郡金城町追原
泉質 :アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉) PH9.8 47.4℃
効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、他
料金 :大人250円 子供150円
営業時間 :8:00~21:30 第1.4月曜日定休(祝日の場合は営業)
個人的オススメ度 ★★★★☆
前回、この美又温泉は「国民保養センター」を利用したんだが、今回はより公衆浴場っぽい「温泉会館」にトライしてみたぞ。
「保養センター」ほど広くは無く、見晴らしも無いんだが、ここは「質素」の一言。わしはこういうタイプの温泉のほうが好きだし 「保養センター」の半分の250円で名湯美又温泉を堪能できるんで オススメ度はかなり高い。確認したわけじゃないが 湯量も多いんで掛け流しに近い使われ方をしていると思うぞ。
で、この美又温泉の特徴を一言で言えば 強烈なツルツル・ヌルヌルなアルカリ泉、ということだろう。 PHでみれば山口県にも同じレベルのアルカリ泉はあるんだが 体感的にはおそらくは日本でトップクラスだと思う。
典型的な美人湯なんだが強烈過ぎるのが欠点というかポイントというか・・・好きな人にはたまらないが 人によっては「強すぎる」と感じるかもしれないな。だからこそ美又温泉と比べたら ヌルヌル感がやや弱い有福温泉が「上品」に感じてしまう部分があるんじゃなかろうか。
源泉の温度も高く 汗が噴出すほど良く温まるし、雰囲気もお湯も歴史も料金も 全て合格点。そのへんにある単純泉と比べてもインパクトは一枚も二枚も上手でオススメ。
難を言えば あまりにアルカリ度が高すぎて 床が滑りまくることかな?慣れていないとひっくり返る可能性もあると思うぞ。
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2005年02月04日
千原温泉

邑智町千原1070
泉質 :含二酸化炭素-ナトリウム 塩化物・炭酸水素塩泉 PH6.5 34.5℃
効能 :切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、病後の回復、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、痔疾、慢性消化器病、虚弱児童、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え症、疲労回復、健康増進
料金 :大人500円
営業時間 :8:00~18:00 無休
個人的オススメ度 ★★★★★
三瓶山の回りには実に素晴らしい個性的な温泉が多いが この千原温泉は前回に訪問した小屋原温泉と同様、その強烈な個性で全国の温泉マニアから「秘湯中の秘湯」とまで呼ばれている湯治場だ。
今回の湯治旅行は 最初に紹介した「伊木温泉」と この「千原温泉」だけはしっかりと頭にインプットしていたが そのほかの温泉は「行き当たりばったり」と言うか 「行けたら入ろう」というくらいしか考えてなかった、といっても過言ではないな。
この千原温泉の歴史は古く 明治時代から「湯治専門の療養所」としてあったらしいが 皮膚病やその他もろもろに特効がある、と評判で 戦後まもなくは広島から療養のためにやってきた被爆者が多かったそうな。
国道から県道166号に曲がって 小さい看板を目印に山に向かって4キロほど進んだところ、小さな川の傍にひっそりと佇んでいるんだが ここは冬は雪に埋まってしまうだろうから来るのは難しいだろうな・・・
他に湯治客がいたんで内部の様子は写真に残せなかったから くわしい画像はHPのものをご覧いただくとして・・・
いかにも「昔の民家」みたいな居間と廊下を通って湯治場へ。源泉の湧き出る泉の上に直接囲いをして作られた浴槽は洗い場も無く実にシンプルなもの。当然シャンプーや石けんの使用は禁止だ。
湯船に入ると底には木の板が敷いてあって 絶え間なく底から二酸化炭素の泡がボコッボコッと浮かんでくる。温泉成分の「湯の花」が一面にびっしりとこびりついた浴槽は渋いというか もう驚愕の域だ。これほどの強烈な温泉は日本中探しても そうそうあるとは思えないぞ。
もちろん掛け流しで 足元から常に湧いてくる新鮮なお湯は34.5度と かなりヌルい。これからの時期だと1時間くらい浸かっていても寒くて出るに出れないんで 傍には上がり湯として加熱された源泉の入っている五右衛門風呂がある。これは男女兼用なんで声を掛け合って使用するようだ。体の表面は寒くても芯はじっくり温まっているんで これはカラスの行水でも特に問題はなかったな。
この温泉での湯治として理想的なのは30分から1時間かけてゆっくり浸かることだそうな。もちろん温度が低いんで湯当たりすることはないが そのくらい入れば湯冷めすることもない。体に負担を掛けずに長湯ができる。と、いうか長湯をしなければ寒くて出れないぞ。
目を閉じてゆったりと浸かれば 傍を流れる川のせせらぎと「ボコボコ」という泡の音。最高にリラックスできる まさに湯治のための温泉だ。ただし 隣のオジサンのいびきもしっかり耳に入ってきたがな。
湯舟の一角が小さく仕切られていて 傍に置いてある湯の花でコーティングされたコップで源泉の試飲が可能。少し飲んでみたが炭酸泉らしい苦味とエグ味があって なおかつ少し塩辛かったな。
いや~、これは正直に言って何とも説明のしようが無いほどの感動の温泉だ。ともかく一度味わってみないとわからないと思うが あくまで「湯治場」なんでレジャー感覚で来るのは他のお客さんに申し訳ないし 遠慮したほうがいいだろうな。健康体の人には少し敷居の高い温泉、とだけ言っておこう。
ま、わしの場合は正真正銘、正当なる心臓の病気持ちなんで胸を張って湯治ができるわけだが どっちかと言うと「禁忌症」の類だということは内緒だな。ふふふ・・・
千原温泉HP
(この記事はプチ旅行記からの転写です)
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三瓶温泉・亀の湯

