« 玉造温泉・伝承館 足湯 | メイン | 湯元楯縫・割烹温泉 ゆらり »

2007年03月05日

海潮温泉・市営憩いの家「かじか荘」 vol.2

海潮温泉かじか荘

島根県・宍道湖から少し山間部に入ったところにある雲南市は大東町、加茂町、木次町、三刀屋町、吉田村、掛合町が合併して出来た広大な市だ。
このあたりはそれほど発達した町も無く 何か特徴のある観光地があるわけでもないが、出雲の神話の影響も強く受けた昔ながらの素朴な雰囲気が今も感じられて何気にツウなスポットが点在しているんで わしももう一度じっくり散策してみたいと思っているんだが、、、、山口からは距離があるんで まとまった時間が無いとなかなか難しいよなあ。

そんな雲南市には 中国地方ではわしの一番のお気に入りである 「出雲湯村温泉」があるんだが、もう一つ 忘れてはならない名湯が旧大東町に湧く「海潮温泉」だ。
ココの温泉は三瓶山周辺のような際立った特徴があるわけでもなく、出雲湯村や有福温泉や湯の川のような美人湯でもなく 島根の温泉の中でも湯そのものの特徴は全然感じられない。個性が無いのが個性というわけではないが この温泉の特徴はズバリ「鮮度」だと思う。源泉からそのまま引っ張ってきた弱アルカリのお湯は 肌あたりが滑らかで実に素晴らしい。これが40度ちょいの絶妙な温度で湧いて来る事自体が神がかりとしか言いようが無いな。

「かじか荘」はジモティ御用達の公民館チックな銭湯なんだが、この鮮度のいいお湯が もちろん加熱・加水・塩素殺菌など一切なしの源泉そのままの状態で蛇口からドバドバと掛け流しで供給されている。設備は浴槽とカラン以外に一切無いシンプルなものだが この良質のお湯のおかげで何となくリッチな気分になれる。 温泉で得られる本当の贅沢って 豪華な設備や凝った演出ではなく こういうものではないかと思うわけだ・・・

かじか荘入り口

受付にはこのような料金箱が置かれていて 200円を投入して自分で判子を押すシステム。判子の数と料金を照らしあわせて人数を確認するだけのものだろうし 無人なんで誤魔化して入ろうと思えば出来ないこともないだろうが 来てくれるお客さんを信用して成り立っているシステムだし、今でもこのシステムのままということが素晴らしいな。神話の国だからというわけでもないが おそらく性善説にのっとって人々は暮らしているんだと思うぞ。 そういう町の人々を裏切るような馬鹿者はいないと思うが ここで200円をケチって誤魔化すような人は温泉を楽しむ以前に人間として失格だ、と わしは声を大にして言いたいわけだ・・・

このかじか荘、もちろん誰でも入ることは可能なんだが、ジモティ中心の施設ということで メイン街道から路地に入ったところに隠れるように存在していて 場所は結構わかりにくい。観光客向けには「ゆとりの里」なる健康ランドが判りやすい場所にあるんで 適当に充実した施設や食事などのレジャー性を重視する人はそちらを利用すればいいと思うが この「かじか荘」はいかにも島根県らしい地元密着型のツウな施設の割には敷居は低いんで 興味のある人は是非お試しいただければ、と思うぞ。

今回は土曜の日中だったんで 他のお客さんもいらっしゃったんで浴槽の画像は無し。詳しくは前回の記事を読んでいただければ幸いじゃ。

投稿者 BARA : 2007年03月05日 22:18

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://WWW.oudoiro.com/blog/mt-tb.cgi/1221

コメント

コメントしてください




保存しますか?