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2005年04月02日
湯田温泉・白狐まつり
毎年 桜が咲く頃に山口市の湯田温泉では「白狐まつり」が催されるんだが、今年も4月2日・3日の2日間に渡って開催されるらしい、と言う情報を掴んだんで、さっそくTARO先生と二人で行ってきたぞ。
まあ パレードがあったり 餅蒔きがあったり 御神輿が出たり よさこい踊りがあったり、と 普通の祭りと違いは無いんだが、何と言っても一番のウリは「期間内に限って 旅館・ホテルの温泉を無料開放している」ということだろうな。
「湯田温泉」は歴史も古く、「白狐が発見した湯」として親しまれている 山口県では一番開発されている温泉なんだが、火山の無い県内にあって唯一、源泉が42度を超える高温泉(源泉72度)なのだ。 しっとり肌にまとわり付くようなアルカリ泉で わしも「温泉の森」とか「亀の湯」なんかには入ったことがあるんだが ホテルや旅館の温泉はどれもこれも入浴料金が高めの設定で 地元民はなかなか泊まりに来る機会もないし 少し敷居が高い温泉、というイメージがあったからな。こういう機会でもないと なかなか堪能できないわけだ・・・
2日と3日では無料開放されるホテルや旅館は多少違うんだが、今日(2日)に無料開放されたホテルや旅館は「喜良久」「かめ福」「西村屋」「松政」「プラザホテル寿」「翠山荘」「セントコア山口」「防長苑」の8つの施設だ。ただし無料開放されている時間は朝10時半から昼の2時半まで、と 制限がある。
「4時間で8つの風呂全てをコンプリートしようと思えば 気合を入れないとキツイぞっ!!」・・・と 叫ぶTARO先生。
・・・え?もしかして全部入るの? ああ、そう・・・・そんな予感はしたんだが・・・・
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1. 「ホテル 喜良久」

まず最初に入ったのはこちら。「喜良久」という名前からして老舗の旅館かな?と思ったんだが、いかにも今風のビジネスホテルだったな・・・
湯田温泉は歴史が古い割に 交通の便もよく山口観光の拠点としての役割も担っているせいか 施設は比較的どこも新しい。もちろん「松田屋ホテル」みたいに ホテルそのものが文化財みたいな扱いのものもあるんだが そういうのは庶民には敷居と言うかハードルが高すぎて縁が無いわけだ。
で、この「喜良久」は たぶん湯田温泉では中堅クラスに当たると思うが、ビジネスホテルというだけあって「かめ福」や「タナカ」なんかに比べたら かしこまるわけでもなく気楽に入れるかな?もっとも普段、立ち寄り湯をやっているかどうかは知らないけど・・・
2. 「かめ福」

ここは湯田温泉のホテルの中でも かなり大きく事業展開をしている企業で 系列にボウリング場、ビジネスホテル、ゴルフ場、立ち寄り温泉なんかもある。湯田温泉の立ち寄り湯である「温泉の森」とか「亀の湯」も この「かめ福」の系列らしいし。
で、今回無料開放されたのは 「かめ福」の敷地内にある「夢の御湯」とかいう施設。ここはオメデタイ縁起物をテーマにした「七福の湯」と 昔話をテーマにした「おとぎ話の湯」の2つがあって 今回は「おとぎ話の湯」が男湯として使われていたな。
ここは普段 立ち寄り湯として利用する場合の入浴料金は大人800円。やはり他の温泉と比べると割高感があるのは否めないが、露天、サウナ、つぼ湯、ジャグジーと設備はまあまあ。 特にわしが気に入ったのは大浴場で これは「千畳敷の湯」というネーミングでタヌキの金玉をモチーフとしたものだったな。金玉の上についているお湯の流れ口は瓢箪を模ったものだったんで少しホッとしたが・・・
あと 気が付いたんだが、湯田温泉の湯っていうのは温泉組合が一括で管理している、という話を聞いたことがあるんで 基本的にどのホテル・旅館も泉質には変わりが無いと思っていたが、やはり力関係があるのか、施設によって若干の違いがあることが判明したな。
要するに「かめ福」のような巨大な資本は湯も配分も多いのかもしれないし、衛生に気を使っているところは塩素の使用量も多いみたいだし、あとは自前の源泉を持っていたり、とかいう感じで 微妙にお湯の印象が変わってくるわけだ。
この「かめ福」に関して言えば お湯は長門湯本温泉や俵山温泉ほどではないが ヌルヌルとした、なかなか大したものだったな。施設も凝っていて面白いし これで800円は案外 妥当な値段かもしれないな・・・
3. 「松政」