大田市三瓶町志学
泉質 :含塩化土類食塩泉 PH 37.3℃
効能 :皮膚病、婦人病など
料金 :大人100円
営業時間 :8:00~21:00 無休
個人的オススメ度 ★★★★☆
三瓶山の麓にある大量の湧出量を誇る島根の名湯。この辺りは「志学」という地名で 古くは志学温泉とも言っていたようだ。
立ち寄り湯としては「薬師湯」と「亀の湯」、そのほかに日帰り温泉として入浴可能な旅館や民宿、保養所があるが わしがセレクトしたのは やはり地元により密着していると思われる「亀の湯」だ。
あらかじめ詳しい住所を調べてなかったんで ずいぶんと迷ったんだが 薬師湯や温泉旅館の立ち並ぶ温泉街ではなく 少し下のほうにある住宅地のメインストリートにひっそりと存在していたぞ。いかにも「地元専用」って感じだな。

無人受付で料金箱に入浴料金の100円(!)を投入して入ってみると ロッカーというか鍵はもちろん扉も無いようなシンプルな棚とカゴの置かれている更衣室が。こりゃ本格的に一昔前の銭湯スタイルだな。
幸い時間帯が良かったのか わしの他に客はいなかったな、ふふふ・・・
浴室に入ると丸い湯舟がぽつんと・・・それだけで後は特に何もなし。
実にシンプル!実に素朴!実に理想的!
奥の壁から突き出た一本の太い竹から薄く濁った源泉がジャバジャバと流れている。当然掛け流しなんだが かなりヌルめなんで この時期は夕方からは加熱された湯が湯舟の中央に立っている筒から流されるらしい。
いやぁ~、三瓶温泉はガイド本を見る限りでも かなりの期待はしていたんだが ここまで素晴らしい、というか わし好みのポイントがあるとは思わなかったぞ。
しかし これほどの素晴らしい温泉を 他に誰もいない状態で独り占めして堪能できるとは・・・せっかく誰もいないのなら 今の内にこの感動をデジカメに残しておかないと 勿体無いような気もしてきたぞ。
・・・・と、いうわけで いつものように「一人撮影会」が行われたわけだ。

う~ん、素晴らしい!

素晴らしい!!!

