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2006年04月23日

久しぶりにテルメ阿胡

今日は日中、やんごとなき事情があって体中が汗と土でドロドロになってしまったんで、久しぶりに近くの阿武町にある「日本海温泉・テルメ阿胡」などを堪能してきたぞ。

テルメ阿胡

無職時代は実家からも近いし料金も安かったんで結構ひんぱんに来ていたんだが、やっぱ下関からだと こういう機会でもない限り来ることも無くなったよなあ・・・
この「テルメ阿胡」は道の駅の施設なんで立地条件はかなり良いんだが、その割にあまり客もおらず、メインの利用客は地元民ではないかと思われる。理由はいろいろあるんだろうけど、一言で言えば「レジャー施設としては使いにくい」ということなんだろうな。

隣町の道の駅「ゆとりぱーくたまがわ」近くにある「田万川温泉」の方が施設も大きくて露天もあって ドライブでやって来た家族連れや友達同士なら こちらの方が「旅にきた」という雰囲気があるからな。 

わしも例えば旅行者に「このあたりで入浴施設がありますか?」と尋ねられたとしたら、それが複数のグループなら まずは「田万川温泉」の方を薦めるだろうな。

ただ、わし個人としては「田万川温泉」のようなレジャースパ的な施設よりも この「テルメ阿胡」のたたずまい、存在感は好きだったりする。「温泉」という意味では格は上だと思っているし この温泉には萩地域では皆無に等しい 昔ながらの温泉街では必ず存在する「大衆浴場」的な役割を担う資質があると思うのだ。

中途半端に古くなった施設、浴槽だけのシンプルな作り、地元民の交流の場としての役割、手ごろな料金設定、、、、と 開業した当初は別になんとも感じなかったんだが、温泉好きになってあちこちの公衆浴場をいくつか経験した今になって なんか改めてココを再評価しても良いんではないかと思うようになったぞ。

最初入ったときは「単に海水を温めただけじゃないか?」としか思わなかったし、「安いこと以外に評価することも無し」と 正直 思っていたな。
例えばホテルやレジャースパばかりに通って「温泉はええのぅ」と語るような人にはなかなか理解されないと思うのだが、長門湯本の「恩湯」とか湯免温泉の「大衆浴場」なんかのコアな温泉ばかり足しげく通っていると 価値観がビミョーに変わると言うか 「安いから良い温泉」というより「良い温泉だから安い」という風に判断基準が変わってきたような気がするなあ。
最初は「こんなところは・・・」と思っていたものが 通いつめると病み付きになる、という点では 温泉を趣味にするということは ある意味 酒好きが「くさや」を好きになる過程と似ているのかもしれないな。「年季が入っていればいるほど 普通の人は敬遠するがマニアには喜ばれる」みたいな・・・。

あと、ココの温泉は海水成分が混じりこんでいるんで 舐めるとかなりしょっぱい。 
山口県の山陰側の名湯は 湯本温泉しかり 一の俣温泉しかり、俵山温泉なんかもそうだが、「いかにアルカリ度が高くてヌルヌルしているか」が温泉の評価としての一つの目安となるんだが、そういうこともココがあまりレジャー客に人気の出てこない理由かもしれないな。

ただ、何度も書いているが ココの湯は単なる海水ではなく ちゃんと地下を掘って湧き出した れっきとした温泉だ。 塩辛いのは海の近くだから仕方が無いとしても 普通にしょっぱいんではなくてニガリを水で薄めたような感じの塩辛さだ。

こういう温泉は石川県の和倉温泉をはじめ 海に囲まれた日本には全国あちらこちらにあるんだが、好き嫌いはあろうが わしはよく温まる温泉だと それなりに好きだったりする。
そういえば隣の萩市で観光客誘致のために最新の技術を駆使して地下深く掘り下げ 去年からようやく開業を始めた「はぎ温泉」も苦汁のきいたような味がするのだが 泉質は阿武の温泉も萩の温泉もそんなに変わらないと思うんだがな。

阿武町の温泉は 今のところこの一軒しかないんだが、この「日本海温泉・テルメ阿胡」がオープンする前は 「奈古温泉・コロンボ旅館」なる温泉宿が営業していて 同じ塩辛い温泉が存在していた事実がある。昔から井戸水に塩分が混じりこんでいて 農業などに被害を与えていた土地柄だったようだが 少なくとも「温泉がある町」としての歴史は萩温泉より長いわけだ。

「はぎ温泉」は萩のホテル業界が宿泊客を増やそうと努力して営業にこぎつけたものなんで それはそれとしてOKだとは思うのだが、立ち寄りに使うのなら わしはやっぱりこちらを薦めたいんだがなあ。
敷居が低いし、なんだかんだ言って安いからし・・・。(←結局そこか・・・)

投稿者 BARA : 2006年04月23日 00:00

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