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2007年02月26日

えんや温泉

島根県出雲市塩冶有原町12-16(有原温泉)
泉質 : ナトリウム・カルシウム・塩化物泉 PH 40.7℃
効能 : 神経痛、筋肉痛、関節炎、五十肩、運動麻痺、こわばり、うちみ、くじき、慢性消化器炎など
料金 : 500円
営業時間 : 10:00~21:00
個人的オススメ度 ★★★★

ウェルシティ島根

出雲市の中心部に湧く天然温泉。
この「えんや温泉」は市民会館のとなりにある厚生年金施設・「ウェルシティ島根」内にある入浴施設なんだが、島根の個性的な温泉の中でも異質な個性を放っている、という情報を小耳に挟んだんで さっそくチェックしてきたぞ。

浴槽

受付で500円払って内部に入ると ツ~ンと鼻腔をくすぐる塩素臭が浴室一杯に広がっているぞ。 浴室内の蒸気でカメラが曇ってしまい なんだか判んない画像だと思うが、このえんや温泉の浴槽は2つ。

一つは水道水を殺菌・循環・加熱したジャグジー付きハイブラバスで ものすごい勢いで浴槽全体が気泡で溢れている。浴槽内に広がる塩素臭はこの水道水浴槽のものだ。あと 打たせ湯と全身シャワーの個室があるが こちらも水道水。

で、肝心の温泉浴槽なんだが、これは源泉をそのまま掛け流しで利用しているようだ。 こんな塩素臭で溢れた浴室にあるから せっかくの源泉利用も台無しでは・・・・と、思ってしまうが 実はこの「えんや温泉」の個性はそんなことでは全然薄まらない強烈なものなのだ。温泉成分が塩素に勝る温泉って言うのも珍しいんじゃないかな?

薄緑に濁った源泉をちょっと掬って舐めて見ると 舌にビリビリと来るような強烈な塩辛さ&嫌な感じの苦さだ。 これでは確かに塩素殺菌は不要だと思われるが、わしの経験した塩化物系の温泉の中でも この辛さはトップクラスだ。おまけに匂ってみるとコールタールというか ゴムのような有機物チックな匂いが鼻を突く。
TARO先生いわく、「温泉じゃなかったら あまり入りたくないくらいの個性だな」とのことだが、確かに成分は必要以上に濃そうだぞ。

えんや温泉

館内の説明文によると 「総溶在成分量は近隣の温泉の約2倍、浸透圧が人体より高い高張性温泉に分類される」そうだ。
ちょっとした傷や髭剃り痕なんかにはジワジワとしみるし 目に入ったらエライことになるだろうな。わしも少し口に含んだだけなのに 暫くはゴムを噛んだような嫌な味が口から離れなかったぞ。
オマケにその浸透圧の高さゆえか、10分くらい入っただけで汗が吹き出て 体の芯から温まることができる。そんなことを考えずに長湯をしたんで湯上り後はしばらく汗が引かなかったし、何より相当に疲れたな。 できれば夕食後にそのまま床につける環境で ゆっくり堪能してみたい温泉だ。

わしは温泉に入った後は温泉成分を洗い流さないために水道水での上がり湯は行わない主義なんだが さすがにこの温泉は何度もシャワーで洗い流してしまったからな。それでも顔や肌のツッパリはなかなか収まらなかったけど。

出雲にはあちこちに最近出来たような立ち寄り温泉があるんだが このウェルシティ島根の「えんや温泉」は 強烈な個性でツウな存在というか、普通の観光マップには余り紹介されていないせいか観光客も皆無。 主に地元民や他の目的で厚生年金会館を利用する人にしかいないような穴場中の穴場だと思うぞっ!

投稿者 BARA : 2007年02月26日 23:39

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