素晴らしいぃぃぃぃ~~~!!!!
・・・・・(;´・`)> フゥ・・・
(この記事はプチ旅行記からの転写です)
投稿者 BARA : 21:47 | コメント (1) | トラックバック
出雲湯村温泉・元湯公衆浴場

島根県大原郡木次町湯村1336
泉質 :アルカリ性単純温泉 PH8.0 44.1℃
効能 :慢性リウマチ、慢性皮膚病、慢性消化器病など
料金 :大人300円
営業時間 :10:00~21:00 無休
個人的オススメ度 ★★★★★

これが わしが島根でも指折りに気に入っている温泉、「出雲湯村温泉」の完全無料・完全混浴・完全露天の河原風呂だぁっ!!
・・・と思って 心を弾ませてやってきたわけだが この間までの長雨の影響で川の流れもゴウゴウと荒く、適温を保っていた河原露天風呂は完全に川の流れに水没していたな・・・
前は藻が生えたりして汚かったコンクリの浴槽の方は 今の時期だと水は綺麗だが 日中ならともかく 朝霧の立ち込めているこの時間帯では少しぬるすぎるしな。
そばに適温の湯だまりもあったんだが 座って入浴しても膝の半分くらいしかお湯に浸からなそうだったんで 止めといたぞ。
まあ前に一度入っているから今回無理して入ることもなかろう。くわしい様子はその時のレポを読んでもらうとして ここでは一応わしなりの評価を書いておこうかのぅ・・・
わし的にはどうしても河原の露天風呂に興味が行ってしまうが 平成13年にリニューアルしたという公共浴場もなかなかのものだ。普通この手の新しい入浴施設って「どのくらい集客アピールができるか」ということにこだわってしまうんだが ここは新しい建物のわりに全然「媚」という感じがしない。地元民のために存在しているし地元民に大事にされている、ということがひしひしと伝わってくるぞ。
わしがこの公衆浴場に入ったのは去年の日本一周の時で その時は予備知識も無く 薄暗い道を適当に迷いながら「あ、こんなところに温泉があるんだ」という軽いノリで入ったんだが 全然温泉の知識が無かったその時さえ 「これは良い温泉だ」と直感でわかってしまったくらいだ。
周りの雰囲気を全く壊すことなく あたかも昔からそこに有ったかのような建物は 屋根瓦や壁の土を 元々その土地にあった古くなった建物からも調達しているらしい。木材を多用したアンティークな感じの浴室は岩風呂と 川の傍に作られた露天風呂だけというシンプルな作り。
今 温泉ブームのせいで各地にどんどん新しい日帰り温泉施設が建てられているが ハッキリ言ってその多くが「ハコモノ事業として作っただけ」のものだと思う。
やっぱ温泉の文化とか格式とかは 技術の進歩のおかげで地下深く掘って作ったような温泉では表現できないものなんだろうな。いかにその土地が温泉と深く結びついているか、地元の人が温泉を誇りに思っているか、ということなんだろうが 島根は本当にそういう温泉地が多い。羨ましい限りだな。
お湯は加熱なし 加水なし ポンプなしの自噴源泉の掛け流し。これぞ「本物の温泉」「ザ・スパ」だな。雰囲気も 一緒に風呂に入っている地元のおじちゃんとの人情味あふれる会話もグー。河原に露天風呂まであって文句のつけようもなし。特に変り種というわけではないが 正統派の温泉としては わしは中国地方のベストだと思っているが ただ この雰囲気を大事にしたいんで あまり有名になって欲しくない温泉でもあるな。
ココは本当に温泉の好きな人だけにコッソリ行ってもらいたいな。家族連れや仲間同士で温泉でワイワイと楽しむようなレジャーを考えているなら 施設の整った別の日帰り温泉施設をオススメするぞ。
(この記事はプチ旅行記からの転写です)
投稿者 BARA : 20:43 | コメント (0) | トラックバック
有福温泉・御前湯

江津市有福温泉町
泉質 :アルカリ性単純温泉 PH 45.5℃
効能 :神経痛、関節痛、冷え性、疲労回復に効果あり
料金 :大人300円
営業時間 :7:00~21:30 無休
個人的オススメ度 ★★★★☆

