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October 17, 2006

反射炉って なんじゃろ?日記

反射炉ちょっと前に小耳に挟んだ話なんだが、萩の史跡である「反射炉」を世界遺産に登録しよう、という動きがあるらしいな・・・。

萩反射炉・・・「1858年(安政5)に萩藩が鋼鉄製の大砲製作のために建設した、西洋式金属溶解炉(史跡)。本体は解体され、下部が玄武岩、上部がレンガ積みの高さ11.5mの煙突だけが残る。薩摩藩や水戸藩などがあいついで建設したが、現存するのは、ここと静岡県伊豆韮山の2基のみだ。」(まるうつし by JTB

ニュースによると九州の近代化産業遺産群の保存活用を進めてきた「九州地方知事会」が、同遺産群の世界遺産登録に向けて、文化庁の推薦候補「暫定リスト」入りを目指す方針なんだそうな。
萩反射炉は萩の観光スポットのなかでもかなりマイナーな存在で、「なんで世界遺産なんだろう?」と思っていたが 九州の産業遺産リストの中にちゃっかり混ぜてもらったらしい・・・
そのリストの中のひとつ、「軍艦島」のHPによると世界遺産候補地を目指す12の仲間たちはこちら。

1.グラバー邸(長崎市)
2.軍艦島(長崎市高島)
3.小菅修船所(長崎市)
4.北渓井坑(長崎市高島)
5.八幡製鉄所(北九州)
6.万田坑(熊本荒尾市)
7.宮原坑(福岡大牟田)
8.萩反射炉(山口)
9.旧尚古集成館機械工場(鹿児島)
10.旧鹿児島紡績所技師館(鹿児島)
11.集成館2号反射炉跡(鹿児島)
12.集成館溶鉱炉跡(鹿児島)

う~ん、、、なぜ山口の史跡が「九州の近代化産業遺産」に入っているのかは不明だが、薩長同盟の名残かな? しかし12も候補があって わしが名前くらいは知っているのは地元の反射炉と軍艦島とグラバー邸、八幡製鉄所くらいか・・・
偉い学者さんたちが選んだんだから わしが思っている以上にマニアの間では評価が高いのかもしれんが、正直、「世界遺産」は無いんじゃないか?
ハッキリ言って「世界遺産に申請するには無理がある」と思っていた「石見銀山」ですら 歴史的意義から観ても これよりは数段マシに思えてしまったぞ。

確かに文化庁に目を掛けられたのは地元の誇りだと思うし これを機運に今まであまり関心を持たれなかった反射炉にスポットが当たるのは喜ばしいと思うんだが、、、、

石見銀山が暫定リストに加わった時にも思ったんだが、なんでもかんでも世界遺産に申請するのもどうかと思うし 世界に通用するネームバリューを求める前に まず国内や地元で保存活動をするとか啓蒙活動をするとかしないと 「世界をナメてる」とか「金にモノを言わせて」とか批判を受けるんじゃないのかな。国宝や国立公園を新規に増やすとか 今 考えられている世界遺産候補地にそれなりの称号を与えるような 国内向けの新しい文化財の基準を考えても良いしな。

まかり間違って世界遺産にでもなれば 世界中から「世界的な遺産を一目見よう」と、やってくる観光客も多少は現れるだろう。
ヨーロッパあたりから一日かけて飛行機ではるばる日本までやってきて 成田で国内線に乗り換えて 宇部空港からバスで山道を揺られて2時間、日本の片隅の港町にやってきて ポツンと佇む反射炉を眺めて呆然としている外人さんの姿を想像すると わしは目頭が熱くなるのを抑えきれないぞ・・・

まあ、個人的な意見を言わせて貰えば、今までに登録された日本の世界遺産は 確かにどれも素晴らしいし 胸を張って世界に誇れるものだと思うんだが、正直言ってもう「打ち止め」ということにしても良いんじゃないかな? あとはせいぜい 小笠原あたりくらいか・・・ 

前にも書いたが わしは個人的には 世界に通用する日本の文化として「秋葉原の電気街とオタク文化」を世界遺産に推薦したいんだが・・・

投稿者 BARA : October 17, 2006 11:18 PM

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