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2007年02月19日

湯抱温泉・中村旅館

島根県邑智郡美郷町湯抱315-3
泉質 : 含塩化土類食塩水泉 PH 30℃
効能 : 神経痛、リウマチ、皮膚病、胃腸病など
料金 : 500円(要 事前確認) / 宿泊 : 8000円~
営業時間 : 不定
個人的オススメ度 ★★★★★

中村旅館

島根県の三瓶山周辺には素晴らしい泉質を誇る温泉が多いが、わしが今まで入りたくてもなかなか入れなかった温泉、その1つが「湯抱温泉」だ。

今回の「島根湯治旅行」の最大の目的は この「湯抱温泉」のトライに他ならないんだが、なぜこの温泉が敷居が高いのかといえば・・・
立ち寄り湯を行っている温泉施設が非常に少ないことと、基本的にココの温泉は冷泉なんで沸かさないと入れないから お客さんがいないとフラッとやって来ても入れる状態ではないわけだ。
以前から何度かこの湯抱温泉街に立ち寄っているんだが、いつもゴーストタウンの如くの静けさで人の気配が感じられず 断念していたのだ。 で、今回の温泉旅行では 是が非でもこの名湯を堪能するべく、プライベートでは約20年ぶりに温泉旅館に予約を入れてわざわざ一泊してきたのだ。

・・・この湯治旅行については 後日、「プチ旅行記」のコーナーでも紹介していきたいと思っているが、とりあえずココでは我々が宿泊した湯抱温泉の老舗、「中村旅館」についてご紹介していこう。

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夕方4時ごろ、誰もいない湯抱の町に到着・・・・さっそく中村旅館の入り口をくぐると 女将と若女将のお二人が丁寧に3つ指をついてお出迎えしてくれたぞ。今まで車中泊ばかりで普通にホテルや旅館に泊まった経験が少ないもんで慣れてないから 多少くすぐったい感じだ。

和室

これが我々の泊まった部屋。 まずは若女将の立ててくれた抹茶とお菓子で一服、と・・・

この旅館に部屋がいくつあるのかは数えてないが、他にお客さんがいなかったんで一番広い12畳の部屋を与えられたぞ。野郎二人で使うには少し広すぎるような気もするが・・・広すぎて少々落着かない、というのが本音かな?

廊下←廊下はこんな感じ。わしは豪華装備のホテルよりは こういう昔ながらの旅館の方が好きだな・・・
ちなみに 他のサイトを読むと「トイレが汚かった」という評価があったんだが これは最近、完全にリニューアルされて水洗化されていて 旅館内で一番現代的な設備になっていたぞ。

湯が沸くまで時間があったんで ちょっと温泉街を歩いてみたが、向いにある別の旅館に一組の親子が泊まっているのを確認した以外、他の旅館は開店休業状態だったぞ。土曜日の温泉街に外部からのお客さんが4人しかいないというのも凄いな。まあ 確認できないだけで 実際はまだいるのかも知れないが・・・

ちなみにこの温泉街には旅館以外には店が無いし 自動販売機の類も一切ないんで、酒類は宿泊する旅館に頼めば出てくるだろうが、ちょっとジュースや菓子やタバコなんかが欲しい時はどうしようもないので注意が必要。もしアレなら 少しカバンに忍ばせておくことをオススメするな。

では、いよいよメインの浴槽をご紹介しようっ!!

内湯 浴槽

う~ん、、、、噂には聞いていたが、なんちゅう析出物・・・・さすがにこれは凄いな。見れば見るほど溜息が出るぞ。

膜

風呂の水面には温泉成分のカルシウムで膜が張っているではないか・・・。なんか箸で掬ったら温泉の湯葉でも出来そうな感じだな・・・

加熱のためか元々がそうなのか、小原屋温泉や千原温泉のような炭酸っぽさは余り感じられなかったが、飲んで見るとマロヤカで非常に濃い、素晴らしいお湯だと言うことがわかる。
最初は透明だが空気に触れると酸化による白濁を起こし、その強力な成分は湯舟の縁に析出物で千枚田というか 鍾乳洞のような芸術品を作っていく。 浴槽に出入りする際に足を析出物で怪我をしないように 一箇所にウレタンマットが敷かれているぞ。