1300年以上前に修行僧によって発見されたと言う山間の小さな温泉街。そのたたずまいから「山陰の伊香保」とまで呼ばれているんだそうな。
公衆浴場は今回行った洋風の「御前湯」が一番有名で有福温泉のシンボリックなものだが そのほかにも無料駐車場の前にある町民専用っぽい「さつき湯」、湯治場のイメージが残っている「やよい湯」もある。
浴槽の中央部にはでっかい岩が置いてあって その上部に突き出た竹からちょろちょろと源泉が掛け流しで流れている。他には特に設備があるわけではないが 浴槽が深いんでゆったりと入れるし、掛け湯をした瞬間にヌルヌル感がわかるお湯は一級品。
近くの美又温泉よりは少しヌルヌル感は少ないような気もしたが どっちかというと「上品」という感じかな?昼間に金城町の「伊木の湯」で一緒になったおじさんに聞いたところ 美又や湯の川、美都温泉などのこの辺りでは「美人湯」と呼ばれるお湯はいくつかあるが やはり「お湯の良さ」ではココがイチオシらしい。
確かに雰囲気と言うか情緒というか格式にはあなどれないものがあるが 歴史のある温泉はやっぱそれなりのものがあるんだな、と改めて感心したぞ。
(この記事はプチ旅行記からの転写です)
投稿者 BARA : 20:26 | コメント (0) | トラックバック
伊木の湯

那賀郡金城町七条伊木
泉質 :低張性弱酸性冷鉱泉 PH 4.0 ℃
効能 :真菌症、慢性湿疹、リュウマチ症疾患など
料金 :大人300円
営業時間 :14:00~20:00 営業日 水・土・日
個人的オススメ度 ★★★★★
まず最初にやってきたのは美又・湯屋と並んで「金城名湯三泉」と言われている秘湯、伊木温泉だ。何故 わざわざ今日を狙ってこの湯治旅行の計画を立てたか?というと この温泉の営業日が水曜と週末しかやっていないからに他ならなかったりするぞ。
1.5キロほど離れたところの嵩山という山は、明治から昭和初期にマンガンの採掘が行われていたらしいが、ここはその嵩山の中腹の洞窟から湧出する鉱泉をパイプで引っ張って沸かしているという地元民の運営する施設だ。メタケイ酸を含有するPH4.0の酸性泉で、水虫などの皮膚病には特に特効があるらしい。
この辺で酸性の湯が出る、という場所があるというのは全然知らなかったし その湯に非常に興味があったんで楽しみにしていた場所なんだが・・・
浜田市から国道186号を広島方向に進み うっかりすると見逃すような小さい看板を目印に右折。そこから案内板を見ながら慎重に車を進めていくと小さな集落の突き当たりにこの施設はヒッソリと佇んでいるぞ。ここに到着したのは営業時間の30分くらい前だったんだが オバチャンがどうぞどうぞと言ってくれたんで早速堪能してみることに。
小屋のような小さな建物の中にはポリ製の浴槽があって ご近所のご老人がのんびりと浸かっていたな。基本的に湯は溜めているんだが蛇口を閉じなければ掛け流しとなる。
実はココは去年までは「伊木温泉」と名乗っていたんだが 今年の水質調査で何か一つ成分が足りなくて「温泉」とは言えなくなってしまったんだとか。ゆえに施設の看板を「伊木の湯」に作り変えたわけだ。PH4で皮膚病に絶大な効果があって湯舟には赤い鉄の成分がプカプカ浮いているのに これで「温泉」と言えないのも妙な話だとは思うが・・・その辺の基準がわしには良くわかんないな。
ちなみに山の中でイノシシが走り回ってパイプにぶつかったりすると 流れ込む鉄の成分の量が倍増して より一層効能が高まるんだとか。それも良いんだか悪いんだか・・・設備の維持もなにかと大変そうだな。
酸性湯というんでピリピリ感でもあるのかと期待したが お湯そのものはどちらかと言えば「まろやか」な感じ。 ただ この「伊木の湯」の最大の魅力は個性的な酸性湯というより 当番で管理している地元のオバチャンの「これでもか」というくらいの いたせりつくせりの接待だな。隣の休憩室にはお茶やお菓子なんかが置いてあって 「お芋を焼いたから食べてってね」とか「ゆで卵もあるよ」とか「バナナでも食べてゆっくりしていって~」とか 実にフレンドリーにもてなしてくれる。ゆっくりと時間の流れる環境のなかでマッタリして 帰る時には笑顔で「また来てくださいね」と送り出してくれる、まるで田舎のおばあちゃんちに来たみたいに心から癒されるぞ。
お湯で体があったまった後は もてなしで心まで温めてくれる、こんなタイプの温泉があるとは正直驚いたぞ。いやあ、これは一見の価値は充分にあると思うな。文句なしにオススメできるが 余り有名になって欲しくない、という気持ちもあるなあ。まさに「心の秘湯」じゃ。
(この記事はプチ旅行記からの転写です)
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2005年02月02日
小屋原温泉・熊谷旅館