ここは湯田温泉の中でも人気が高く 今日みたいな無料開放だとやっぱり人が押し寄せて芋洗い状態だったな・・・
ここの大浴場は「千人湯」という名前なんだが これは俳人・種田山頭火も通っていた湯田温泉の公衆浴場の名前をもらったものなんだそうだ。
4. 「西村屋」

種田山頭火や中原中也にゆかりのある歴史のある旅館。 実は今回入った施設の中で わしが個人的に一番気に入ったのは この「西村屋」のお湯だな。
開放された大浴場は8つの中で一番小さく 余計な設備は一切無いんだが 公衆浴場に通じる渋さがあって なかなかツウ好みだと思う。
お湯は自家源泉とのミックス泉で掛け流しらしい。アルカリ泉では珍しく飲用も可能だったが 硫黄の味がするんで慣れないと飲みにくいかもな。
5. プラザホテル寿

恐らくはビジネスユースか 名前からして結婚式なんかでの利用がメインのホテルなんだろうが ここは今回の無料温泉めぐりの施設の中では「防長苑」と並んで 人も余りいない穴場だったと思う。やっぱ普通の人は「かめ福」とか「松政」がパッと頭に浮かんでしまうものなあ・・・
塩素の匂いも余りしなかったし なによりゆっくりは入れるのがポイント高かったな。ただし 人が空いていたのは単に時間帯に因るものかもしれないし、浴槽そのものは小さいんで人が来ればあっという間に混んでしまうとは思うけど。
6. 翠山荘

入り口でなぜか「きららバンド」のドンガが愛嬌を振りまいていたが・・・来年の「山口国体」に向けてのPR活動なんだろうけど きららバンドは可愛くないのが致命的な欠点だよなあ・・・
・・・そんなことは翠山荘とは全く関係ないが、ここは施設はフツーで露天風呂はないものの、大浴場が6階の「展望風呂」ということで 露天は無いかわりに明るくて大きな窓で設計されているんで展望は一番良かったな。
7. 「セントコア山口」

比較的新しい施設だと思うが、ここは露天風呂がなかなか凝った作り方をしていて面白い雰囲気だったな。 黒い石のタイルが敷き詰められた浴槽も変わっていて特徴があると思う。
もう このあたりになると湯ダレを起こして なかなか「温泉を堪能する」というわけにはいかなくなってきたが、料金もリーズナブルらしいし施設も新しいし 割と狙い目の施設かもしれないぞ。
8. 「防長苑」

最後は「防長苑」。ここもあまりメジャーじゃないのか人も少なく、わしらが行った時には貸しきり状態だったな・・・お湯も悪くないし落ち着けるし、こういう無料開放の時にはオススメだし 穴場だと思う。
特に立派な設備があるわけじゃないが 有名どころに行って芋洗いになるよりマシだと思うし お湯だけ見ても下手にでっかいホテルよりは良い使い方をしているんじゃないかな?
・・・てなわけで ホントに4時間弱の間に8件の旅館の温泉めぐりをして体を癒してきたんだが、休まるどころか異様に疲れたのは何故かしら?
タダの温泉は もちろん言うことは無いんだが、一度くらいは雰囲気のある旅館でちゃんと食事つきで ゆっくり風呂に入ったあとはそのまま布団に直行できるような環境で癒されてみたいものじゃのぅ・・・
投稿者 BARA : 2005年04月02日 22:05
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