2007年02月07日
【おんせん日記・番外編】六一〇ハップ
いやいや、休日返上の現場作業がようやく終わって ここらで一発、温泉などに入ってゆっくりと体を休めたい、と思うわけだが まだ週は始まったばかりで次の週末まで少し間があるなあ・・・
できることなら下関の近場の温泉にでも行きたかったんだが、やはり平日では「仕事が終わってからフラッと出向く」というのもメンドくさいし、ココはお手軽に入浴剤などを購入してアパートの浴槽でささやかながらエセ温泉気分に浸るのが良かろう。
てなわけで仕事帰りに薬局に行って 入浴剤を物色していたんだが、今回は前々から気になっていたものの今まで手が出せなかった「六一〇ハップ」に挑戦してみることにしたぞ。

六一〇ハップ・・・発売されてから実に70年が経過しようとしている超ロングセラー商品だ。製造・販売元は愛知県の武藤鉦製薬株式会社。「610」は「ムトー」で 「ハップ」は「ハッピー」を意味するらしいが・・・
わしが子供の頃は「むとぉ~~ ハァップ!!」という掛け声が印象的なCMがテレビで流れていたが この商品を一躍有名にしたのは やはり一連の「温泉の成分表示疑惑」で長野の白骨温泉が「白濁したお湯に見せるために」この入浴剤を大量に使用していたことが報道されてからだろうな。
逆に言うと「白骨温泉でも効果は証明済み」ということなんだろうけど・・・
バス○リンや「日本の○湯シリーズ」、バ○、バス○マンなどなど、今はアロマブームの影響か入浴剤も結構種類があって どれにしようか、と考えることも多かったんだが、この六一〇ハップに関しては 医薬品でかなりの効能が期待できると知っていたんだが、やはり「アパート住まい」ということで含有されている硫黄成分がバスタブに悪影響を与えることを懸念して今まで手が出なかったのだ。(同じ様な理由で「湯の花」も試せないわけだが・・・) 今回は「やはり一度は試さねば」という誘惑に勝てず、「入浴後 すぐに洗い流せば 恐らく大丈夫だろう」という勝手な推測で購入してしまったぞ。
成分は硫黄、生石灰、カゼイン、硫化カリ。製品1キロあたりに対して硫黄の絶対量は160~195グラムだそうな。この硫黄成分がネックで 金属類はあっという間に変色や腐食するという反応を起こすらしい。ゆえに残り湯は洗濯に使えないし、ネックレスやピアス、指輪もご法度だ。
あと、追焚付給湯器浴槽は使用不可。ポリ・ホーロー系は黒くなる恐れがあり機械浴、人工大理石、ステンレス、セラミックバスなども使用不可なんだとか。逆にこれらに当てはまらない浴槽って 普通の家庭にあるのか?
効果は あせも、しっしん、水虫、にきび、いんきん、かいせん、たむしなどの皮膚病一般。成分は硫黄単純温泉そのものなんで 冷え性、リュウマチ、痔、腰痛、肩こり、疲労回復なども効果有り。水虫などには塗布、神経痛などには湿布も効果があるらしい・・・

容器に入った原液は見た目は「木酸酢」というか「紅茶」のような薄い茶色なんだが、これを浴槽にキャップ2杯ほど入れると あ~ら不思議。あっという間に白骨温泉の出来上がりだ。
で、入浴した感想なんだが・・・・
大体の雰囲気は想像していたんだが、この強烈な硫黄の匂いと言い、ほくほくと体の芯から温まる保温効果と言い、これは凄いな。思わず無職時代に放浪の旅で草津や別府の温泉街を訪れた時の記憶が走馬灯のように頭の中を過ぎっていったぞ。
いやいや、たかが入浴剤といえども 馬鹿にはできんなあ・・・正直言って驚いたと言うか、思わず唸ってしまったぞ。これは想像以上の満足度じゃ。
風呂上り後 しばらくは体中から硫黄の匂いがプンプンと漂っていたが、たしかにこれだけ強力な硫黄成分だと 浴槽も傷めてしまうだろうな・・・わしは一人暮らしなんで 通常お風呂の湯は一回溜めると2日間ほど使いまわすわけだが、六一〇ハップを使った後は念入りに洗い流す必要があるんで 出来る限り2日目に使うようにしなければ・・・
しかしながら こんな本格的な温泉が一本500円程度(440g容器バージョン)で何回も家庭で味わえるとは恐れ入ったわ。ホンモノの温泉じゃないから★は付けないが 仮にこういう泉質の温泉が山口県に存在していたならば 間違いなく★5つ進呈するだろうな。
オススメじゃ!
投稿者 BARA : 22:51 | コメント (2) | トラックバック
2006年11月15日
津和野 塩井戸
島根県鹿足郡津和野町耕田塩ヶ原
泉質 :不明
効能 :不明
料金 :
営業時間/
個人的オススメ度