島根県大田市三瓶町小屋原
泉質 :含土類・炭酸水素塩泉 PH 38℃
効能 :神経痛、リュウマチ、婦人病、切り傷、皮膚病、冷え性、他
料金 :400円
営業時間 :9:00~19:30 無休
個人的オススメ度 ★★★★★
これぞ名湯!三瓶山の麓の山奥にヒッソリと佇む 200年の歴史を持つ一軒宿なんだが その風情、その泉質、どれをとっても素晴らしい一品だ。
大衆浴場のように大きな浴槽に皆が入るわけではなく 小さい個室が4部屋ある。(ちなみに宿泊用の部屋は5つ。空いている時に立ち寄り湯として利用することができるシステムみたいだ) 2~3人が入るといっぱいになるくらいの小さな浴槽が部屋の中に一つあるだけなんだが これを制限時間1時間の貸切料金が一人当たり400円だ。もちろん本来は宿泊して湯治に使うのが正しい使い方だとは思うし わしも金と時間に余裕があれば こんなのどかなところに2~3日滞在して湯治がしたいんだがな。
少しヌル目の湯は三瓶周辺特有の炭酸をたんと含んだもの。舐めてみると独特の苦味と炭酸臭がするし 肌触りはまろやかで泡がまとわりつくほど。湯舟の周りには温泉の抽出物で見事にコーティングされて それを見るだけでも「いかにも体に良さそう」というのはわかる。部屋を閉め切ると炭酸ガスで息苦しくなるほどの濃い成分らしいぞ。
これにゆっくりと身を沈め、川のせせらぎや木々の風になびく音、虫や鳥の声を聴いて目を閉じると 本当に心の底からリラックスできる。
ここも千原温泉同様、一度は体験してみないと説明のしようもない、という部類の温泉だな。島根の温泉の懐の深さを実感できるし 今までの温泉が一体なんだったのか?とも思えてしまう。まさに「癒しの温泉」だな。
いやいや、ほんとに島根県人が羨ましいぞ、わしは・・・(04.11.03 記)
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2005年02月01日
木部谷温泉

島根県鹿足郡柿木村木部谷
泉質 :単純放射能泉 PH6.5 25℃
効能 : 神経痛、リウマチ、関節痛、筋肉痛、五十肩、他
料金 :大人350円 小人150円
営業時間 :7:30~19:30 6、16、26日休
個人的オススメ度 ★★★★★
山口県との境の山間の村、柿木村にある鄙びた温泉。お湯は黄土色で少し鉄臭い匂いがする。入った瞬間に体の油分が全て流されるような感じになるが 湯上りはサラサラになる。源泉100パーセントで掛け流し、色といい匂いといい なかなかの温泉だ。
近くには柿木温泉なる温泉があるんだが 泉質は微妙に違うんだそうだ。

立ち寄り湯としては「松乃湯」という施設があって 上のそれっぽい湯舟が内風呂。この松乃湯のすぐ裏には源泉があるんだが ここは25分間隔で温泉が吹き上げる間欠泉になっている。別府などの間欠泉とは違って ここのは炭酸ガスの圧力で吹き上げる 日本でも珍しいタイプなんだそうな。
確かに勢い良くピューッと吹き上げるタイプではなくて ジャンパンのような細かい泡がジワジワ~ッと噴出すタイプで 自然の神秘が体験できるぞ。(03.11.20 記)
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温泉津温泉 ゆのつ元湯温泉