百枚皿

コーティング←沸かし場の近くは温度が高くなっているため やけどをしないようにこのような柵で囲まれているんだが・・・木製の柵が何時の間にか温泉成分でコーティングされて まるで大理石のように石柱に変わっているぞ。

温度は若女将が客の好みや要望を聞いて 適当に温度を調整してくれるんで 特に決まっているわけではないらしい。 我々は 夕食前と食後、そして朝風呂と3回ほどこの素晴らしい温泉を堪能したが 温度は最初は熱すぎたり ぬるすぎたり、と まばらだったな。まあ 好みの温度になるまでお湯に浸かりながら気長に待っていれば良いんじゃないかな?

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夕食

風呂上りに空いている隣の小部屋に案内され行ってみると そこにはテーブル一面に女将と若女将のお手製の豪勢な夕食が用意されていたな。

猪鍋をメインに 刺身、揚げ物、焼き物、蒸し物、酢の物、漬物・・・と、たった二人の客のために よくもまあこれだけバリエーションを揃えられたな、という内容だ。 島根県のこの手の旅館は どこも料理の評価は高いんだが、いやいや、満足じゃ♪
ま、難を付ければ 天ぷらだけは少しベタっとしていたと思うが それがココのお祖母ちゃんの味なんだろう。全体的にはどれもこれも心がこもっていて大変に美味しゅうございました♪

ちなみに この中村旅館は素泊まりから受け付けているらしいが 我々の予約したパターンでは「湯治」ではなく「観光」なんで2食付で一人10000円。
料理の内容によって値段も上下するらしいが せっかく老舗の旅館に泊まるのに あまりに安っぽい料理もアレだし、かといって野郎二人で身分不相応に豪勢なプランを組んでも仕方が無いんで 「一般的というか 中くらいのレベルでお願いします」 というオーダーで この内容だ。
基本的に料理や料金のランクに関係なく サービスというか「おもてなし」は一流で、確かに建物は古くて一流有名ホテルのような豪勢さは無いけど 心の底から休まる旅館だと思う。

今回の湯治旅行は 湯抱温泉街の鄙びっぷりや女将がかなりご高齢なことを考えて、「なるべく早めに宿泊しなければ」という思いに駆られて決行されたわけだが いやいや、さすがに満足度は高かったな。まるで人形みたいに可愛らしい女将には いつまでも元気でこの旅館を続けて欲しいと思うし、こういう旅館に年に一度でも定期的に泊まって 自分の隠れ家というか 第二の故郷みたいな存在に出来れば それはそれで素晴らしいと思うんだがなあ・・・

ちなみに 島根県のこのあたりではTVチャンネルは民放3つとNHK2つの5局だ。我々は朝からのハードな温泉めぐりで 夕食後にもう一度風呂を頂いて早々に寝てしまったから問題は無かったが もし遊びでやってくる場合、娯楽はテレビと部屋に常備されている囲碁セットしかないから そのつもりで。(当然 テレビにコインを入れて特殊なビデオが流れる、なんてサービスは無いぞ)

次の日の朝に 日曜日定番の「スーパーヒーロータイム」が島根では放送されてないことが判明して TARO先生が「島根の子供は可哀想じゃのぅ・・・」と呟いていたのが印象的だったな・・・・

参考HP

投稿者 BARA : 2007年02月19日 23:32

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コメント

私も近い内に可愛い嫁さんを連れて行きたい!然し、      今の時期、雪の降る心配があるので、春迄待たないとだめでしょうね、小生、広島なので、車で約1時間30分位でいけます、 来年の春を楽しみにして。

投稿者 tanigutiyouiti : 2007年12月11日 17:21

ども、はじめましてです。
聞いた話だと 最近はこの湯抱温泉も石見銀山の世界遺産登録の影響でポツポツとお客さんが増えてきたようです。
雪の三瓶山も趣きがあると思いますが、確かに雪深い地域なんで春を待つのが無難かもしれませんね・・・

私も野郎同士じゃなくて可愛い女の子と行きたかった・・・(行けるものなら)

投稿者 BARA : 2007年12月11日 20:44