島根県津和野の町から少し離れた場所にある自然湧出の温泉。
川のほとりに濃厚な温泉が湧き出てドームを形成していて 天然記念物クラスの見事な芸術品となっているが、ただコレを普通の「野湯」と言って良いのかどうかは微妙なところだ。
湧き出ているのは20度にも満たない冷泉で 真夏でもない限り入ることは出来ない。 さらに温泉の成分だけでなく 落ち葉や泥や得体の知れない成分が交じり合っていて 見た目もとても汚い。ネットの調査によると実際に入った人もいるみたいだが、世の中にはモノズキというか マニアはいるもんだなあ・・・
わしも許されるなら ポンプか何かで溜まっている水を汲み出して川の水で綺麗に掃除して 再度冷泉が溜まったところで焼き石なんかを投入して入ってみたいような気もするが・・・真夏であればそのままの入浴も可能だろうが 「病気になりそうな温泉」という評価があるとおり なかなかそこまでの勇気はないなあ。蚋も多いらしいし。

圧倒的迫力というか、芸術品・自然遺産として考えれば一見する価値は充分あると思う。
ただ いくら温泉が好きと言っても コレを「文化財」「芸術品」として見た場合、人目を忍んでここに入るのはどうなんだろうな・・・?まあ 気持ちはわからんでもないが 余程のマニアでもない限り、素直に柿木温泉あたりに入るに留めておいたほうが 精神的にも身体的にも常識的にも無難だと思われるぞ。
こういう風にネットで紹介すること自体、多少引っかかる部分もあるんだが、わし的には町が管理して保存・保護をしたり 観光地として案内板なんかを設置しても良いと思うんだがな。
なかなかわかりにくい場所にあるんで 今は一部の温泉マニアくらいしか近づかないんだが、こういうのは鍾乳石と一緒で あまり不特定多数の人が立ち入ると そのことによって汚されたり傷つけたりするんじゃないかと心配になるんだがな。

津和野から日原方面に向かい トンネルを超えて橋を渡ってすぐ左折。しばらくすると その名も「塩ヶ原」という地域に出るんだが そこから小橋を渡って川の対岸に渡り、あぜ道を100Mほど進むと 人ん地の畑のそばに この塩井戸がある。

傍の川の中をのぞくと 所々でポコポコと源泉が湧き出ているんだが、対岸の排水溝の下にも析出物の山が築かれていたりする。 この塩井戸は「昔は塩の採取をしていた場所」とか 「昔は旅館があったが火事に遭って 露天風呂の跡だけが残った」とか いろんな話があるんだが 真相はどうなんだろうな?
投稿者 BARA : 00:04 | コメント (2) | トラックバック
2006年09月30日
【おんせん日記・番外編】 妖怪温泉・鬼太郎の湯
このコーナーもネタが枯れかけているんで ついに禁断の「入浴剤」に手を出していくことになったぞ。
何でも良いという訳でもないけど ちょっと気になったものがあれば取り上げて行きたいんだが、まあ 遊びというか息抜きみたいなもんだと思って読み流してもらえば良いと思うぞ。

で、第一回目の入浴剤(二回目が有るのかどうかは不明・・・)は 島根県・津和野町の道の駅で購入した その名もズバリ、「妖怪温泉・鬼太郎の湯」だ!
わしはてっきり鳥取県の境港のお土産かと思ったんだが、裏の販売者を見ると島根県出雲市の「マルニシ物産」なる会社の取扱商品のようだ。 ちなみに製造者は静岡県の川根インダストリー㈱という会社らしいが・・・
【成分】・・・無水硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸マグネシウム、
【効能】・・・あせも、荒れ性、痔、肩こり、ひび、神経痛、あかぎれ、しもやけ、腰痛、冷え性、疲労回復

わしの住むアパートの浴槽に投入した様子がこれ。
保湿成分としてアロエエキスが含まれているため 少し緑色を帯びているが、なんか「妖怪温泉」というイメージではないような気もするなあ。やっぱ「妖怪温泉」を名乗るからには泥湯のような透明度の低いものか もしくは赤とか青とかのような原色のドキツイ色が良いかと思われるぞ。
まあ そこまで派手だと残り湯を洗濯に使うことも出来ないと思うが・・・
ちなみに中に入っている小袋には「アロエの湯」とか「ひだまりの湯」なんて表記があるから おそらく他の商品に使われる物を 包装だけ変えて使いまわした商品なんだろうな(T-T)

どうでもいいけど わしはこのパッケージに書かれている 「ねずみ湯(一回10円)」に 是非とも入ってみたいんだが・・・
商品化を願うぞ!!