島根県邇摩郡温泉津町温泉津
泉質 :ナトリウム・カルシウム-塩化物塩泉 PH6.5 49.6℃
効能 :神経痛、五十肩、運動麻痺、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、慢性婦人病、他
料金 :大人200円 子供150円
営業時間 :5:00~21:00 無休
個人的オススメ度 ★★★★★
島根県の大田市と江津市の間にある鄙びた温泉の町、温泉津(ゆのつ)町にある歴史の長い本格的な湯治場温泉で 1300年の歴史を誇る「元湯泉薬湯」と明治5年の浜田地震のときに噴出した「薬師湯」の2箇所の公共浴場がある。
今回は「元湯泉薬湯」を選んだんだが 写真を見る限りどちらも「いかにも」というような年季の入った造りの建物で 鍾乳石のように湯の花がこびりついた浴槽もグー。雰囲気はもう 何とも言えないものがあるな。
この温泉は源泉のまま 薄めもせず温めることも冷ますこともせず、ポンプも使わずに自然に湧き出た源泉をそのまま引き込んでいる、というのがポイント高いな。飲用もできる正真正銘のホンマモノの温泉だ。
ただ温度が「ぬるめ」の方でも42度くらいで結構あつい。「あつい」浴槽の方だと46度くらいあるんで もうガンバルマンの世界だ。わしはかなり「ぬるめ」で体を慣らしてから入ったが 湯上りは今まで経験したこと無いくらい真っ赤っかになっていたな。一見さんのお子様にはちょっと無理だと思うぞ。
この温泉津温泉は 先の「日本一周の旅」のときに寄ってみようと思ったんだが あの時は通りがかった時が昼間だったし 公共浴場の場所が温泉街の奥のほうにあるんで探しきれずに諦めてしまったのだ。でも これほどの温泉と知っていたら絶対入っておくべきだったな・・・
山口近辺の温泉としては その「ひなび方」といい、「本格的さ」といい、あまり例を見なかった形の浴場なんで わし的にはかなり気に入ったんだが・・・。
ま、基本が「湯治」なんで 立ち寄りの場合は最近流行りのスパ施設のような入浴後にくつろぐ設備はないんだが、そういう雰囲気を一度くらいは体験したい、という意味でもオススメ度は高いと思うぞ。(03.11.12 記)
温泉津温泉HP
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みろく温泉
営業を終了しました・・・

島根県鹿足郡六日市町576-3
泉質 :単純弱放射能泉 PH 37.0℃
効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復 五十肩 運動麻痺、他
料金 :大人210円 子供100円(タオル有り)
営業時間 :11:00~19:00 月曜日定休
個人的オススメ度 ★★★★☆
「ゆらら」の陰に隠れていて全く目立たないが 同じ六日市の共同浴場。と、いうわけで泉質はたぶん「ゆらら」と同じじゃないかな?
市役所近くの町民集会場にこじんまりとある施設なんで おそらく地元民くらいしか知らないんではないかと思われるが 浴槽は5人くらい入ればいっぱいだし 露天風呂も無いし、家族連れやレジャーで使うのなら おそらく「ゆらら」を使ったほうがいいと思うぞ。
ただ ここの良いところは なんとなく懐かしいような素朴な雰囲気と ほぼ透明だが少し白濁している本物の温泉を利用しているということかな?しかもかけ流しで塩素のにおいは全くしない 柔らかい感じの実に良いお湯だ。

一人でのんびりと温泉を楽しむのなら 子供が走り回って人もワンサカいる「ゆらら」よりもオススメかな。料金も異様に安いし ちゃんと食堂まであるし。なんせマイナーな存在なんで 「いい穴場を見つけたなあ」という雰囲気に浸れること受けあいだ。わしはこういう雰囲気、好きだなあ。
驚いたのは 銭湯同様の施設なのに 自由に使えるタオルが置いてあったことだ。あと 木製のロッカーも懐かしい雰囲気をかもし出しているし 石鹸とシャンプーなんかも一応ついているんで ふらりと立ち寄るにも適しているぞ。(04.01.17 記)